汐留パートナーズグループ 沖縄事務所のブログ

厚生年金保険 標準報酬月額上限の改定について

保険関係

みなさん、こんにちは。

厚生年金保険法における従前の標準報酬月額の上限等級(31級・62万円)の上に1等級が追加され、上限が引き上げとなりました。9月1日施行となっておりますので、ご確認下さい。

今回、上限が引き上げられた理由として、厚生年金法20条2項に「毎年3/31における全被保険者の標準報酬月額を平均した額の100分の200に相当する額が標準報酬月額等級の最高等級の標準報酬月額を超える場合において、その状態が継続すると認められるときは、その年の9/1から、健康保険法に規定する標準報酬月額の等級区分を参酌して、政令で当該最高等級の上に更に等級を加える標準報酬月額の等級区分の改定できる」とあります。

平成28(2016)年より、各年度末時点で、全厚生年金被保険者の平均標報の2倍が標準報酬月額の最高等級である62万円を超えている状況が続いており、今後も継続する蓋然性が高いとされ引き上げとなりました。

改定前・改定後の比較

※日本年金機構HP「厚生年金保険における標準報酬月額の上限の改定」

実務対応

今回の上限改定に伴い、改定後の新等級に該当する被保険者の方がいる事業主へ日本年金機構から「標準報酬改定通知書」が送られてくる為、実務的には届出は不要です。対象者への案内、給与システムへの反映等、忘れずに対応しましょう。

滝田

 

コロナ禍のテーマパークで感じたこと

プライベート

皆様はどのような夏をお過ごしですか?

 

私は夏休み、都内のテーマパークに遊びに行ったのですが、気の毒になるくらい人がいませんでした。

景色を一望できるカフェは、あらかじめ設置された最後尾の看板もむなしく、店内はガラガラ。

東京土産の箱入りの菓子折りも、あちらこちらのお店で半額に。

 

地方から東京に遊びにくるお客さんが激減している状況を実感しました。

 

観光スポットに限らず、街角で起きている様々な異変。

 

じつは社労士でも把握できないほどの各方面からの助成、補助、支援などありますが、

必要としているところに必要なサポートが届いているんだろうか?

と、老婆心ながら心配になります。

 

困っている時は、他に手段はないものか?今一度探してみても良いかもしれません。

 

齋藤

 

【雇用保険】被保険者期間の算定方法が変わります。

皆様こんにちは

 

2020年8月1日より失業等給付(失業手当、育児休業給付金、再就職手当等)の受給資格取得に必要な「被保険者期間」の算定方法が変わりましたので、ご紹介致します。

 

先ず、失業等給付を受けるためには、離職した日以前の2年間に「被保険者期間」が通算して12カ月以上(特定受給・特定理由離職者は離職日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上でも可)あることが必要です。

 

被保険者期間は「離職日から1ヶ月ごとに区切った期間に、賃金支払の基礎となる日数が11日以上ある月」を1カ月と計算します。

つまり、11日以上勤務(有給含む)した月が12カ月以上あれば要件を満たすことになります。

この運用ですと、雇用保険に加入したものの失業等給付支給を受けることができない。ということが起こる可能性がありました。

具体例を挙げると、1日8時間を週2日勤務と3日勤務のサイクルで働いていた場合、月によっては合計の勤務日数が10日となり、1カ月として認められませんでした。

この被保険者期間にカウントされない月が重なり、給付を受けられないケースがあったのです。

※前職分の通算等により受給資格を満たすこともありますので、個別の事例はご相談ください。

 

しかし、今回の改正により、「離職日から1ヶ月ごとに区切った期間に、賃金支払の基礎となる日数が11日以上ある月、または、賃金支払の基礎となった労働時間数が80時間以上ある月を1ヶ月として計算する。」とされました。

日数だけではなく、労働時間による基準が追加されたのです。

上記の例の働き方の場合、8時間×10日=80時間となるため、被保険者期間1カ月としてカウントされることになります。

 

尚、離職票には「労働時間数」を記載する項目はありません。月10日以下、労働時間数80時間以上の場合は「備考欄」に記載して申請しなければ被保険者期間とみなされない可能性があります。

本来カウントされる期間の申請漏れにより、給付を受けられなかった。このようなことのないようご注意ください。

 

あまり大きく取り上げられていない?かもしれませんが、パートやアルバイトの方には重要になる改正です。

ご不明点等は当事務所までお問合せください。

 

山口

60歳以上の退職後継続再雇用の事務手続き ~通常の手続きと何が違うのか?~

保険関係

社会保険:健康保険・厚生年金

退職後1日の空白もなく同じ会社に再雇用された場合は被保険者資格も継続します。

ただし、1日の空白もなく継続雇用した場合は一旦会社を退職したものとして「資格喪失届」「資格取得届」の提出をすることが出来ます。これにより再雇用された月(給与が下がった月)から標準報酬月額を下げることが出来ます。

申請時に必要な書類

1.被保険者資格喪失届

2.被保険者資格取得届

3.①と②又は③

 ①就業規則の写し、退職事例の写し(退職日が確認できるも)
 ②雇用契約書の写し(継続して再雇用されたことがわかるもの)
 ③「退職日」および「再雇用された日」に関する事業主の証明書(事業主印が押印されたもの)

4.健康保険証

雇用保険

60歳定年の場合は

定年再雇用の場合はそのまま継続しての加入となります。ただし、60歳時点に比べて賃金が75%未満の賃金に低下した場合は、一定の要件を満たすとハローワークに高年齢雇用継続給付金の申請をすることによって各月に支払われた賃金の最大15%の給付金が支給されます。

初回の申請に必要な書類

1.雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書

2.高年齢雇用継続給付受給資格確認票・(初回)高年齢雇用継続給付支給申請書

3.賃金台帳、労働者名簿、出勤簿又はタイムカード等

雇用されていることの事実、賃金の支払状況及び賃金の額を証明することのできる書類(1.2.に記載した賃金の額及び賃金の支払い状況を証明することができる書類)

4.被保険者の運転免許証(コピーも可)など

被保険者の年齢が確認できる官公署から発行・発給された身分証明書などの書類

2回目以降の申請に必要な書類

1.高年齢雇用継続給付支給申請書

受給資格確認や前回の支給申請手続後にハローワークから交付されます。

2.賃金台帳、出勤簿又はタイムカード

1.の申請書に記載した支給対象月に支払われた賃金の額及び賃金の支払い状況等を確認できる書類

定年退職後継続雇用の方への依頼

1.社会保険:健康保険証の返却

2.雇用保険:①雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書

       ②高年齢雇用継続給付受給資格確認票・(初回)高年齢雇用継続給付支給申請書

※本人記載欄を記載、押印の依頼

定年再雇用で給与が下がる方は入金がいつなのか気になります。

高年齢雇用継続給付金の申請パターンは2か月経過後、1か月以内に申請となるため

高年齢雇用継続給付金の初回入金は再雇用後、少なくとも3カ月くらいかかると伝えておくとよいでしょう。

國本

ねんきん定期便みてますか?

未分類

暑い日が続いておりますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年はマスクをしつつの夏ということで
熱中症にも一層の注意が必要ですね。

先日誕生日を迎え無事(ピーー)歳になることができました★

誕生日が近づくとお祝いのDMなども多く届きますが
そこにまぎれて「ねんきん定期便」も届いていることはご存じですか?

ねんきん定期便とは?

・国民年金および厚生年金保険の加入者(被保険者)に送られるもの

・誕生月の2カ月前に作成され、お誕生月にお手元に届く
(ただし、1日生まれの方は、誕生月の3カ月前に作成し、誕生月の前月にお手元に届く)←ちなみに私もこれです

内容としては、これまでの年金加入期間や厚生年金であれば直近の年金の等級などの記載があります。
こちらの内容をしっかり確認することで年金の未納がないことなどが確認できます。

作成年月日時点で老齢年金を受け取るために必要な年金加入期間を満たしている50歳以上の方には
「老齢年金の見込額」についてもお知らせがあります。

また、「ねんきんネット」のユーザIDを取得することによって、電子版「ねんきん定期便」を利用できます。
ねんきん定期便以外の情報もスマホなどで確認できるのでとても便利です。
ぜひ、ご利用ください。

普段、年金のことはあまり気にしてない…という方も
年に一度お誕生日の時期にねんきん定期便で年金について確認をしてみてはいかがでしょうか。

細川