ハワイ唯一の日本語日刊新聞である『ハワイ報知』について
本日は、ハワイ唯一の日本語日刊新聞であるハワイ報知についてご紹介いたします。
1.ハワイ報知とは
ハワイ報知はハワイ報知社の発行するアメリカの邦字新聞です。ハワイ報知は1912年12月に故牧野金三郎氏によってハワイ州ホノルルで創刊され、今日ではハワイ唯一の日本語日刊新聞としておなじみの新聞となりました。火曜日から土曜日まで朝刊紙としてハワイの政治経済社会のニュースやメインランドの情報などの記事が掲載され、各種コミュニティーの取材活動や広告の掲載の募集なども行われています。
ハワイ報知は日系移民の人権の擁護と人種の垣根を越えた平和構築を目的に、紙面での言論活動が展開されてきましたが、日系3世や4世の時代となると苦難の時代を迎え、廃刊の危機を何度も迎えました。
その後ハワイ報知は1960年代から静岡新聞社の故大石光之助氏の援助を得て、1961年に静岡新聞SBSグループのメンバーとなりました。以来新聞の発行業務を継続し、今日では日本国外では最も歴史のある日本語日刊新聞の一つとなっています。
2.地域コミュニティーへの貢献をめざすハワイ報知
2013年に創刊100周年を迎え、地域コミュニティーへの貢献という功績が認められ、州議会と市議会から表彰状が授与されました。このことは同年の2月25日付の静岡新聞朝刊でも取り上げられました。
また、昨年の10月1日のニュースでは、11月の選挙で再選を目指すカーク・コールドウェル市長と、挑戦者の元連邦下院議員のチャールズ・デジュー氏が、先月のハワイ商工会議所主催の公開討論会で交わした議論に関するニュースが紹介されました。
アメリカハワイ州にあるハワイ報知社が発行する同州で唯一の日本語日刊新聞、ハワイ報知は、ハワイにおける日系移民とともに歩んできた歴史のある新聞として今後も地域密着で美しく読みやすい高品質の情報を多くの人々に提供していくでしょう。
3.ハワイ報知を発行しているハワイ報知社とは
ハワイ報知を発行しているハワイ報知社はハワイ報知だけでなく、英字紙「Hawaii Herald」も発行し、各種印刷の他、イベントなども開催している新聞社です。「Hawaii Herald」は、1969年日系3世や4世の世代を対象とする、日系社会の情報やニュースが掲載された英字新聞です。月2回発行され、ハワイ報知のニュースの英語要約版ともいえ、ハワイ在住日系人だけでなく、多くのローカルの人々に対して幅広い情報提供を行っています。
ハワイ報知社は、この他、コミュニティー紙の発行をはじめ約40タイトルの受託印刷サービスなどが行われ、日本経済新聞や朝日新聞、読売新聞の印刷なども受託しています。
もしハワイ会社設立やハワイ進出でお困りのことがございましたら“お問い合わせ”よりどうぞお気軽にご相談下さい。また、お電話の場合は03-6228-5505までお願い致します(平日9:00~21:00)。汐留パートナーズグループのハワイビジネスに精通したコンサルタントからご連絡をさせていただきます。
