ハワイでの不動産購入や税金について
2023 - 01 - 18
本日はハワイでの不動産購入や税金についてご紹介致します。
1. ハワイでの不動産購入の流れ
ハワイでは売り出し物件はMLSというコンピューターシステムで管理されております。そのため、どの不動産会社でも同じ情報を得ることができるので、まずは信頼できる不動産エージェントを見つけることが大切です。不動産エージェントが決まりましたら、物件の使用目的、予算、間取り、地域などを相談し、候補の物件を絞っていきます。
購入候補の物件が決まりましたら、実際に物件視察します。物件の視察の際には、物件のみならず、その地域の特性などもよく確認することが必要です。視察後に購入を希望する場合は、購入契約のオファーをします。購入オファーの際の取引金額については、MLSで全ての売買事例がわかるので、直近の事例を参考に決めていきます。[文字列の折り返しの区切り]売り手側と購入側で、売買契約が合意されたら、エクスローを開設します。エクスローとは政府から認定を受けた会社が、オファーから登記、その他の手続を中立的な立場で行うことをいいます。契約内容に問題がなければ、手付金(最低$1,000~で、物件や交渉の仕方によって異なります。)をエクスロー宛に送金します。[文字列の折り返しの区切り]その後、エクスローにより物件名義の審査、物件検査、物件情報の確認、第二手付金の支払、シロアリ検査、ローン承認、 公証手続、最終点検、残金支払、名義変更手続で契約終了となります
2. 不動産購入時の税金について
日本では不動産を購入する際、登録免許税、不動産取得税、印紙税など税金がかかりますが、ハワイでは税金はかかりません。 ただし、日本の固定資産税に相当する不動産税が存在します。
3. 不動産売却時の税金について
ハワイで不動産を売却する際、売上税はかかりませんが、売値によっては0.1%ほどの譲渡税がかかる場合があります。また、売却益が発生した際には、連邦とハワイ州の譲渡所得税の対象になります。 物件が個人所有の場合約20%、法人所有の場合約40~45%です。