First Hawaiian Bank(ファースト・ハワイアン・バンク)での銀行口座開設のお手伝いをさせていただきました。ご参考まで、ご紹介です。恐らくこれらの内容は一般的なので、他のハワイの銀行でも同じだと考えられます。
1.First Hawaiian Bankで口座開設ができない事業
以下のようなビジネスを営む会社については、First Hawaiian Bankでは銀行口座が開設できないとのことです。英語を日本語に翻訳すると意味が変わってくる可能性がありますので、英文でもご紹介させていただきます。
・Companies that manufacture or sell cash operated gaming machines
(スロットマシンゲーム機のような製品の製造・販売に関する事業を行う会社)
*Any type of gambling operation game rooms pay our cash such as Pachinko or Online Gaming operations
(パチンコやオンラインギャンブルのようなギャンブルに関する事業については開設ができない)
・Mail Order Business
(通信販売に関する事業)
・Marijuana related business
(大麻・マリファナに関連する事業)
・Online Payday Loan lenders
(ペイデイローンに関するオンライン事業)
*アメリカの消費者金融等が借主の給料を担保に提供する短期の小口ローンサービスのことです。年利換算で数百%にもなるとても高金利での貸し付けを言います。
・Online and Internet Shopping Store businesses (Ebay, Amazon, online store only website businesses)
(オンラインでのインターネットショッピングビジネス、EbayやAmazonなどを用いてウェブだけで事業を行う場合)
・Telemarketing Companies
(テレマーケティング(電話による商品販売法)を事業とする会社)
・Telephone Order Businesses.
(電話受注サービス(これも通信販売であると考えられます))
2.口座開設の対応
上記を踏まえますとハワイの銀行での法人銀行口座も以前よりはとても難しくなってきている印象です。ハワイビジネスをお考えの方がいらっしゃいましたら、銀行口座開設を視野に入れた上でのビジネスプランニングも必要になってまいります。
3.ウェルネス・マネジメントサービス
First Hawaiian Bankでは、過去の取引内容にもよりますが25万USD以上の運用資産を預け入れる個人・法人を対象に、プライベートバンキングサポートを行っています。豊富な商品やサービスの中からプライベートバンカーが親身に相談にのってくれまして、投資プランを作成してくれます。
ハワイでは原則としてドル資産の運用となりますので、日本では見かけないユニークな投資商品もございます。また、ハワイに不動産をお持ちの方に相続が発生した場合や、共有名義や信託となっているような複雑なケースについてもサポートが可能です。私達汐留パートナーズもFirst Hawaiian Bankとハワイ州の弁護士等の豊富な経験・ノウハウを共有させていただき、これからもお客様のご支援を行ってまいります。