難しいけど追求したい「経営者感覚」とは?

経営者感覚とは、経営者が仕事に対して持ち合わせている姿勢やものごとの考え方です。

私たちのお客様のほとんどが中小企業の経営者です。そして私前川も一応中小企業の経営者です。これからRSM汐留パートナーズの役員も増加する予定ですが、同じ経営者の仲間です。経営者は命をかけて、会社のため従業員のため、全身全霊で打ち込んでいて、気合入りまくりな訳です。少なくとも利己的な考えで自分のことだけ考えて経営しているような社長の会社は、長くは続きません。それは私のこれまでの経験上も同じです。

そして経営者にはバランス感覚がとても重要です。客観的で公正な評価を常に行えるかどうか。9割の人がYesということをYesと判断することはとても簡単です。ですが6割の人がYesということをYesと判断できるかどうかは意外と難しいものです。「6割の人がそう思っているんだな~」と客観的に判断できる力です。世の中の一般的な考え方を常々感じている必要があります。

とはいえ、6割の人が常に正しいとは限りません。もしかしたら1割の人が正しいかもしれません。その時に正しいことを正しいと判断し意思決定できるという能力もすごく重要です。ここまで書くと自分が何を言いたいのか良くわからなくなってきますが、私はそのようなメンバーとRSM汐留パートナーズを経営していきたいと考えています。

私は、日々、メンバーに「少しでも経営者の感覚に近づこう」と話しています。クライアントの社長様と同じ目線で、かゆいところに手が届くように。でも、それは決して容易なことではないとわかっています。わかりながら話しています。ですがRSM汐留パートナーズも創業して6年がたち、いろいろなメンバーが加入して、会社に貢献してくれています。社歴が長い者、前職はあれどRSM汐留パートナーズではまだ社歴が短い者、新卒でRSM汐留パートナーズに入社した者。

私たちは、RSM汐留パートナーズは、このことにチャレンジしています。それができてこそ、真に最強の税理士法人になれると思います。東京でNo.1になることも実現できると思います。残念ながら、私が見る限り、まだまだメンバー全員が経営者感覚を持ち合わせているとは言い難いです。それでは、お客様にも信頼されず、そして、RSM汐留パートナーズの経営も一緒に行っていくことはできません。

よく会計事務所や社会保険労務士事務所は、お客様にとって単なる事務代行会社としてみなされていることがあります。9割の会計事務所や社労士事務所はそうだと思います。私たちもまだできていません。ですが、それはとても残念なことです。経営者の皆様が、心の底からこの人に相談したいと思ってくれるかどうか、それが会計事務所が会計事務所ではなくなる瞬間です。一皮向けた瞬間です。

残念ながら日々がっかりすることもあります。年功序列という日本の古い制度は会社と職員をダメにします。もちろん年功序列制度にもメリットはあります。チームワークの向上、組織への忠誠心、仕事を教える意識の向上など・・・ですが、これは、高度経済成長期における日本企業の成長の鍵ではあったものの、現代日本においてはOut of dateです。年齢に関係なくできるやつはできる。

我々、RSM汐留パートナーズは常に経営理念を大切にしています。この経営理念を貫く上で、経営者感覚というのはとても大切です。

RSM汐留パートナーズ税理士法人の代表社員には、数多くの職員及びその扶養親族に対する重い重い責任があります。同様に、RSM汐留パートナーズ株式会社の取締役にも、大きな責任があります。

いろいろなメンバーと話していても、私はすぐ気づいてしまいます。利己的な考えから出る発言か、本当にRSM汐留パートナーズのことを考えている発言か・・・。メンバーの成長、それは私の使命かもしれませんが、でもメンバー一人一人の成長に期待しています。

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)
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