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会計事務所が行う記帳代行業務とは?

2021年7月27日

今回は、会計事務所の「記帳代行」という業務のご紹介です。

経理は経営において重要な業務のひとつ


お客様の会社の発展のために、必要な財務情報を作成し報告する部門は経理部門です。
会社の事業が今後どのように展開するのか業績の悪い原因は何なのか、日々刻々と時代の流れが変化する中で経理部門はマネジメントに対して「数字」について適切な情報提供を行います。
ところが大手企業ならばいざしらず、中小企業や個人事業となると、十分な人的リソースを確保することができないことがしばしばあります。経営者が自ら経理を行うこともあるでしょう。
ただ、経営者は経営者にしかできないマネジメント業務に専念すべきであり、他の業務に手をとられ経理に関してはおろそかになることもあるでしょう。
そんなときのために、会計事務所では記帳代行業務を行います。専門知識をもって経理事務を代行することによって、日々適切な会計帳簿を作成し、適切な決算書を作成することができます。

日々の記帳代行あれこれ


具体的には記帳代行とは何をするのでしょうか。
あるお客様は、振替伝票をきっちりとつけ、現金の帳簿、通帳のコピーと毎月送ります。こういった会社は会計事務所にとってもとてもありがたく、会計ソフトに入力し残高を合わせればいいのでとても助かります。
あるクライアントは、日々の業務が忙しいこともあり段ボール箱に領収書や請求書、帳簿をどっさりいれて送ります。たまにポイントカードなんかもごちゃまぜに入って送られてくるなんてことも。
その領収書類をまずは月ごとにまとめ、クレジットカードでの支払いはないか、会社と個人の領収書がまざってないか等を調べながらまとめていきます。領収書の整理を終えて、はじめて会計ソフトへと入力していきます。
この面倒と思われる作業も、クライアントが行うよりも会計事務所で行ったほうが専門知識を活かし効果的かつ効率的に行うことができるからこそ、この作業に価値を感じ報酬をお支払いいただいています。

記帳代行の今後は?


簡単に経理業務ができるクラウド会計ソフトも数多くでてきています。仕訳がわからなくとも、データを同期することで請求書に入力したものが自動的に売掛金として入力されるなど、二度手間が省かれたりもします。
こうなると記帳代行のお仕事が減っていくのでは、と思われがちですが、こういったソフトを十分に扱いきれない場合も多く存在します。
クラウドって何?という不安を抱いている方も多いため、記帳代行という仕事はこれからもまだまだ必要とされることでしょう。弊社では沖縄事務所でクラウド会計ソフトを用いて記帳代行を行っています。