ハワイのデビットカード・クレジットカードについて[法人&個人]

ハワイで日本居住者はデビットカードやクレジットカードを作ることはできるのかというご質問をよく頂きます。本日はハワイの銀行でのデビットカード・クレジットカードについて解説します。

1.クレジットカードとデビットカードの違い

ここでは銀行系クレジットカードとして、銀行がクレジットカードを発行しているという前提でお話を致します。デビットカードとクレジットカードの最も大きな違いは、「瞬時に銀行口座の残高が引き去られるか、否か」です。 これについて銀行側の立場になってもう少し詳しく考えてみますと、デビットカードの利用の場合、銀行は即座に利用者の銀行口座の残高から利用金額を回収するので、そもそも回収リスクを負っておりません。これは現金決済とほとんど同じです。 一方でクレジットカードの場合、1ヶ月の利用分を決められた締め・支払いのサイクルで利用者に請求し回収するので、その際に残高がなければ債権の回収ができなくなるので、銀行側では回収リスクを抱えます。

2.クレジットカードとデビットカードの利用者側のメリットとデメリット

両者の違いについては皆様ご存知かとは思いますが、簡単にご紹介です。

①デビットカード

【メリット】
・使いすぎないこと
・手数料がかかるものはほとんどないこと
【デメリット】
・ポイントがあまり貯まらないこと
・支払いが即時なので口座残高がないと使えないこと
・分割払いはできないこと

②クレジットカード

【メリット】
・ポイントが多く貯まるものもあること
・支払いが後払いでいいこと
・分割払いもできること
【デメリット】
・ついつい使いすぎてしまうこと
・手数料がかかるものがあること(ただしポイント還元でカバーできるものがほとんど) やはりクレジットカードの方がメリットが大きいですね。したがって皆様、ハワイの銀行で「なるべくクレジットカードを発行してもらいたい!」とお考えになるかと思います。

3.個人のデビットカード・クレジットカード

credit-debit

以上を踏まえますと、クレジットカードは魅力的ですが、やはりデビットカードよりは審査基準が厳しいことがわかります。特に非居住者の場合には条件等が厳格です。以下、ハワイの銀行で日本居住者(ハワイ非居住者)が個人でデビットカードやクレジットカードを申請できるのかご紹介します。

①デビットカード

個人のデビットカードについては銀行口座を開設できたのでしたら、問題なく発行してもらうことができます。キャッシュカードの機能ももちろんついています。1つ驚いたこととして、バンク・オブ・ハワイのデビットカードは残高がなくても利用できてしまいます。残高がないのに利用した場合にチャージされる手数料が結構高く(確か25USD前後)、また、その後すぐに入金しないと毎週のように10USD程度のチャージがかってきます。そして、残高がマイナスになりしばらくしたらClose・・・。したがって、しっかりと残高を把握した上で利用しなければならないということになります。ハワイの銀行からお知らせが郵送されてきても、タイムラグが結構あります。気づいたら結構時間が経っていた・・・なんてことも。私は個人的には、「残高がなかったら利用できなかったら安心なのにな」と思った次第です。

②クレジットカード

クレジットカードについては個人の米国でのクレジットヒストリー(Credit history)がないと発行してもらうことはできません。クレジットヒストリーは米国における個人の利用と返済の履歴であり、どのくらいの金額を利用したのか、どのくらいの金額を滞りなく返済しているのかという記録です。最低でも1年程度のクレジットヒストリーが必要だといわれています。デビットカードをたくさん使用して支払いをしてもクレジットヒストリー(返済に関する履歴)はつきません。このクレジットヒストリーとは、クレジットカードをつくる上で、大事な要素となります。日本では学生でも小額の決済金額のクレジットカードを保有できますが、米国では非常に難しくなっています。 では、どうすればクレジットヒストリーを蓄積できるのでしょうか?残念ながら日本国内での利用と返済の優れた履歴も米国では全く評価されません。一番良い方法としては、銀行が発行しているセキュアカードと呼ばれるカードを発行してもらい、一定金額を担保として預け入れ、その金額の範囲内でクレジット利用をするという形を一定期間(例えば1年間)取る必要があります。 このクレジットヒストリーを蓄積することで良いクレジットスコアを手にし、クレジットカードを手にするという流れになります。クレジットスコアがよければ、米国内での賃貸契約や融資契約などもスムーズに進むこととなります。したがって、銀行発行のセキュアカードにより実績を積み重ねてから申請をするという流れになります。

4.法人のデビットカード・クレジットカード

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①デビットカード

法人のデビットカードについては銀行口座を開設できたのでしたら、問題なく発行してもらうことができます。キャッシュカードの機能ももちろんついています。前述の通り残高がなくても利用できてしまうため、残高の管理は非常に重要です。

②クレジットカード

法人のクレジットカードについては、代表者(President)等のクレジットヒストリーが審査されます。したがいまして、米国でのクレジットヒストリーがない限りは前述の通り、まずはクレジットヒストリーの蓄積をしクレジットスコアを高くする必要があります。

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