創業融資実現までのスケジュール~日本政策金融公庫の場合~

1.創業融資のスケジュール

創業融資を申し込み、無事に融資が実行されるまでどれくらいの日数がかかるのでしょうか?スケジュールによっては設備投資のスタートを遅らせなければならないことや、売上発生の時期が遅れることもあるかもしれません。もちろん融資のスケジュールにはケースごとに差がありますが、今回は創業融資を取り扱っている日本政策金融公庫と制度融資のうち、日本政策金融公庫の一般的な創業融資スケジュールについてご説明します。

2.日本政策金融公庫

日本政策金融公庫では事業を始めるときに利用できる融資として以下の融資があります。

① 新規開業資金
② 女性、若者/シニア起業家支援資金
③ 再チャレンジ支援融資(再挑戦支援資金)

ここで①新規開業資金、②女性、若者/シニア起業家支援資金を例にスケジュールを見てみましょう。

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申込書類の準備が整っていれば、およそ1ヵ月前後で完了します。しかし、申込書類は以下の通りとなっており、創業計画書などは初めて書かれる方は少し時間がかかることもあります。また、担保を希望される場合は不動産の登記簿謄本(または登記事項証明書)が必要ですし、創業する予定の業種が生活衛生関係の方は、都道府県知事の「推せん書」(借入申込金額が500万円以下の場合は不要)または生活衛生同業組合の「振興事業に係る資金証明書」が必要となります。

申込書の様式などはネットでダウンロードすることも可能で、申込書についてはホームページでも受け付けてくれますが、ホームページで申し込みをした場合でも申込書以外の書類は後日別途提出となります。また、日本政策金融公庫に借り入れを申し込むときには、創業するのが法人の場合は本店所在地の近くの支店、個人の場合は創業予定地の近くの支店となりますので、まずは自分が利用することになる支店の場所や雰囲気に慣れておくためにも、実際に支店に足を運んで必要書類をもらってくるのも良いかもしれません。

(申込書類)
・借入申込書
・創業計画書
・設備資金の申込の場合は見積書
・法人の場合は履歴事項全部証明書(または登記簿謄本)
・資金繰り表

3.1ヵ月よりも長くかかるケースは?

上記でご説明した通り、日本政策金融公庫で創業融資を受ける場合およそ1ヵ月前後で融資が完了します。しかし、中には1ヵ月以上かかってしまうケースがあります。まずは提出した書類の不備などで融資が遅れる場合です。さきほど日本政策金融公庫のホームページで申し込みをした場合でも添付書類は窓口に提出することになると触れましたが、提出時にその場で書類の確認などはなく、一旦受け付けが済んでから不備があった場合には後日担当者から連絡があります。また、面談後に追加書類を求められることもあり、こうした場合には実際に借入するまでに時間がかかります。

また、2.③再チャレンジ支援融資(再挑戦支援資金)のように過去に事業を失敗した経験がある方は初めて融資を受ける方に比べ、審査時間がややかかる傾向にあります。他にも指定された面談日に予定が入っていて再調整となることや、融資申込が集中していれば担当者の対応が追い付かず、時間がかかることも考えられます。1ヵ月前後というのはあくまでも目安としてとらえ、余裕を持って申し込むことをお勧めします。

4.おわりに

上記でご説明した日本政策金融公庫のスケジュールはごく一般的なもので、実際は一人ひとり内容や事情は異なり、用意すべき書類も異なってきます。また、申込みをした後には担当者との面談が待っています。実際はその面談で事業内容を詳しく説明し、創業融資を受ける価値があると担当者に納得してもらわなければなりません。

創業融資の可否を決めるのは担当者ですから、もちろん事業内容だけではなく、その事業の将来性や収益性なども厳しくチェックされます。創業計画書の内容や面談時の説明の仕方によって融資実行の可否が大きく変わります。創業計画書の策定方法や面談時のノウハウ、また会計・税務の観点も含めた多角的な相談をされたい方はぜひ弊社までお問い合わせください。

 

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