金利ってどれくらい支払うの?

1. 金利について

 昨今は低金利が目立ち、創業融資に限らず融資を受ける側にとっては有利な状況が続いています。融資を受ける上で利息は当然低い方が有利ですが、では低金利で融資を受けるためにはどうすれば良いか、まずは金利の上下を決める要素についてご紹介します。

① 固定金利と変動金利

interest-rate

 政府系金融機関や制度融資の場合には圧倒的に固定金利が多いのですが、商品によっては固定と変動を選べることもあります。返済期間中の金利が変わらない固定金利は、変動金利に比べて0.2~2ポイントほど高く設定されているのが普通であり、一見不利に見えがちです。しかし、金利は市場の相場だけでなく日本銀行が政策的に決定しますので、今現在の金利が低いからと言って安易に変動金利を選ぶのは危険です。変動金利は博打だと割り切って考えましょう。

② 担保の有無

 当然、土地など担保があるほうが融資先の信用は上がり、金利は低くなります。しかし、最近は日本政策金融公庫の「新創業融資制度」のように無担保・無保証人でも2パーセント代と低金利の商品も見受けられますので、担保についてはあったほうが有利、という程度の認識で良いです。

③ 企業の体力・銀行の種類

 融資先は融資残高×金利による利息を儲けとしていますので、返済力がない、つまり企業の体力がない場合にはリスクを避けようと金利は高く設定されます。また、スケールが小さい銀行のほうが、万が一返済が滞った場合に受けるリスクがより高くなりますので、やはり金利も高くなる傾向にあります。

④ 交渉力

 一番重要なのはこの交渉力かもしれません。商品ごとに金利の幅はある程度決まっていますが、あとは内容次第というところがほとんどです。特に創業融資の場合、参考にすべき業績が無い状態ですから、今までの経験や事業の見通しなどを上手くアピールし、信用を得ることが重要です。金融機関に提示する創業計画書を含め、入念な下準備はもちろんのこと、専門家のコンサルティングを受けるのも一つの手です。

2. 返済シュミレーション

 現在の融資の金利相場は0.9~3.5パーセントと言われています。では実際に例題を使って、融資を受けたときの利息の総額を計算してみましょう。0.9パーセント、2パーセント、3.5パーセントそれぞれで計算してみます。

■融資額 18,000,000円 ■返済期間 10年(150,000/月)

○○年1月 ○○年2月 ○○年3月 ○○年4月 ○○年5月 ○○年6月 ・・・ 10年総額
元本 18,000,000 17,850,000 17,700,000 17,550,000 17,400,000 17,250,000 ・・・
利息0.9% 13,500 13,388 13,275 13,163 13,050 12,938 ・・・ 816,750
利息2.0% 30,000 29,750 29,500 29,250 29,000 28,750 ・・・ 1,815,000
利息3.5% 52,500 52,063 51,625 51,188 50,750 50,313 ・・・ 3,176,250

 この例題では、毎月の返済額である15万円にプラスして上記表の利息を返済することになります。表を見れば一目瞭然ですが、例えば利息3.5パーセントの場合、最初の半年は毎月の返済額の1/3以上の利息を払うことになり、10年の利息総額だと実に元本の1/6に相当する利息を払っていることが分かります。相場の平均である利息2.0パーセントにしても、10年の利息総額は元本の1/10相当となっています。もちろん、返済期間が10年より長くなれば利息も長く支払うことになり、支払総額もさらに大きくなります。

3. おわりに

 金利は借りる側がいくら低金利を希望したとしても、最終的に決定するのは貸す側である金融機関であり、またそもそも景気や政策に左右されるものでもあるため、思う通りにはいかないかもしれません。しかし、先に述べたように決められた枠の中でも幅を持たせていますので、交渉次第でなるべく低金利に設定することは可能です。

 元本の返済だけではなく利息の支払にも焦点を当て、なるべく有利な条件で借入ができるよう、準備されるとよいでしょう。弊社では融資の担当者がお客様一人ひとりの状況に合わせて総合的にサポートさせて頂いております。金利についてはもちろん、創業融資全般のご質問や会社の設立についてもお任せ頂けます。創業融資のご相談は無料でお受けしておりますので、ぜひご利用ください。

 

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