所長ブログ&コラム
カテゴリー「商標」の記事一覧
商標の識別力とは?
商標の識別力とは、そのネーミングや商品名、図形等が「商標」として認識される力、すなわち識別ラベルとして機能する力のことです。例えば、商品「新聞紙」に、「新聞」と文字列を付しても、誰も特定の人の商品であることを認識するこ<続きを読む>
商標の機能とは?
商標は、自己の商品・サービスと他人の商品・サービスとを識別する識別標識です。同じような商品の中にある特別なラベルが貼ってあれば、それを区別することができますよね。商標は、そのようなラベルのようなものです。このように、自<続きを読む>
特定非常災害特別措置法第3条第3項に基づく令和6年能登半島地震により影響を受けた手続期間の延長について
令和6年1月11日、令和6年能登半島地震による災害を「特定非常災害」に指定する政令が公布、即日施行となりました。 これにより、その影響を受けた人においては、各種の行政手続きの満了日が延長され、また法令上の義務を履行でき<続きを読む>
商標制度は、言葉や用語を独占する制度ではありません。
お客様から、たまに、「この言葉や用語を考えたので、商標登録してその使用を独占したい」というような質問をされることがあります。 結論からいいますと、標題にも既に書いていますが、商標制度は、言葉や用語を独占する制度ではあり<続きを読む>
ビジネスの保険としての特許、商標登録
特許権や商標権、意匠権、実用新案権等を取得すると、自身の権利を侵害する者または侵害するおそれがある者に対して差止請求や損害賠償請求等をすることができます。差止請求とは、その侵害の停止又は予防を請求することです。例えば、<続きを読む>
他人の商標が大量に先取りして出願されている問題について
新聞等でも報道されているように、昨今、自分自身で使用する予定がないにもかかわらず、他人の商標やそれに類似する商標が大量に出願されているため、真に商標登録を希望する方がその商標登録を断念せざるを得ない場合が散見されました<続きを読む>
社名が使えない!?
せっかく法人登記したのに、その社名が使えなくなる場合があります。 他人が、その法人登記した社名と同一・類似のネーミングについてあなたが取り扱う商品やサービスを指定して商標登録していれば、原則として、あなたはその社名をその<続きを読む>
指定商品又は指定役務について
こんにちは。 ここでは、できるだけ身近な知的財産や知的財産権を題材としてブログを書いていきたいと思います。 初回は、「商標」を取り上げたいと思います。 最近「PPAP」で何かと話題の商標ですが、商標はネーミングやマークだ<続きを読む>