札幌にて消費税率引き上げについてのセミナー開催
- 2013.11.15
- 会食・交流会・セミナー
久々の札幌。もう冬のにおいを感じました。
何度食べても北海道の蟹は抜群です。
さて、
『消費税増税に伴う会計実務のポイント』と『平成25年度税制改正のポイント確認と平成26年度税制改正の展望』
というテーマで1時間半お話させていただきました。いよいよ4月1日から8%時代到来です。
特に今回は施行まで5ヶ月を切っているということで、FAQ形式で参加者からのアンケートも踏まえた、非常に実務的な内容となりました。たくさんの方々が関心を持たれているようで70人ほどの方々にご参加いただきました。
(1)売上・仕入計上時期が異なる場合の消費税率はどうなるか?
(2)施行日前に支払いを受けた前受金はどうなるか?
(3)クラウドやASPサービスなど「月額使用料」という形で提供する ものに関しては、契約時期、請求時期によって消費税率は変わるのか?
(4)建設業で、施行日をまたぐ工事の請求方法はどうすべきか?
(5)施行日をまたぐメンテナンス契約に係る適用税率はどうなるか?
(6)施行日をまたぐメンテナンス契約に係る請求関係はどうなるか?
(7)資産の貸付に関する経過措置の要件である、「事業者が事情の変更その他の理由により当該対価の額の変更を求めることができる旨の定めがないこと」について、公租公課や保険料や法令による変更だとしても、要件を満たさないか?
(8)経過措置の適用を受ける工事の請負等の契約について、取引の合意日と契約書交付日が異なる場合はどうすべきか?
(9)後払いのテナント賃料に係る消費税率についてはどのように考えるべきか?
(10)消費税率引上げに伴う短期前払費用の取扱いはどうなるか?
(11)建設業における工事進行基準の経過措置とはどのようなものか?
(12)当社(3月決算法人)では、毎年3月20日を決算締切日としており、法人税基本通達2-6-1《決算締切日》の取扱いを適用している。この場合の消費税法の適用関係はどのようになるか?
(13)販売商品の返品について、例えば、4月中に返品を受けた商品は、3月中の販売に対応するものとして処理している場合、平成26年4月中の返品については平成26年3月中の販売に対応するものとして、旧消費税法の規定に基づき売上げに係る対価の返還等に係る消費税額の計算を行って差し支えないか?
(14)消費税の端数処理について、今回の消費税率引き上げと関連して注意すべき点はあるか?
(15)総額表示義務の特例の適用を受けるための「誤認防止措置」の表示について気をつけるべき点は?
(16)消費税率引き上げに対する注文・請求の取り扱いについてはどこまで対応するのか?
など、Q&Aは多岐にわたりました。
次回は同じセミナーを東京でも開催します。
もしご興味がある方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡下さい。