別の人格となって表に現れる「解離性同一性障害」

解離性同一性障害は、wikipediaによると「解離性障害は、本人にとって堪えられない状況を、離人症のようにそれは自分のことではないと感じたり、あるいは解離性健忘などのようにその時期の感情や記憶を切り離して、それを思い出せなくすることで心のダメージを回避しようとすることから引き起こされる障害であるが、解離性同一性障害は、その中でもっとも重く、切り離した感情や記憶が成長して、別の人格となって表に現れるものである。」とあります。

かつては多重人格障害と呼ばれていたようです。ある人格が現れている時には、別の人格の時の記憶がないことが多い・・・生活面での様々な支障が出てきますね。あまりにもつらすぎる体験を自分自身から切り離そうとするために起きてしまう一種の防衛反応のようです。

最近見たテレビドラマ「愛してたって秘密はある」(日本テレビ)の主人公である福士蒼汰が二重人格、かなり重い症状のようなので解離性同一性障害であるという最終回でした。また豊田真由子議員が「違うだろ、この、ハゲ~っ!」と罵声を浴びせた事案も、本人の謝罪会見を見る限りは、自分の思うようにいかない時にヒステリックになってしまう一種の解離性障害なのではと思ったりします。

物事には色々な見方があると思います。私たちが見ている月の裏側が違う顔をしているように。例えば何かの障害を抱えている人がいた時、その障害についてもし知らなければ、きっとすごくその人に対してネガティブな印象を持ってしまうことでしょう。しかしながら、障害を持ちながら一生懸命頑張って何とか歯を食いしばって活躍しているとすれば、それは称賛に値することでしょう。

真実は我々にはわかりませんし、知る必要もありませんが、豊田議員には小学生のお子さんがいらっしゃるとか。家族や利害関係者はきっとつらい状況だと思うので、広い心をもって日々生きていきたいと思いました。

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ミレニアル世代と”Purpose”~ザッカーバーグのハーバードでのスピーチより~

こんにちは、ミレニアル世代の前川です(笑)。ミレニアル(Millennial)世代とは2000年以降に成人や社会人になる世代を指す言葉のようです。私は1981年生まれ、2001年に20歳となりましたのでミレニアル世代(初期)です。

米国では1980年~2000年頃に生まれた若者をそう呼び、当事者も自身を新しい価値観や感覚を持つミレニアル世代であると多少なりとも認識しているようです。日本ではあまりなじみがないですね。「M世代」ともいうようです。

さて、本日は、Facebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)が2017年のハーバード大学卒業式で卒業生に送ったスピーチを聞きまして、感極まって、そして私の中でモヤモヤしていたことが少し解決したような気がして、この感覚を忘れないうちに残しておきたいと思いブログを書くに至りました。

ザッカーバーグは1984年5月14日生まれの現在33歳です。ザッカーバーグはハーバード大学を中退しているので卒業生ではありませんが、2017年の卒業生に向けてのスピーチをお願いされたようです。その内容は若干の違和感はあるものの総じて感動的なものでした。

そのスピーチは以下Youtubeリンクから見れます。

英語がネイティブレベルで聞ける人はうらやましいと思います。スティーブ・ジョブズやオバマ前大統領のような素晴らしいスピーチを母国語として聞けるなんて。

スピーチの要点、刺さった点、備忘として残しておきたい点として、自分は以下を認識しました。

【要旨】

・”Purpose(目的)”についてフォーカスした話。
・ザッカーバーグも卒業生も10歳くらいしか変わらないミレニアム世代であり同世代である。
・”Purpose”が人生の幸せを創造する。
・自分たちの世代の課題は”Purpose”をすべての人が持てる世界になる
・ここでいう”すべての人(Everyone)”はアメリカ人ではなくて世界中の人である。
・すべての人にはもちろん”貧困層や不法移民など経済的余裕がない人々すべて”を含む。
・すべての人が目的を持つ、それにより社会全体が良くなっていく、そういう時代になってきている。
・GDPだけではない全く新たな指標により社会の幸福度を図るべきである。
・世界中のすべての人が”Purpose”を持つために3つの方法がある。
①大きなプロジェクトという大変なことにチャレンジする。
②すべての人に平等な機会が提供されるようにする。
③地域コミュニティーと都市・国際コミュニティーを創出する。

私は、マーク・ザッカーバーグのスピーチを聞いて、彼のような人が大統領になる新たな時代がそこまで来ていると感じました。もちろんそれは「今」ではないし、彼の考えていることは、成功により大きな富を得た彼だから言えることではあるし、理想的な部分も多くて政治はそんなに甘いものではないと批判を受けることもあるとは思うけれども。

日本人からすると、どうもスピーチを聞いていて偽善のようにも感じてしまう人もいると思いますが、ここまで貫いているのであれば徹底的に貫いてほしいと思うし、徹底的に貫けるとしたらそれはとてもすごいことであると思います。

批判はあろうとも、日本の同盟国であり、これからも長きに渡って付き合っていくアメリカ合衆国のIT業界のトップリーダーの発言。さらに新しい世界と時代を作っていくハーバード大学の卒業生に向けてのメッセージです。こういう素晴らしい情報が日本人の若者にもガンガン流れてくればいいのにと思います。やはり日本人は言語でつまずいている場合ではないでしょう。

一方で、このスピーチの中でRSM汐留パートナーズのフィロソフィ(企業哲学)を考える上でモヤモヤしていたことがかなりクリアになりました。

RSM汐留パートナーズには2008年に創業して以来、「3つの経営理念」「3つのビジョン」がありました。その後「9つの行動指針」ができました。当時は、稲盛和夫やピーター・ドラッカーなどの本を読み漁っていました。お陰様で、当時の経営理念とビジョンは今も同じ、変わらない原点ともいうべきものとなっています。

●経営理念
・抽象的
・汐留Pには3つある
・「Client First」、「従業員と家族の幸せを大切にする」、「プロフェッショナルとして社会に貢献する」

●ビジョン
・少し抽象的
・汐留Pには3つある
・「専門性」、「誠実性」、「革新性」

●行動指針
・具体的
・汐留Pには9つある
・3つのビジョンを3つずつ具現化している

経営理念を実現するためにビジョンと行動指針があります。ところが1つモヤモヤしていたことがありまして、「何のために経営理念があるのだろう?」ということです。会社を経営する上での考え方が経営理念なのですが、「会社を経営する先の何のために経営理念があるのだろう?」という答えはなかなか見つけられませんでした。

そこで何と、「こうなんじゃないか」と考えていた経営理念の上位にあるものとして定めたものが「目標」でした。そしてその目標は「幸せになる」です。こちらのブログで過去に書きました⇒「幸せのかたち」は人それぞれ

上記のザッカーバーグのスピーチの要点のうちの、「”Purpose”が人生の幸せを創造する。」というところ。これは結構ビビビときました。彼は「世界」を視点に話していて、残念ながら私はそうはなれていませんが、少なくともRSM汐留パートナーズとして考えた場合にはかなり近い考えを持っているということがわかりました。うれしくもあり、悔しくもあり(3個も下なので)。

人生の目標を見つけるだけではなく、目的感を持って生きる。新たな仕事を創り出すだけでなく目的感を創り出さないといけないんだと。日本語に訳して整理しては語れないのですが、自分が進んでいる方向性に自信が持てました。

RSM汐留パートナーズを設立して9年経ち、10年目に入りました。次の2018年4月1日が設立10周年の節目です。この1年は組織再編、本社移転などイベントが盛りだくさんです。今日は自分の頭の中を整理することができました。素晴らしい10周年を迎えられる気がしています。

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『努力をする人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』

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『努力をする人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』

戦後の文壇をリードした小説家、井上靖の言葉です。実は以前もブログでこの言葉を紹介したことがありました。最近この言葉の意味をしっかりと感じることが多くなってきました。

以前は自分自身が不満を語っていたような気がしますが、最近はありがたいことに不満を言うことなどほとんどない毎日です。正確に表現するならば、不満なことがあればそれを改善・解決するためにどうすればいいかを考えて議論します。

さて、最近は自分よりも年下のビジネスマンと仕事をすることが多くなり、「ああぁぁぁぁぁ、残念・・・」と、この言葉を思い出すことが結構あります(歳を取りました)。痴や不満ばかりを話している者とは正直距離を置きたくなってしまいます。ネガティブオーラが出ていたら近づかないようにしています。

「どうしたら解決できるだろう?」と考えている人でしたら一緒に考えたいと思います。監査法人に勤務している会計士と話しているとき、スタンスが大きく二つに分かれます。痴や不満ばかりを話している会計士は、そもそも、自分が会計士という資格を選んで、監査法人に入社したのだから、ほぼ自分の責任な訳です。たとえおかれている環境がつらかったとしても。にもかかわらず、人のせいにしています。

一方で、監査法人で勉強させてもらっていると、とてもポジティブな集団もいます。これはきっと税理士法人でも同じことが言えるのだと思います。ぜひ希望を語れる税理士法人でありたい、そんなメンバーが集まる場所でありたい、と思います。

『努力をする人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』
この言葉を胸に生きていきます。

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イケメン公認会計士とカフェランチ

今日は税理士というよりは公認会計士の話を。

公認会計士になったらゴールではなくて、ワクワクするビジネスマンライフのスタート!!監査法人で数年皆トレーニングを積み、監査法人以外の世界でお仕事をするわけです。こう書くと監査法人のパートナーの皆様に怒られてしまいまいそうですが・・・。私も監査法人で5年間いろいろな経験をさせていただきました。本当に勉強になりました。少し前にその師匠も監査法人を飛び出しました。私の仲間たちも監査法人を出て本当にいろいろなところで活躍しています。

私のように税務やコンサルティング業務をしているものもいれば、外資系金融機関にいる者もいれば、完全に海外生活となっている者まで。中には保育園を経営している先輩もいます。不思議ですね(笑)

さて、少し前ですが親しいイケメン会計士と某ホテルのカフェラウンジでランチをしながら近況報告をしておりました。彼と私とは全然違うキャリアです。そして頻繁に会うこともないのですが、たまにこうして情報交換をしています。私はスペシャリストでありつつゼネラリストでありたいと強く思っています。そんな両立ができるの?と思われてしまいますが、私はそれを追及し続けております。そしてRSM汐留パートナーズのメンバーもそれを追及しています。

ところがスペシャリストの中のスペシャリストもいるわけです。彼と会うとそう思いますが、「こいつにはこの分野は絶対かなわん!」もしゼネラリストではなくスペシャリストを目指すのであれば、とことんスペシャリストを目指さないといけないなと感じますので、そういう発言をすることが多くなりました。別の会では、SMAPの世界にひとつだけの花ではないですが、「ナンバー1にならなくてもオンリー1になれればいい」「オンリー1になるためにはナンバー1にもならないといけないのでは」なんて話を語り合ったこともありました。

さて、もう漫然と30代半ばまできてしまいました。ここからもう1回気合を入れ直して、色々なことを勉強して、自分自身・そして私と関ってくれたすべての人を幸せにできるように、ただがむしゃらに仕事をするだけではない人生後半をスタートしようと思います。

(注)面白いことに「イケメン会計士」と検索するとこの記事が上位表示されます。私はイケメンではありませんが、Google先生を欺くことができています。本当は自称イケメン会計士や、他人からの推薦によるイケメン会計士が上位に表示されるべきなのですが、まだまだ「イケメン」「イケメン会計士」というキーワードを本文中に散らばすことで、Google先生を欺き上位表示ができるということですね。

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『あさかさたなはまやらわの法則』とは?

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Facebookよりshareです。これは、『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則』の著者である田口久人氏による言葉です。あから始まる44のメッセージです。皆さんが悩んだときや迷ったときの答えがここにあるかもしれません。

これはいい言葉が盛りだくさんですね。20代からの自分を強くするといことで、私はもう20代は終わってしまいましたが、若いうちにぜひ身につけておくべき言葉でもあります。自然のこういう言葉が自然と溢れ出てくるような、心穏やかで満ち足りた人生を送りたい。

もちろんすべての言葉がしっくりくるわけではありませんが、言われてうれしいことが多いですよね。ということは相手にもそう思った時にはこの言葉を発すると良いと思います。私は、何気なく「いいですね」とかも好きですし、「早いですね」もうれしいです。「よく知っていますね」「わかりやすいですね」もうれしいですよね。

自分は、特に「ありがとう」が大好きです。「ありがとう」とたくさん言われるとやっぱりうれしいですよね。そんな仕事っぷりで毎日入れるように頑張ります!「あかさたなはまやらわ」の法則おすすめです。

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ネイティブ・アメリカンの教え

ネイティブ・アメリカン(Native American)とはアメリカ合衆国の先住民族の総称です。心に響くネイティブ・アメリカンの教えはたくさんあります。そのうちの1つをご紹介したいと思います。

あなたが生まれたとき、あなたは泣いて、周りが笑っていたでしょう。

だから、

あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りが泣いているような人生を歩みなさい。

現代人が見失った大事な人間の生き方、心のあり方などがインディアンたちの伝統と教えの中には生きています。私もこんな人生を送りたいと思いました!

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シニアマネージャーの結婚式

昨日はRSM汐留パートナーズの成長を支えてくれているシニアマネージャーの結婚式でした。素晴らしい挙式、披露宴、2次会、3次会でした。

最近結婚するメンバーがとても多く嬉しい報告がたくさんあります。意外と結婚式を挙げるメンバーが少なかったので、実は私主賓の一発目の祝辞は人生初めてでした。100点とは言わずとも伝えたい内容をお話しできました。緊張しましたがまた依頼があれば喜んでお引き受けします。

やはり準備は大変でも一生に一回の事なのでぜひ可能ならば皆にも披露宴などを開催してほしいなと思いました。2次会からたくさんのメンバーが駆けつけてくれました。愛のあふれるメンバーだなぁと感じました!末永くお幸せに。

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新しい情報と懐かしい思い出

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先日、昔昔遊んでいた公園に寄りました。昔昔といいますのは30年近く前です。小学生の時ですね。すなわち北海道釧路市の公園です。

やはり30年も前ですと公園もだいぶ変わっていて見たこともない遊具が設置されていました。でも昔から生えていた中央の木は当時のままでした。

この公園にはたくさんの思い出があります。公園の上に住んでいた松浦くんたちとたくさん遊んだ思い出、犬に追いかけられて犬が嫌いになってしまった思い出、大切にしていたビックリマンシールのキラキラが全部入ったファイルを盗まれてしまって集めるのをやめた思い出、などたくさんあります。

東京で10数年ものすごい勢いで仕事をして新しい情報を頭にたくさんいれていると、どうも昔の思い出が失われている気がしてなりません。こうしてたまに立ち寄ってみることは、自分の生きてきた道を振り替える良い機会になるかもしれません。

今まで勝手に、記憶には限度がありキャパシティを超えると大事なことを忘れてしまう、、、という持論で新しい情報だけを大切にしてきました。試験などで暗記すべき事なども多くそのような偏った考え方になってしまったのかもしれません。

基本後ろを見ず前だけを向いて突っ走ってきましたが、過去の思い出や経験は自分の今に影響を与えているはずなので大切にしていこうと思います。

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旧友と久しぶりの再開

先日お店でお客様と会食をしているとき、「今●●のお店にいるやろ。俺もいるよ。」とメールが来ました。携帯に登録のない番号からのメールなので全く誰かわからず。

お店を一周してもわからず。そこで、「誰ですか?」と聞いてみると、何と北海道大学時代の旧友でした。数年ぶりの再開。私がお客様と一緒だと察してすぐに声をかけてこなかったようで。

広い東京といえどもこのようなことはたまにあるようで、「壁に耳あり障子に目あり」ですね。もちろん、お店で込み入った話はしませんが、だれがどこにいるかわかりませんね笑

久々に再開できたいい夜となりました。

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電通従業員の過労死認定について

電通の従業員が自殺したことについて、三田労働基準監督署が過労死と認定していたと報じられました。

さて、命ほど尊いものはありません。二度と戻りません。私も数年前非常に親しい方を亡くしました。あの時何か自分にできたのではないか、と今でも考えてしまいます。

命を絶つ所まで追い込まれたとしても、冷静に考えて「逃げ出す」という選択肢を選ぶべきだと思いますが、おおよそその時にはそんな考えを持つことができない所まで追い込まれているはずです。

やはり、周りの方々がいかに愛をもって日々接しあえるかという点が重要だと思います。助け合い、協力関係などが大切であることは言うまでもありません。個人がいくら優秀であっても人間1人では生きていけません。

その事は皆よくわかっています。だからこそ皆組織をうまく活用し仕事をしているわけです。RSM汐留パートナーズはまだまだ小さな会社ですがそのような愛のあふれる会社にしたいと思います。

とりわけ士業の世界、おかしいことだらけです。他の業界で当たり前のことを当たり前にこなすだけでスゴいねと言われます。頑張りがいがあります。

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