カテゴリー: ニュースレター

汐留パートナーズ・ニュースレター 2018年10月号

はじめに 今回は身近にありつつも具体的な制度内容については不明点が多いであろう印紙税について見ていきたいと思います。 課税文書とは 印紙税は課税文書に対して課税事項が記載されている場合に課されます。課税文書とは種々の契約書、手形、株券、領収書、通帳など、印紙税法別表第一(課税物件表)に掲げられる20種類の文書のことをいいます。但し、契約金額が1万円未満の契約書(一部を除く)や、受領金額が5万円未満の領収書など、金額が少額なものは、課税対象から除かれます。 身近な第17号文書について 印紙税法別表第一(課税物件表)の第17号文書とは、いわゆる「領収書」のことです。ここにいう「領収書 続きを読む

汐留パートナーズ・ニュースレター 2018年9月号

はじめに 近年、世界的に環境問題への取り組みの重要性は増しています。日本国内でも二酸化炭素排出の抑制や省エネルギー設備、再生可能エネルギー設備導入の拡大のため、環境に配慮した投資に対して様々な税制優遇措置が図られています。今回はこのようなエコな税制についていくつかご紹介したいと思います。 エコカー減税・グリーン化特例 「エコ」と聞いて、まず身近に思いつくのはエコカー減税ではないでしょうか。エコカー減税及びグリーン化特例は排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して、自動車に係る税金を免除又は軽減するものです。エコカー減税は自動車取得税と自動車重量税を免税又は軽減、グリーン化 続きを読む

汐留パートナーズ・ニュースレター 2018年8月号

はじめに 今回は身近にあって、会社にも個人にも関係がある源泉所得税について「いつ」「誰が」「何に対して」「いくら」納税する制度なのか、順に見ていきます。 源泉所得税のスケジュール「いつ」 会社や個人事業主などは、原則として源泉徴収した(給与等の支払いをした)月の翌月10日までに、源泉徴収金額を納付しなければなりません(但し、従業員が10人未満で「納税の特例」の承認を受けた場合は、7月と1月の年2回のみの納付とすることが可能)。 しかし通常、毎月源泉徴収した総額と1年間の給与等支給総額に基づいて計算される確定税額は一致しません。これを調整する手続が年末調整であり、通常 続きを読む

汐留パートナーズ・ニュースレター 2018年7月号

はじめに 平成31年4月30日をもって「平成」という元号は終わり、翌5月1日より新しい元号へ変更となります。これによる影響として、システム修正を迫られる会社も多いと思われます。今回は、元号変更に伴うシステム修正費用について、税務上の取扱いをみていきたいと思います。 「修繕費」と「資本的支出」 システム修正費用の税務上の処理としては、「修繕費(費用計上)」と「資本的支出(資産計上)」の2パターンが考えられます。 修繕費とは、固定資産の通常の維持管理のため、又は毀損した固定資産の原状回復のための支出をいい、期間費用として処理されるものをいいます。一方、資本的支出とは、固 続きを読む

汐留パートナーズ・ニュースレター 2018年6月号

はじめに 昨今、少子高齢化により国民年金制度への不満は高まるばかりです。現在の公的年金制度は価値の目減りを防ぐため、現世代の人が支払う保険料を財源として年金が支払われるという、極めてアンバランスな形をしています。もはや公的年金のみを頼りにすることは難しく、個人で資産形成をし老後に備えていくことが大切になります。 iDeCoとは 今回は個人の資産形成の手段の中でも、昨年対象となる条件が緩和されたことで全国民が加入できるようになったiDeCoについてご紹介させて頂きます。iDeCoは個人型確定拠出年金と呼ばれるものであり、税制面で優遇されているため人気商品となっています。 続きを読む