IPOと反社会勢力・反市場勢力とは?

ビジネスの話

反社会勢力と聞いて私たち日本人がまず真っ先に思い浮かべるのは暴力団ではないでしょうか。テレビのニュースなどでもそのように取り上げられていますから、実際に暴力団のようなものという認識で間違いありません。

反社会勢力は当然IPOの場であっても、排除されるべきものです。特に上場をする際には反社チェックと言われる、上場申告企業が反社会勢力と関わりがあるかどうか、または経営にまで反社会勢力の影響力が及んでいないかということを調べられます。

当然、反社会勢力が介入している企業は上場することはできません。戦後などでは様々な分野で暴力団の影があったようですが、反社会勢力の悪影響などを考えて、社会全体が排除の動きを見せているので、IPOでも排除されるのは当然だと言えます。

そのような反社会勢力とは別に、ある時期からIPOでささやかれてきた勢力があります。それは反市場勢力というものです。IPOに詳しくない人達にとってはかなり聞きなれない言葉だと思います。

反市場勢力の簡単な概要としては、その名の通り市場での取引などを正常ではないようにしてしまうような勢力、ということになります。例えば、インサイダー取引が発覚したような企業は、反市場勢力に入ります。インサイダー取引は間違いなく、正常な市場では行ってはならない取引ですから、反市場勢力と見なされても仕方ありません。

また、このような反市場勢力は、金融庁によってリストアップされています。いわゆる株式市場におけるブラックリストです。もしも反市場勢力としてリストアップされた企業、または投資家個人は、上場企業の取引に係わることができないようにしていますし、未上場企業などが上場申請をした際に、そのような人が株主名簿にあれば、上場審査に通らない可能性が極めて高くなります。

「ハンシャ」とよくいいますが、これは「反社会的勢力等」です。この等には「反市場勢力」が含まれるということですね。無知だからといって済すまされることではありませんので、よく学んでいく必要がありますね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る