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RSM汐留パートナーズで仮想通貨取引所の口座を開設

今月、RSM汐留パートナーズ株式会社で2つの仮想通貨取引所口座を開設しました。

①Coincheck 
URL:https://coincheck.com/ja/exchange

②Zaif 
URL:https://zaif.jp/account

以下のような使い分けを行うことを想定しています。

①Coincheck
BTCとオルトコイン用(NEM除く)
補償額の100万円を上限に運用

②Zaif
NEMと各種トークン用
10月に世界的に注目されているICO「COMSA」が控えておりこれに参加したというのは話のタネになりそう。

そしてCoincheckは取り扱い仮想通貨が増えていく気がするので、種々の通貨に対応(特にイーサリアム・リップル)できるようにこちらも外せないかなと思いました。この点でビットフライヤーも開設しようか悩みましたがいったん開設するのをやめました。

ZaifはCOMSAで今後トークンビジネスが加速していくと思われますのでそれを肌で感じるためにも外せない取引所というように考えました。
トークンエコノミー 詳しくはこちら

なお、Zaifの運営会社であるテックビューロについてはそれまでは少しレピュテーションに疑問があったのですが、ジャフコが出資を決めたとのニュースがタイムリーでありました。金額も15億。そして風評被害のあったZaifに対してジャフコが以下のような異例のコメントを出していました。

ジャフコ取締役社長の豊貴 伸一は、「テックビューロは、驚くほど多くの風評被害を受けていました。JAFCOはあらゆる検証を行った結果、それらの風評が事実無根であることを確認しました。同社が保有するICOソリューション、ビットコイン取引所、ブロックチェーン製品は、デジタル革命を確実に加速し、実感させる卓越したテクノロジーであると確信しています。」と述べています。

風評被害の件ですが、NEMの開発を巡っていちゃもんを付けられた過去があったようなのですが、それが風評被害被害であったという事実が確定しています。改めてそれのことを指しているのか、あるいはそれ以外の風評(ネットで検索すると出てくる)との関与を指しているのかわかりませんが、VCがこのような声明を出すのは珍しいと思います。

とりあえず、BTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)とXEM(ネム)を取得しました。とりあえず取得してすぐ上昇傾向ですが、乱高下しますし短期的というよりは中長期的に保有しているのでそこはあまり関心がありません。

ちょうど個人の税務だけでなく法人の仮想通貨の会計基準も準備中です。企業会計基準委員会(ASBJ)は仮想通貨の会計基準の検討をしています。これから業界団体へヒアリングなどを実施して、仮想通貨の時価の算定方法、減損の処理方法、貸借対照表上の表示区分及び表示科目などについての議論を行うようです。

仮想通貨は、法定通貨には該当せず(資金決済法第 2 条第 5 項第 1 号)、それ自体が権利を表章するものではないため有価証券にも該当しないため、一刻も早く仮想通貨に係る会計上の取扱いの明確化が求められているため、2018年11月には公開草案を公表することを目指しています。

RSM汐留パートナーズは12月決算なので、自社の決算において上記仮想通貨に係る会計上の取扱いのルールに従って会計処理を行ってみたいと思います。

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)
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