CSR
2011.04.27 起業・経営
こんにちは、アカマツです。
どうしても震災の話になってしまいますが、私が今回感じたことを書かせてもらいます。
ご存じの方も多いと思いますが、CSRという言葉があります。
Corporate Social Responsibilityの略で、訳して「企業の社会的責任」とよく言われます。諸説がありますが、簡単に言いますと、一般的に企業は利益を追求していくものですが、企業の価値は単に利益のみによって計れるものではなく、地域や社会にも貢献することにより企業の社会的業績を高めていくように行動するという考えです。
今回の東日本大震災により、CSRに積極的な会社では、例えば、パナソニックでは義援金3億円、支援物資(ラジオ1万台、懐中電灯1万個、乾電池50万個)を寄付、ソニーでは義援金のほかラジオ3万台の寄贈を発表したりしました。
なにもお金をかけなくてもよくて、オリエンタルランドでは、東京ディズニーシーの施設の水を近隣の小中学校のトイレ用水として使用すると発表しています。他にも、社員の中にボランティアを申し出て、被災地域に行く人のために「ボランティア休暇」制度を構築して支援する企業もあります。
さて、今は長期にわたる大きな問題として電力の大幅な供給不足が懸念されています。
企業として、自主的に節電を心がけること、それもCSRだと思います。電化製品量販店や飲食店、コンビニ等で積極的に節電を行っている姿には大変共感を覚えます。できることから始め、個々としては小さくても、集まれば大きくなります。企業が積極的に見本を見せれば、個人にも拡がっていきます。
ぜひ、よいプラスの波及効果を生み出せるようにしたいですね。