定時昇給と臨時昇給に込められた意味の違い

ビジネスの話

2年ほど前に考えた内容を今回再度ブラッシュアップしたのですが、定時昇給と臨時昇給の考え方について整理してみました。これは昔からあるといえばあるベーシックな論点でありますがとても大切な事でもあります。ここではあえて持論を展開してみたいと思います。

●定時昇給とは?

定期昇給とは1年に1回昇給がありえるということで、原則として毎年昇給することを意味します。その査定対象としては、勤務態度、業績、年齢、勤続年数などがあります。

<汐留パートナーズでの考え方>

こちらについては時の経過とともに会社のみならず個人も成長を遂げているはずなので基本的に昇給していきます。汐留パートナーズでは毎年8月26日が定時昇給の日となります。世の中の中小企業のベースアップの平均は1~2%程度であると言われます。仮に月給30万円のメンバーであれば3000円~6000円、月給50万円のメンバーであれば5000円~10000円程度です。汐留パートナーズではこれを少し上回るくらいを目安にしています。もしこれ以上昇給していたとすれば以下の臨時昇給部分を含んだ定時昇給となっています。

●臨時昇給とは?

臨時昇給は臨時で必要性が生じたときなどに昇給することを意味します。臨時にということで、年齢や勤続年数によって昇給させるということではありません。たとえば、その従業員に業務上負担がかかっている(かかる見込み)場合や、従業員の功績が抜群であったといったときなどに昇給させるということになります。

<汐留パートナーズでの考え方>

基本的には定時昇給よりも臨時昇給の方が昇給幅も大きいと考えています。したがって、定時昇給の方が臨時昇給よりも昇給幅が少なかったとしても、それは、早期に昇給させているということでもあります。定時昇給は考え方として上述のとおりですので、臨時昇給があったメンバーは功績が抜群であったり業務上負担がかかっているという点について、面談でその労をねぎらいつつモチベーションを上げていくための上司からの言葉がとても重要であろうと考えます。「定時昇給のほうが臨時昇給よりあがらなかった」という質問や疑問があってがっかりするというのはもったいなくて(愛情のすれ違い)、臨時昇給の方があがっていて当然という考え方です。

という「定期昇給」「臨時昇給」の考え方について、世の中一般的にはどうだろうか考えつつも、当社では上記のとおり皆で共通認識を持てればと思いました。『臨時昇給=超ありがとう=愛』みたいな。臨時昇給をどんどんしていきたいと思います。

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アカツキ塩田社長の著書「ハートドリブン」

アカツキ塩田社長の著書「ハートドリブン~目に見えないものを大切にする力」を読ませていただきました。アカツキは私が汐留パートナーズを創業して4年目にご契約させていただいたクライアント。当時マンションの一室で塩田さんと香田さんが仕事をしていた光景を思い出します。

塩田さんは1983年生まれ、アカツキを2010年創業、当時27歳。私前川は1981年生まれ、汐留パートナーズを2008年創業、当時27歳。約2年差があるこのクライアント「アカツキ」と「塩田社長」は私の生涯において忘れられない素晴らしい「畏怖」を与えてくれた会社です。アカツキが上場会社になるまで税務顧問を務めさせていただきました。2次関数のように伸び行く会社を上場までご支援できたことは私にとって財産の1つです。

私も塩田さんのように熱くハートを大切にしていきたい人間の1人なのですが、お話をした際に私の中に偽りの自分が存在することにはたと気が付かされ、同時にこの人は心底すごい人だと強く感じたのを今でも覚えています。

独立開業した際に、「会計業界を楽しく魅力的にしたい」という思いとともに、「他の会計ファームだけでなくすべての企業と比較しても立派な会社にする」という思いも持っていました。いまでもその思いは変わりませんが、塩田さんのように突き抜けることは本当に大変なことだと理解しました。

涙がこみ上げそうなくらいたくさん感銘を受けましたこの本の中から特に自分の備忘のためにも記しておきたい一節。

・リーダーが無理をしている組織は、メンバーも無理をする。
・リーダーが自分の感情を隠していたら、メンバーも感情を隠す。
・リーダーが安心・安全を感じていなかったら、メンバーも安心・安全を感じない。
・強くあろうとすることと、弱みを見せないこととは違う。

勝手にツラツラ思い出を語って申し訳ないですが、塩田さんこれからも陰ながら応援させていただきます。

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会計士試験受験生向けのイベントに参加

本日は会計士の受験生向けのイベントに参加してお話ししました。私は独立した会計士として、主に「独立ってどうなの?」という受験生の皆様からのご質問にお答えしておりました。

イベント後は、ゲスト会計士と運営側のメンバーでの懇親会もありまして、参加させていただきました。

とても有意義な土曜日を過ごすことができました。いろいろと新しいアイディアをくださった皆様、本当にありがとうございます。

本日からTwitterを始めてみようと思います。準備が整うまで近しい方のTwitterをFollowをして勉強していきたいと思います。

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PERとは?PBRとは?EPSとは?

ビジネスの話

よくわからない似たような略称である、PERとPBRとEPSについて。ビジネスマンとしての基礎知識の1つでもありますので大切です。

(1)EPSとは

EPSとはEarnings Per Shareの頭文字であり、税引後当期純利益を発行済株式総数で割った1株当たり当期純利益のことです。予想値で話されることも多いため、その場合には、企業の予想当期純利益を発行済株式数で割って算出されます。仮にA社とB社の当期純利益が同じでも発行済株式数がA社がB社の倍だとすると、EPSは半分になります。

(2)PERとは

PERは、Price Earnings Ratioの頭文字で、株価を一株当たり利益(EPS)で割って算出されます。株価収益率とも言われます。株価収益率は株価の水準を知るうえでとても便利な指標です。会社の利益に対して、株がどの程度まで買われているのかを示し、その数値が低いほど一般的には割安だといえます。ただPERが低いと将来の成長性が見込まれていない会社であるともいえます。

(3)PBRとは

PBRとは、Price Book-value Ratioの頭文字で、株価を一株当たり純資産で割って算出されます。株価純資産倍率とも言われます。純資産とは、誤解を恐れずに申し上げると会社が解散した時に株主に分配する資産のことです。PBRが1倍であれば、株価と一株当たり純資産が釣り合っているといえます。PBRが1を割り込んでいる場合、企業業績が安定していて、含み損のある資産を抱えていない企業であれば割安との判断ができます。逆に、企業業績が不安定で、含み損のある資産を抱えていない企業であれば割高との判断ができます。

私たち会計士や金融業界の方々はついつい、「PERが20倍で純利益が2億だから時価総額は40億くらいかな」などと、いつも話をしたりしています。このあたりの用語が腹の底に落ちてくるとビジネスが更に楽しくなってきます。

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PKFインターナショナル50周年・Grobal Gathering in Rome

PKFインターナショナル50周年のアニバーサリーイベントに参加しました。場所はイタリア・ローマです。50周年にふさわしい開催場所。私はローマは初めてでした。

会議が開催された場所で宿泊場所でもあるホテルはRome Cavalieri Waldorf Astoriaです。5つ星でローマの高台にあるラグジュアリーなホテルでした。

このPKF50周年という素晴らしい機会に日本・東京のメンバーファームとして参加できたことに感謝しかありません。PKFとのご縁を頂いたひびき監査法人の皆様をはじめこの場を借りて御礼申し上げます。

ローマの高台からバチカン・サンピエトロ大聖堂を眼下に次の5年、10年、20年、50年についてのディスカッションをしています。

AIをはじめとしたテクノロジーが既存の概念を良い意味で破壊していく時代に、プロフェッショナルとしてどのようにバリューを出し生き残っていくか、発展していくかということを真剣に考えました。

PKF約20,000人の世界各国のプロフェッショナルとの今後のコラボレーションが楽しみです。クライアントのビジネスへの貢献ができることも確信しました。

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沖縄研修旅行 in 2019

出張・旅行

沖縄支店が拡大したので、相互理解のため昨日まで沖縄研修旅行に出てかけておりました。

人事労務機能が拡充したので大型の給与計算や社保手続きなどのアウトソーシング案件大歓迎でございます。

沖縄事務所と東京事務所で交流もたくさんでき仕事が円滑に進みそうです。久々に学生みたいにはっちゃけました。。

沖縄と東京とでもちろん遠隔で日々仕事をしていても何も不自由はないし、テクノロジーを活用して世界中どこにいても仕事ができる時代だと思います。

ですが、こうしてたまにFace to Faceで合って語ることは、私達がロボットではなく、人間である以上大切なことだなぁと改めて感じました。

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私の座右の銘『栄光に近道なし』 Part2

今日は自分が好きな言葉をひとつご紹介。

「栄光に近道なし」
(There is no royal road to glory.)

これは2010年4月のブログでも書いているので9年たっても変わっていないものです。2010年4月の私は「世の中ゼロサムゲームである」「新たな創造をしないまま拡大しないパイを取り合ってもつらいだけ」「自らが新しい付加価値を創り出すこと」などについて解説しておりました。偉そうに(笑)

このこと自体は、今でもそう思いますが、恥ずかしながら「自らが新しい付加価値を創り出すこと」についてこの歳月で取り組めただろうかと胸に手を当ててみると何とも言えない気持ちになります。おかげさまでたくさんのお客様とメンバーに恵まれて汐留パートナーズは成長をさせていただいております。もうすぐ180人となります。

今後さらなる発展をして世の中に貢献するためには、やはり「自らが新しい付加価値を創り出すこと」について真剣に取り組んでいく必要があります。そのための手段としていろいろな方法があることを学びました。まだ実行できていないことばかりなのですが機は熟してきました。私の座右の銘「栄光に近道なし」のとおり、意図してか意図せざるかはおいておき、、かなり遠回りもしました。良い経験となっています。

2020年以降も色々なことがあると思いますが、乗り越えて一周り二周り汐留パートナーズが大きくなると確信しています。

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PKF North Asia Sub-Regional Meeting in 2019

2019年8月26日~27日の2日間、PKF North Asia Sub-Regional Meetingが当社会議室で開催されました。

汐留パートナーズからは前川・土屋・黒住の国際業務管掌パートナー3名が出席いたしました。PKFインターナショナルのCEOのJamesも来日してくれました。

私がオープニングにあたりWelcome Speechを英語でしたのですが、少し上手になった気がします。

中国・香港・韓国・台湾・オーストラリア・マレーシア等のPKFメンバーファームが東京に集い、会議や食事を共にしました。

ブランディング・マーケティング・クオリティ等に関する有意義な情報共有ができました。ホスト国としてかなり大変でしたが大成功に終わりました。

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相手から信頼を勝ち取る「自己開示」とは?

自己開示は自己主張でもただの自慢でもありません。相手から信頼を勝ち取るといわれる「自己開示力」ですが、そもそも「自己開示」とは何でしょうか?

自己開示とは、自分自身に関する情報を、何の意図もなく、言語を介してありのままに伝えることを指して言う。しかし実際には、本人が自分自身の姿を正確に認識していない場合や、受け手側の意図が入り、誤認する可能性もあるため、必ずしも一定の意図のもとで伝達できるとは限らないと言える。
また自己開示には、返報性の現象があり、自己開示の受け手は、相手の開示した情報と同じ程度の情報を開示することがあるとも言われている。これらの観点から、自己開示をコミュニケーションの一部としてとらえ、対人関係における自己開示に着目した研究も多く行われている。
また自己開示は、組織内コミュニケーションの活性化を図る上でも、重要な要素の一つとなっている。

【出典】(株)アクティブアンドカンパニー

こうしてみると少し難しいですね。でも、自己開示自体は全然難しいことではなく、この自己開示力を高めることでビジネスもプライベートもうまくいくと思います。仕事も恋愛も原理原則は共通であると考えた場合、すなわち、相手と仲良くなれ信頼を勝ち取ることができるかどうかということについて、この「自己開示」は非常に重要なポイントです。

相手の心を開くためについつい質問攻めにしてしまうこともありますが、実は、それでは相手が自分のことを話してくれなくなり信頼関係を構築することは難しくなります。もちろん話すのが大好きで、質問することで仲良くなれ信頼を勝ち取ることができる相手もいることでしょう。

ただ、そうではない場合には自己開示により相手に自分の価値観や考え方、そしてプライベートなことを話すことにより、相手も自分の事を話してくれるようになります。ここまでさらけ出してくれたのだから、自分も本音でお話ししないとと思っていただける可能性が高まるためです。

相手とキャッチボールをしている時に、相手がボールを投げてくるときは受け止める必要があります。でも相手がボールを投げてきてくれない場合、こちらからボールを投げてあげないとキャッチボールは成立しません。

そう、自己開示は汐留パートナーズが大きく成長した要因の1つであることは間違いないと思います。この私のブログも私なりの自己開示の1つの手段です。好きに10年間以上書いておりますので特に「自己開示してまーす」って意識をしたことはありませんでしたが(笑)

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2019年税理士試験お疲れ様です。

今年の税理士試験が終了しました。汐留パートナーズ税理士法人のメンバーも全力を尽くしてきたようです。

解答速報が出てみんな一喜一憂・・・

きっとこの努力はむくわれるはず。

努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば
それはまだ努力と呼べない。
(王貞治)

世界の王さんがいうのだから間違いない。

皆さんの合格を祈っています。

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