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代表司法書士・相続診断士 石川宗徳の 所長ブログ&コラム

手話で法律25 港区手話サークル麦の会 講演 (字幕付き)

手話で法律動画 第25段

汐留司法書士事務所の桂誠九司法書士による手話動画(字幕付き)です。

前回の手話動画でお伝えさせていただいたとおり、2018年6月21日に「(東京都)港区手話サークル麦の会」で講演をさせていただきました。

今回は、その講演の様子を約9分の動画にまとめました。

講演の内容や雰囲気を、是非ご覧ください。

手話による講演のご依頼も承っておりますので、ご興味のある方は≫こちらのお問い合わせページからご連絡いただけますと幸いです。

手話で法律25 港区手話サークル麦の会 講演 (字幕付き)

 

 

字幕全文

ありがとうございます。

初めまして。桂といいます。健聴者です。
今年の2月に手話動画を初めて、耳の聞こえない方が相談にいらしています。
今日は、相談者がどのような悩みで相談にいらしているかを、簡単にお話ししたいと考えています。
麦の会は初めて入ったサークルなので、ここで講演ができるのがとても嬉しいです。
今日はよろしくお願い致します。

簡単な自己紹介ですが、私は平成2年生まれの27才です。
同い年くらいの方はいらっしゃいますか?
お一人もいらっしゃいませんか??
お一人いるようですね!
皆さん、私より年上という事で、緊張しますが頑張ります。

司法書士の試験は、平成25年に合格しました。
私が23才の時です。
仕事は今年で5年目になります。
手話の勉強は平成27年に始めましたので、今年で大体3年になります。

私の手話の勉強方法は、手話サークルやろう者大会に参加することです。
手話講座等もありますが、仕事が忙しく時間が合いません。
参加しようとしてもすでに講座が終わっています。
なので、飲み会や交流会に参加する事が多いです。
飲み会の席等で勉強に行くと、耳の聞こえない方から、法律が分かりにくい、文章も読みにくい、と言われることがあります。
そこで、私は法律を専門にしておりますので、動画等を作ってみようと思いました。
今は、ネットを使い動画を広める事ができ、皆様のお手伝いができると思ったのが、動画を作り始めたきっかけです。

手話の勉強に行くと、司法書士の仕事内容は何?とよく聞かれます。
知っている方はいらっしゃいますか?
あまりいないようですね。
弁護士はどうでしょうか?
何名かいらっしゃいますね。
それでは、税理士はどうでしょうか?
こちらも何名かいらっしゃいますね。
でも、司法書士を知っている方や、その仕事内容が分かる方は少ないようです。
なので、現在は司法書士の仕事内容を説明する動画を作っています。
1~2カ月後に公開する予定なので、少々お待ちくださいませ。

今年の耳の日には、無料法律相談のチラシも配りました。
ご覧になりましたか?
何名かいらっしゃいますね。
配ったのは去年からなので今年で2回目めです。
来年も配りたいなと考えております。

他にも、どんな相談ができますか?という質問もされます。
この質問についても、現在動画を作っています。
今日は、一番質問が多い3つ目、これはよく聞かれます。
相続関係です。
ある方が亡くなり、お金や借金を承継するには、手続きが多く教えて欲しいと言われます。
これについても動画を作っていますが、今日は、職場に相談にいらした方の、その相談内容をまとめて、2つお話しする予定です。

テーマに入る前に、法律用語を3つ覚えてください。
1つ目は、亡くなった方。
法律的には「被相続人」と言います。
2つ目は、「相続人」。
3つ目は、「遺産分割協議」。
これは、被相続人の財産(自宅など)を、「誰が」、「何を貰うのか」等を家族で話し合うことを言います。
これは、家族全員が話し合いの内容を認めて納得する必要があります。

この図をご覧下さい。
奥様から連絡がありました。
夫が亡くなり、自宅と現金を残されました。
遺言はありませんでした。
これが一つ目の相談です。
状況は似ているのですが、同じく夫が亡くなり、自宅と現金を持っていました。
そして、遺言を書いていたようです。
内容は何かというと、自宅は妻に渡したい。
現金は子供達に渡したい、という内容です。
遺言がない場合に、夫の財産を分けるには、妻と子供たち三人で相談をする必要があります。
テーマの前にお話しした三つ目の法律用語、遺産分割協議が必要なのです。
遺言があると、相談をせずに遺言の内容のとおりに、財産を分けることができるのです。

遺産分割協議をする方が、日本では一番多いと思うのですが、遺言(公正証書遺言)を作る方は、どれくらいいると思いますか?
10万人以上だと思う方はいますか?
いないようですね。
10万人以下だと皆さんは思われますか?
10万人以上ですか?
10万人以上と考える方が多いですね。
答えを発表すると、平成29年は、約11万人が公正証書遺言を作っています。
昭和46年当時は1万人程でしたので、少しずつ作る方は増えてきています。

健康のために気を使うことを、「予防医療」という事があります。
病気になる前に、健康のために色々と準備をすることです。
病気になってから、入院・手術で治療することではありません。

皆さんは、銀行口座を持っていると思いますが、銀行名、支店名、金額等をノートに控えて置いておくと、相続・財産調査を楽に進めることができます。
株を保有されている方は、会社名や株式数を控えておくといいと思います。
自分の財産を把握しておく事が、相続の時には大切なのです。
その理由は、例えば、被相続人の現金と自宅の2つについてだけ遺産分割協議を行い、別に持っていた株を含めなかったとします。
すると、その株のために改めて遺産分割協議が必要になってしまいます。

よく言われるのは、「子供たちは仲がいいから将来争うなんて考えられない」という事です。
しかし、状況は色々と変わっていくものです。
元気な時に、皆さんが色々と決める事で、争いのきっかけを少なくできるのです。
物忘れが増えてきたり、認知症になってしまうと、遺言を作る等の準備ができなくなるのです。

今までの説明は、すべて自分が元気で、意識がはっきりしている時のお話です。
意識が曖昧になってきたり、認知症の症状が進むと、遺言を作る等の準備はできません。
弁護士等の専門家もアドバイスが難しくなります。

本日、お越しの方々はお元気だと思いますが、もし、家族の将来が不安だなと思ったり、困った事やお悩みがある時は、是非インターネットで調べたり、質問をして欲しいです。
調べる方法は昔と比べて便利になっていますので、「まずは調べる」のが大切という事を是非覚えて実行して欲しいです。

手話の勉強を始めて3年ほど経ちましたが、飲み会や交流会等に行っても、まだまだ手話を読み取るのが難しいですし、何を話しているのだろう?と思うこともあります。
でも、手話を使う方々が、教えても無理だろうと思わず、色々と手話を教えてくださるので、今も楽しく手話を覚えています。
また、今日みたいに少し講演ができるようにまでなりました。
皆さんが勉強をしている手話は、将来、ろう者の方々の力になると思います。
私も頑張りますので、皆さんも頑張ってください。
今日はありがとうございました。


この記事の著者

司法書士/相続診断士
石川宗徳

代表司法書士・相続診断士 石川宗徳 [Munenori Ishikawa]

1982年4月生まれ。早稲田大学法学部卒業。
司法書士・相続診断士。東京司法書士会所属
(会員番号:7210、簡易裁判所代理業務認定番号:801263)

2009年から司法書士業界に入り、不動産登記に強い事務所、商業登記・会社法に強い事務所、債務整理に強い事務所でそれぞれ専門性の高い経験を積む。

2015年8月に独立開業。2016年に汐留パートナーズグループに参画し、汐留司法書士事務所所長に就任。会社法及び商業登記に精通し、これまでに多数の法人登記経験をもつ。

また不動産登記や相続関連業務にも明るく、汐留パートナーズグループのクライアントに対し法的な側面からのソリューションを提供し、数多くの業務を担当している。

汐留司法書士事務所では、
商業登記不動産登記相続手続き遺言成年後見など、
様々なサポートを行っております。


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