連結決算における決算期のずれ

会計・税務

最近海外子会社の決算期を統一する動きがあるようです。
日本は3月決算の企業が多いですが、海外では12月決算が多いようです。

わが国の連結会計基準では3ヶ月間の決算期のずれを容認しています。

その結果、こんな現象が起きます。

例えば、わかりやすく、日本の3月決算のアイスクリーム会社の中間決算(第2四半期決算)の場合。

日本の親会社では夏の暑い時期にたくさん売れたアイスクリームの売上高がちゃんと計上されております。4月1日~9月30日分が対象となります。

一方でアメリカにある海外子会社では1月1日~6月30日の売上高が連結決算上取り込まれます。従いまして一番売れた7~9月の売上は、第2四半期決算の連結決算には反映されてこないわけです。

これは本当はおかしいことですよね。実務上の要請によるものです。
ゆくゆくは決算期はどんどん統一されていくのではないかと思います。

すっかり寒くなってまいりました。
どうぞお体ご自愛下さい。

TANAKA

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中国の増値税とは

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引き続きマニアックではありますが、「増値税」について書きます。

中国の「増値税」は、誤解を恐れず言いますと、日本の「消費税」のようなものです。

物品の売買、加工、サービス等に対して課税されるものです。品目ごとに13%と17%と2つの税率があり、免税のものもあります。

これはいわゆる付加価値税で、日本の消費税と同じく、納税時には1年間の受取増値税と支払増値税の差額を納付することとなります。

これに泣かされてきた中国現地法人の日本人経営者はたくさんいます。
特に輸出の場合の増値税について以下少し書きたいと思います。

日本の場合は輸出の場合には消費税は0%ですが(つまりかからない)、中国の場合には増値税が輸出品に17%もかかります。その後業種にもよりますがある程度が還付されます。

中国から国外への輸出が多い会社は、増値税の輸出還付の遅れに要注意です。還付請求が遅れてしまった場合には返ってきません。これは結構なダメージとなりますのでお気をつけ下さい。

TANAKA

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10月から健康保険・厚生年金保険の金額が変わっている方がいます

健康保険・厚生年金保険は、「標準報酬月額」をもとにして保険料額・保険給付金等が決定されます。
毎年4月~6月の3ヶ月の給与等の平均をもとに9月からの1年間の「標準報酬月額」を算定しています。

この「標準報酬制」。これは、給与等の平均額を9万8千円~62万円の30等級に区分した表に当てはめて「標準報酬月額」を決定し、これに保険料率や掛金率をかけて保険料・掛金を算出するものです。

実は、この計算。通勤手当なども対象になっていて、遠距離通勤の人は保険料があがってしまうというネックがあるんです。

この10月納入分(9月分)から保険料・掛金が変更されている人がいましたら、
この期間での収入に変動があったということですね。
ゴールデンウィークを長めにとったり等、上手に調整できれば保険料を抑えることができそうですね。

TANAKA

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逓増定期保険の改正

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少し前のことになりますが、税制改正で国税庁は平成20年2月28日に通達を出し、いわゆる逓増定期保険は、今後は「全額損金扱い」から「2分の1損金(2分の1は資産計上)」へ処理が変更となるとのことです。

※平成20年2月27日以前に契約した分については全額損金扱いのままとなります。

もう、保険会社もあまり販売はしていないとのことですが、これから逓増定期保険に新規加入の方は十分に注意して保険の加入を検討して下さい。

我々汐留パートナーズ会計事務所のスタッフも、保険についても十分な知識を身につけ、改正に適宜対応し、クライアント様へのサービスのご提供をしてまいります。

TANAKA

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欠損金の繰越控除

会計・税務

おはようございます。
今日はすがすがしい一日になりそうな予感です。

今日は「欠損金の繰越控除」について誤解を恐れず簡単にお伝えしたいと思います。

青色申告の届出をしている会社は、当期が赤字となり欠損が発生した場合には、その翌年度の所得金額の計算上、損金の額に算入(繰越控除)することができます。

簡単な例で示しますと、

第1期が欠損 1000
第2期が繰越欠損金控除前課税所得 600
第3期が繰越欠損金控除前課税所得 700

この場合、第1期目は、法人税は発生しません。
第2期目は、前年度の繰越欠損金1000のうち600を課税所得から引いて、法人税は発生しません。
第3期目は、前年度600使ったので残っている400の繰越欠損金を課税所得から引いて、700-400に対して、法人税が課されます。

こうしてみると、会社設立当初の赤字は、それ以後の期において、税金を減らす効果をもたらすということがわかります。

一方で、最初に利益がでてしまい、その後赤字となってしまった場合には、残念なことに最初に払った税金は原則として返してもらえません。

ということは、節税を第1目的に考えるのでしたら、先に赤字を出したほうがいいということですね。

TANAKA

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工事進行基準セミナー

会計・税務

みなさん、こんにちは。台風が近づいていますね。

今週水曜日に弊社代表が札幌で建設業の会社様向けに、1時間のセミナーを行ってまいりました。テーマは、

『建設業を取り巻く環境と工事進行基準の概要~工事進行基準の戦略的活用術~』

というものでした。

平成22年3月期より、工事契約に関する会計基準が適用され、従来とは変わり工事進行基準が原則となり、例外が工事完成基準という位置づけとなりました。これも国際会計基準への歩み寄りによるものです。

工事進行基準の適用範囲が拡大されたことにより、従来は工事進行基準の適用がなかった会社にもこの影響は及びます。一方で、工事進行基準を適用するためには事務負担が増加するという問題がありますが、これを前向きに捉え、内部管理体制を整え、経営改革へつなげていこうというご提案をさせていただきました。

会計をひとつのきっかけに、経営改革ができたら、これは私ども会計人にはうれしいことです。景気はどん底ですが、勝ち残っていきましょう。

TANAKA

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公認会計士論文式試験近づく。

会計・税務

8月22日、23日及び24日に平成20年公認会計士試験論文式試験があります。

夏に試験がありますと、夏の楽しいイベントが嫌にになるときもありますよね。
今年は北京オリンピックもやっていますしね。

税理士試験、会計士試験、司法試験、不動産鑑定士試験などなど、なぜ文系難関資格は夏に試験が集中するのでしょうね。

TANAKA

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会計人の転職時期

会計・税務

今日は、会計人の転職時期について、話そうと思います。

会計事務所や大手税理士法人の一番就職活動が盛り上がる時期は、実は、今なんです!

税理士試験を終えた受験生たちが、こぞって職を探し出す時期なんです!今週、来週は全国各地で会計系の合同就職説明会のピークなんではないでしょうか?

レベルの高い会計事務所や税理士法人は、税理士試験2科目又は3科目所持していないと面接の資格すらありません。

転職を考えている税理士受験生の転職パターンは以下のものが多いと思われます。
 12月:面接資格の科目数を合格する
→8月:次の科目を受験する
→8月:試験後すぐに面接、入社
→1年あるので、仕事を慣れて、次の試験に向けて対策が打てる。

税理士試験受験生も、そうでない人も、会計人の方は、他事務所がどんな募集をしているのか注目してみてください。

TANAKA

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税理士試験初日

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税理士試験1日目が終了しましたね。
受験された皆様お疲れ様でした。

それにしても、すごい嵐でしたね。
試験会場に嵐が響き渡るし、雷音・稲光が激しく光って席によっては、集中しづらい方もいたんじゃないでしょうか?
昨年と同様に立教大学で受験したのですが、試験会場に入れるのは、30分前から。その間、廊下にいなければならないのですが、その空間の蒸し暑さは地獄です・・・会場外で配られているうちわがないと耐えられないくらいなんです。

私も今年は財務諸表論と消費税法の受験をしてきました。
今週末には、専門学校の回答速報や、予想合格ライン等も発表されるので、その結果を楽しみにしています。

発表日は12月12日。待つ日にちは、4ヶ月と7日間。
その日を楽しみに待っています。

TANAKA

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税理士試験まであと2日

会計・税務

いよいよ次の火曜日(5日)から税理士試験ですね。汐留パートナーズ会計事務所のメンバーも受験するので、今最後の追い上げです。業界の皆さん、きっと今頃勉強中ですね。

試験は水物ですからね。どんなにできるる人でも受からないことってありますよね。本番に弱いとか・・・とにかくっ体調管理だけ最後しっかりして臨みたいところです。

スタッフも、税理士試験だけでなく、日商簿記試験やファイナンシャルプランナーなど、各々いろいろな資格に挑戦中です!

TANAKA

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