01
Story of Evolution
これまでの経緯
学生時代には会計や簿記を専攻していた時期もありましたが、「カネ・ヒト・モノ」の中でも特に“ヒトの管理”に強く興味を持ち、社労士業界への就職を決意しました。
その後、社会保険労務士法人に就職し、労務コンサルタントとして勤務。現在と同様に、給与計算や労務相談に加え、助成金対応など幅広い業務に携わっておりました。
さらにキャリアの幅を広げるため、外資系クライアントへの対応も可能なRSM汐留パートナーズへと入社いたしました。
02
Professional Landscape
現在の仕事内容
主に外資系企業のクライアントの担当者として、日々の業務に従事しております。担当している企業の従業員数は、数十名から数百名規模まで多岐にわたり、クライアントとのコミュニケーション、給与計算、社会保険手続きなどを中心に対応しています。
これらの業務はチームで分担して行っているため、他のメンバーへの業務指示(ディレクション)や進捗管理なども一部担当しております。また、外資系企業の場合、人事労務の対応に加えて、支払業務の代行までを包括的に契約しているケースが多く、支払いが滞りなく行えるよう、事前にスケジュールを組んで対応することが求められます。加えて、クライアント担当者の多くは海外に居住されているため、英語でのやり取りが必須となります。その点が、国内企業との対応と大きく異なる特徴だと感じています。


03
Innovative Workplace
働く環境・制度
私はもともと東京本社に勤務しておりましたが、コロナ禍を経てテレワークが広く浸透したこと、そして自身の個人的な事情も重なり、地元である大阪へUターンいたしました。以来、関西を拠点として勤務を続けております。
RSM汐留パートナーズでは、現在、地方拠点の拡充にも力を入れており、昨年には大阪事務所が開設されました。そのため、私のようなUターン組でも、仕事を辞めることなく継続できており、非常にありがたく感じています。
また、当社ではフレックスタイム制が導入されており、自身でスケジュールを管理する前提ではありますが、勤務時間を柔軟に調整できる環境が整っています。
趣味や自己投資の時間を確保しやすく、ワークライフバランスの向上にもつながっています。
私は気分転換も兼ねて大阪事務所へ出社することもありますが、もちろんフルリモート勤務を選択することも可能です。
通勤時間を読書や運動など有意義な活動に充てられるため、生活の質(QOL)も大きく向上していると実感しています。
このように、フルリモートとフレックスタイムの両方を取り入れている企業はまだ多くはなく、友人からもよく羨ましがられます。
ただし、自由な働き方にはそれ相応の責任が伴います。業務を自律的に遂行する姿勢と責任感を持って取り組むことが、何よりも重要だと感じています。
04
Core Values
大切にしていること
私は物事や自分の意見の伝え方を大切にしています。特にクライアント対応においては、外資系企業のお客様が多いため、日本の法令に馴染みのない方に対して労働関連法や慣習を分かりやすく伝える機会が多くあります。
例えば、アメリカのお客様から「本国で行っている制度を日本支社にも導入したい」という相談を受けることがありますが、日本の法令上それを実現することが難しい場合が多々あります。その際、ただ単に「できない」「法律で決まっている」と機械的に伝えることは誰にでもできることだと考えていますが、お客様は「無理なのは分かったが、どうにか代替手段はないか」「似たような仕組みを作れるのか」といった疑問を持つことが多いです。そのため、そうしたニーズを先回りして予測し、自分から積極的に情報提供を行うよう心がけています。仮に代替案がなくても、なぜ要望を実現できないのか、その根拠や理論を明確に説明し、ご納得いただけるよう努めています。

Message候補者へのメッセージ
近年では、コンプライアンスをはじめとする企業の社会的責任に対する関心が、これまで以上に高まっています。そうした複雑でダイナミックな環境だからこそ、知識や経験に加え、変化に前向きに適応する柔軟性や、常に自己をアップデートし続ける姿勢が重要となります。
これからの時代に通用する力を共に育みながら、本質的な価値を社会に届けられる方との出会いを、心より楽しみにしております。