RSM汐留パートナーズは、CDP(カーボンディスクロージャープロジェクト)質問書への回答を支援します。
CDPは、企業がどのような気候変動、水セキュリティ、森林保護に関する取り組みを推進しているか?各企業へ質問書を送り、企業の回答内容をスコアリングし、その内容を開示している英国の非営利団体です。CDPのスコアリング結果は国内外のESG投資家の投資判断に大きく影響を与えています。日本企業の回答数も年々増加しています。
CDP開示における課題
- 気候変動、水セキュリティ、森林保護に関する人的リソースや専門性が十分に確保できていない
- データ収集方法やプロセスが、社内、グループ会社、取引先、調達先との間で標準化されておらず、継続的な教育やコミュニケーションができていない
- CDP質問書は詳細かつ多岐にわたる質問が含まれているため、回答に想定以上の時間や労力がかかっている
- 国・地域の規制が多種多様なため、国際的な企業において、新しい規制や規制の変更への対応が複雑になっている
- 取引先から気候変動、水セキュリティ、森林保護に関するサーベイが来て、回答に苦慮している
CDP開示支援のサービスメニュー
1. CDP質問書の把握~ギャップ分析~リスクと機会の特定
CDP質問書の目的や質問内容を理解したうえで、CDPの要件と現状の業務やプロセスとの間のギャップ(違い)を把握し、貴社がCDPの要件を満たすために、気候変動、水セキュリティ、及び森林保護に関連するリスクと機会は何か?を明確にすることを支援します。
2. 方針・戦略・目標・アクションプラン策定
単に回答作成を支援するにとどまらず、CDP要件を満たすために取り組むべき課題の解決のため、貴社の方針、戦略、目標、アクションプラン策定を支援します。GHG排出量スコープ1~3、TCFD/TNFD、水セキュリティ、森林保護の取り組みと連動することが必要です。また、SBTに基づくGHG排出削減目標設定が推奨されます。
3. マネジメントシステム構築
貴社の方針、戦略、目標、アクションプランを達成していくために必要な体制や経営資源を確保し、Plan-Do-Check-ActつまりPDCAサイクルを回し、継続的改善を進めることを支援します。CDP質問書への回答は毎年行われますので、継続的にデータ収集と分析を行い対応する必要があります。
4. プロジェクトマネジメント
クロスファンクショナル(全社または複数事業部横断)プロジェクトを推進する際、プロジェクトの進捗状況やプロジェクト毎の課題を把握し、その課題解決を支援するような人材が必要となります。企業によっては、プロジェクトマネジメントに関するスキルや能力を持つ人材が不足していることがあります。貴社にそのような人材不足のお悩みがあれば、弊社コンサルタントをプロジェクトマネージャーとして活用することが可能です。
5. チェンジマネジメント
気候変動、水セキュリティ、及び森林保護への取り組みは従来の経営概念や手法から大きな変革を伴います。チェンジマネジメントの手法やプロセスを実行し、チャンピオンを任命することにより、気候変動、水セキュリティ、及び森林保護に関連する業務への変革やその重要性について、貴社従業員をはじめ関連するステークホルダーが理解を深め、その変革に適応することができるよう支援します。
6. アウトソーシング
企業によっては、社内に気候変動、水セキュリティ、及び森林保護に関する専門知識や業務経験を持つ人材が不足していることがあります。貴社にそのような人材不足のお悩みがあれば、弊社コンサルタントを業務要員として活用することが可能です。
7. ステークホルダーとのコミュニケーション強化
企業は、株主の利益だけでなく、従業員、顧客、取引先、地域社会、環境など、あらゆるステークホルダーの利益に配慮して持続可能な事業活動を行うことが求められています。ステークホルダーから「共感」を得られるような、透明性のある双方向コミュニケーションの強化を支援します。
参照資料
CDPウェブサイト
金融庁「CDP質問書とスコアリング」
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