様々な業種の日本企業が、ハワイに進出しています。今回はハワイに進出してる大手クリーニング店、大手持ち帰り寿司店、大手携帯電話会社の3社をご紹介します。
1.白洋舎
白洋舎は東京都大田区に本社を置く、日本のクリーニング業界では最大手の企業です。日本で最初にドライクリーニングをはじめ、いまではクリーニング事業だけでなく、ユニフォームやタオルなどのレンタル事業、自宅やオフィスのクリーンサービスも行っています。
チェーン店以前の白洋舎が誕生したのは、1906年(明治39年)のことで、日本橋呉服町に店舗がありました。いまの白洋舎が設立されたのは1920年のことです。現在では全国に800店舗以上を展開しており、海外ではハワイと香港に支店があります。
白洋舎がハワイに進出したのは1970年のことでした。ハワイではHakuyosha Clean Livingという社名です。ハワイのオアフ島を中心として、2016年現在は14店舗を営業しています。ハワイでも白洋舎のサービスが好評で店舗を拡大してきました。
2.小僧寿し
小僧寿しは東京都中央区築地に本社を置く、持ち帰り用の寿司・弁当の製造・販売の企業です。小僧寿しの前身となったのは1964年から営業していた「スーパー寿司・鮨桝」という店です。現在の小僧寿しとなったのは、1972年からのことでした。
2015年現在で日本国内には直営店が98店舗、フランチャイズ店が189店舗、ほか茶月や麺屋黒琥を含めて300店以上を経営しています。海外では2003年にKOZO SUSHI AMERICA, INC.を設立し、ハワイの各地に店舗を出店しています。日本と同様に各種寿司と弁当を販売して現地で人気を得て、2016年現在は17店舗まで増加しています。
3.NTTドコモ
NTTドコモは、発足当初は「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」として、1991年にNTTから独立して設立された子会社でした。東京千代田区の山王パークタワーに本社があります。携帯電話の契約台数は2016年に7000万件を超え、国内携帯電話シェアの4割以上を占めています。ドコモショップは国内に2,400店以上も展開していて、海外の32の国と地域には、ワールドカウンター、サポートデスクを置いています。
ハワイではオアフ島のワイキキ・ショッピング・プラザ、地下1Fのトラベルプラザに、ワールドカウンターハワイがあります。 ここでハワイでの携帯電話の利用方法と操作説明を受けることができたり、無料充電サービスも可能となります。また、ドコモの充電器無料貸出サービスは、近くのH.I.SやJTBのハワイ支店でも行うことができます。
このようにハワイには日本の企業が数多く進出し、日本人の現地での活躍や、日本人向けのサービスがたくさんあるのはうれしいことです。