効率的な学習と本質的な理解が合格への道:税理士試験突破に向けたアドバイス
2026年1月19日
税理士試験合格を目指して日々学習に励んでいる方も多い時期かと思います。限られた時間のなかで着実に実力をつけるための学習の進め方と、試験当日の心得について、当社で実際に合格を経験したメンバーの視点も踏まえて整理しました。
勉強を始めたばかりの頃は、「昨日覚えたはずなのに、もう忘れている」という自分自身の記憶力に驚くことがあるかもしれません。脳に知識をデータのようにインストールできればと思うこともありますが、実際には忘れては思い出すことの繰り返しで、記憶は定着していくものです。
効率的に暗記を進めるためには、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。暗記には、文字で捉える「言語型」、絵や写真で覚える「視覚型」、音で覚える「聴覚型」の3つのタイプがあると言われています。自分の特性を知ることで、よりスムーズな習得が可能になります。
科目別の対策として、例えば法人税法では、条文暗記(理論)のウエイトが重いため、本試験前は理論暗記に意識が向いてしまいがちです。しかし、法人税法は計算パターンも膨大であり、本番で急に出題されると、初期に学んだ簡単な計算さえ思い出すのに時間がかかることがあります。計算パターン集などを活用し、初期の内容も定期的に見返しておくことをおすすめします。
また、模試の活用方法にも注意が必要です。模試の結果が良好であっても、本試験で結果が出せないケースがあります。その要因の一つとして、模試の形式自体に慣れてしまい、問題を解く流れを暗記してしまっていることが挙げられます。本試験では初見の形式が出題されることが多いため、どのような問われ方をしても対応できるよう、本質的な理解を深めることが不可欠です。
税理士試験全般に言えることですが、合否を分けるのは、難しい問題に時間をかけることよりも、簡単な問題をいかに確実に取りこぼさないかという点にあります。2時間という限られた試験時間のなかで、難問をいかに早く見切り、解きやすい問題に時間を割けるか。このタイムマネジメントこそが合格のカギとなります。
日々の積み重ねは、最後に「自分はやるべきことをやった」と思える感覚に変わります。本番は平常心を最優先に、これまでの準備をそのまま出し切ることに集中してください。応援しています!



