RSM汐留パートナーズは、リスクマネジメントだけでなく事業機会の創出や成長を促すESG・サステナビリティ経営を支援します。
環境問題、脱炭素、人権、コンプライアンスへの取り組み不足などから生じる事故や不正・不祥事を未然に防ぐ、または適時適切な再発防止を行うことをはじめ、ESG・サステナビリティを経営上の重要課題として全社的に取り組み、既存事業の見直しや新規事業の開発を推進し、最終的に事業成長、社会課題解決、企業価値向上を達成することを支援します。
RSM汐留パートナーズは、ESG・サステナビリティ経営=バックキャスティング経営と捉え、未来や変化を見通し、長期的ゴールを定め、アクションを計画・実行することからアプローチします。
ESG・サステナビリティ経営における課題
- 「お客様のニーズ・課題」と「社会的課題」を混同してしまっている
- パーパス=企業の社会的存在意義が明確になっていない
- イノベーションの創出、新規事業開発に活用されていない
- 年次計画、中長期経営計画等、過去の実績をベースとした積み上げ的なESG・サステナビリティ計画になってしまっている
- リソースや専門性は十分に確保できていない
- コンプライアンスやリスクマネジメントの一部と位置付けてしまっている
- 他社の事例を頼りにしてしまっている
- 経営幹部、管理職、従業員、取引先、その他パートナーとの協働体制が構築できていない
ESG・サステナビリティ経営支援のサービスメニュー
1. パーパス策定
ESG・サステナビリティ経営を進める第一歩として、「企業の社会的存在意義は何か?」すなわち「パーパス」を定義します。貴社がどのような未来を見通し、どのような社会との共生を目指すか?どのような社会課題を解決するのか?を検討し明文化することを支援します。
2. バックキャスティング分析
「企業の将来あるべき姿は何か?」を考えていきます。現状の実績や課題から考える「フォアキャスティング」とは真逆のアプローチであり、10~30年後の未来を、国内外の技術、法規制、社会、経済、人口、気候、顧客需要等の変化等を網羅的に見通したうえで、貴社の未来志向の方針戦略目標策定を支援します。
3. マテリアリティ分析
企業がパーパスを実現するために取り組むべき課題の特定とその優先順位付けがマテリアリティ分析です。将来予測を含めたマクロ環境を把握したうえで、事業への影響度とステークホルダーにとっての重要性の観点から貴社の優先課題を分析、見える化することを支援します。
4. 方針、戦略、目標、KPI設定、アクションプラン策定
貴社の優先課題解決のため、方針、戦略、目標、アクションプラン策定を支援します。
5. マネジメントシステム構築
貴社の方針、戦略、目標、アクションプランを達成していくために必要な体制や経営資源を確保し、Plan-Do-Check-ActつまりPDCAサイクルを回し、継続的改善を進めることを支援します。
6. プロジェクトマネジメント
クロスファンクショナル(全社または複数事業部横断)プロジェクトを推進する際、プロジェクトの進捗状況やプロジェクト毎の課題を把握し、その課題解決を支援するような人材が必要となります。企業によっては、プロジェクトマネジメントに関するスキルや能力を持つ人材が不足していることがあります。貴社にそのような人材不足のお悩みがあれば、弊社コンサルタントをプロジェクトマネージャーとして活用することが可能です。
7. チェンジマネジメント
ESG・サステナビリティ経営は従来の経営概念や手法から大きな変革を伴います。チェンジマネジメントの手法やプロセスを実行し、チャンピオンを任命することにより、ESG・サステナビリティ経営への変革やその重要性について、貴社従業員をはじめ関連するステークホルダーが理解を深め、その変革に適応することができるよう支援します。
8. アウトソーシング
企業によっては、社内にESG・サステナビリティに関する専門知識や業務経験を持つ人材が不足していることがあります。貴社にそのような人材不足のお悩みがあれば、弊社コンサルタントを業務要員として活用することが可能です。
9. ステークホルダーとのコミュニケーション強化
企業は、株主の利益だけでなく、従業員、顧客、取引先、地域社会、環境など、あらゆるステークホルダーの利益に配慮して持続可能な事業活動を行うことが求められています。弊社は、報告書発行だけでなく、ステークホルダーから「共感」を得られるような、透明性のある双方向コミュニケーションの強化を支援します。
用語解説
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| ESG |
環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取った略称。 2006年、コフィー・アナン国連事務総長が機関投資家に対し、ESGを投資の意思決定に加味することを提言したことから普及しました。 環境、社会やコンプライアンスに配慮しない企業やガバナンスが機能しない企業は、不正や不祥事により、その評判や信頼を毀損するリスクがあり、投資家として安定収益を目指すためには、そのような企業への投資は抑えることになります。 一方、社会課題を解決するために未来の事業に積極的に投資し、収益や企業価値を向上させる企業へ投資を促すことが期待されています。ESGは、投資家が企業のサステナビリティ経営を評価する切り口や基準として用いられています。 |
| サステナビリティ |
環境、社会、経済の持続可能な発展を目指すために使われる用語。サステナビリティという用語は、1987年、国連ブルントラント委員会の報告書「私たち共通の未来」で初めて公式に取り上げられました。 企業のサステナビリティ経営とは、企業がその社会的責任を果たし、環境、社会、経済へ与える影響をマネージしながら、事業収益や企業価値を向上させる志や取り組みをいいます。 |
RSM汐留パートナーズのESG・サステナビリティ経営支援
1
経験豊富なコンサルタントが助言
2
フットワークが軽くスピード感をもったご支援が可能
3
多言語対応・海外ネットワークによるアドバイザリーが可能
RSM汐留パートナーズのワンストップサービス

今後の流れ

担当者
ESG・サステナビリティ経営支援の料金体系
ESG・サステナビリティ経営支援の料金体系については想定業務範囲に基づく想定工数から算出した定額方式又はタイムチャージ方式にてお見積をさせていただいております。ご相談事項によっては、定額方式でのご支援が難しい場合もございますが、RSM汐留パートナーズはクライアントのご予算内で費用対効果抜群のサービスをご提供させていただくことをミッションとしています。まずはお気軽に当社コンサルタントまでご相談ください。
