シンガポールとフィリピンの関係

シンガポールとフィリピンは東南アジアでどのような関係を持っているのでしょうか。本日は、シンガポールとフィリピンの関係についてご紹介いたします。

1.中世の頃から続く交易

シンガポールとフィリピンは、現代だけでなく昔からの交流がありました。古くは日本が縄文時代の頃からマレー人は東南アジア一帯に居住し、中世の頃からはマレー半島方面の人々とフィリピン人の交易がありました。西暦900年から16世紀まで続いたスールー王国は、スペイン人、ポルトガル人、シンガポール人との交易で栄えていました。

2.緊密な経済関係

1994年、フィリピンとシンガポールの間で「フィリピン・シンガポール・ビジネス協議会 (The Philippine-Singapore Business Council) 」が発足しました。これは現在の両国における、ビジネス・コミュニティーの協力関係を決定付ける機関する機関です。

singapore-philippines

1998年のハノイ・アセアンサミットのときには、両国間の貿易を促進するためのシンガポール・アクションが調印されています。また、2007年にはメディア・ポリシーおよび情報交換の協力関係を強化することも決定されるなど、2つの国の経済協力は緊密にされてきました。

2013年現在においては、フィリピンにとってのシンガポールは第4番目の貿易相手国となりました。同年の二国間貿易額は82.2億米ドルにのぼっています。観光面についても、フィリピンにとってシンガポールは17.5万人の旅行者をもたらす国です。ASEAN全体で経済協力関係がされるとともに、ビザなし渡航が可能になっており、シンガポールとフィリピン間でも同様となっています。

共通言語が英語である要素は大きく、シンガポールの通信、IT、金融、食品など数々の企業がフィリピンに進出しています。フィリピン企業ではファストフードのジョリビーが人気になったり、ピザのチェーン店が進出するなど、フィリピン企業のシンガポール進出も目立っています。

3.フィリピン人コミュニティーが存在する

シンガポールとフィリピンの首都マニラは2,400キロメートルほど離れ、飛行機では3時間半~3時間50分程度で到着するほどの距離です。現在シンガポールには、大きなフィリピン人コミュニティーが存在し、18万人が居住しています。特にシンガポール中心街のオーチャードにあるラッキープラザは、シンガポールにおけるフィリピン人街であり、リトルマニラという別名もあります。フィリピン人が経営する雑貨、アクセサリー店やマッサージ店、フィリピン人向けスーパーや飲食店などが集中しており、フィリピン人はもちろん外国人観光客に人気のエリアです。しかしシンガポールではもっとも治安が悪い場所のひとつであるとも指摘があります。

また、シンガポールで就労するフィリピン人で最も多いのは、住み込みのメイド(家政婦)です。フィリピン人労働者がシンガポールを選ぶ理由としては、地理的な近さ、他の国より賃金が高いこと、両国とも英語が公用語であるなどの理由です。フィリピン人メイドについては、シンガポールの悪徳業者によって法定賃金以下で働かされるといった悪いニュースもあります。

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