恩師の公認会計士の門出を祝う

昨日は私の恩師である新日本有限責任監査法人のCさんを送る会でした。彼の門出、新しい道を歩まれるとのこと(詳しくは教えてもらえません)。

私はCさんに直接ご指導いただいた数少ない公認会計士の1人です。新日本の公開業務部(IPOセクション)を作った方の下で働けて本当に幸せでした。これから彼が何らの制約なく外の世界で活躍できるのかと思うと個人的にですがワクワクし嬉しくてたまりません。

もはや公認会計士としてではなく一人間として魅力的なのだと思いますし、私もCさんに声をかけていただくことがあったとき恥ずかしくない自分でありたいと思います。

私も会社のトップとして背中で社員に良き影響を与えられるような人間になれているだろうか。22歳から12年間私に影響を与え続けている方とゆっくり話せました、二日酔いですが今日からまた更に頑張ります。

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最近の悩みと葛藤について

諸先輩経営者の皆様は通過してきた悩みだと思うのですが、昔は、私はすべてのお客様に直接対峙して絶対にご満足いただくサービスをご提供できていた自信があります。一公認会計士・一税理士として誰にも負けない自信があります。また、すべてのスタッフに直接対峙して満足行く指導をしてこれたのかなと思います。

最近は以前の自分の動きと比して申し訳ないと思うこともあります。

あるドクターが私に「どんなに手術が上手な医師がいたとしても、後輩を育成しないと、救える命はその医師のキャパまでだ。」と言ったことがありました。素直に受け入れたいと思いつつも、実務家として最前線にもいたいという私のわがまま(笑)なかなかそのようには思えないわけです。それが葛藤の原因。

この悩みはつきませんが悩むとき「あー、俺生きているなー!」って感じるので悩みながらも少しずつ前に進んでいきたいと思います。

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サウンドファンにJOINしました。

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本日株式会社サウンドファン正式にJoinしました。

ちょっと昔話になりますが、私の父は19歳のとき脳腫瘍になってしまいました。その後遺症のため父は左耳があまり聞こえません。

若い頃私は父に本当にひどいことをしてしまいました。受験勉強をしているのにリビングで大音量でテレビを見ている父を煙たがっていました。

でも15年以上経ち、サウンドファンファンという会社に出会いました。耳の聞こえない方に国際特許による特殊な技術で耳にダイレクトで音を伝える、補聴器のいらない「ミライスピーカー」を提供しています。

父は66歳、もうすぐ東京に遊びに来る父にミライスピーカーを使ってもらいます。遅ればせながらこれからせめてもの恩返し。

貧しいながらも教育にお金を惜しまなかった父。おかけで男3兄弟、3人とも国立大学に進学できました。

このミライスピーカーが世界中の難聴者のために役に立つことを夢見て・・・今できることをすべてやってみたいと思います。

株式会社サウンドファン
設立:2013年10月7日
http://soundfun.co.jp/

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日本の少子化対策についての外国人スピーチ

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先日。日本語学校を経営されている顧問先のお客様の生徒様の日本語によるスピーチをご紹介いただきました。テーマは「少子化について」。昨今の日本においては、未婚化や晩婚化などに伴い子供が減ってきています。

少子化対策については、皆さんが色々と議論を尽くしているので私のような素人がコメントをさせていただく立場にありませんが、このような外国人の方の意見から「気づき」を与えていただける場合もあるのだなと思いました。

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膨大な情報に疲れてしまっている自分

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最近本当にたくさんの情報が飛び交っています。情報がありすぎて取捨選択できません。中には正しくない情報もたくさんあり、また、くだらない情報もたくさんあります。

皆、IT社会に疲れていってしまっているのではないでしょうか。東京は日本の中でも格段に情報社会となっています。

最終的には、人と人、大切なことを見失わないように日々過ごして生きたいと思います。

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米国公認会計士試験に合格しました!

ご報告です。

昨日アメリカの公認会計士試験に合格しました。意外と嬉しいです(笑)
私はワシントン州にてライセンス登録予定です。これで一応英語ができる体裁は整いましたので、あとはひたすら会話中心に頑張るのみ。

日常ではほぼ役に立たないアメリカ税法・連邦法のわけわからない英単語(末必の故意、離婚手当、脂肪吸引など数えきれない)を取り合えずいったん忘れ、使える英語のレベルを引き上げます。英語が話せない米国公認会計士ってカッコ悪いので(^_^;)

昨年ハワイに米国法人Shiodome Partners (USA) Inc.も設立しましたのでこれからさらにビジネス加速してまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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自分の存在意義や存在価値とは?

世界のいろいろな所で建造物や石像が破壊されているのを見ました。実際長い年月が経つと形あるものはどんどんと劣化してなくなってしまいます。

また人々の記憶も風化してしまいます。

うーむ、そう考えますと自分の存在意義や存在価値ていったい何なんだろうと考えてしまいます。

自分の存在意義を見失ったことで、生きようとする力までもがうせてしまうことがあると思うんです。でも人は命ある限り命を粗末にしてはいけませんで、頑張って生きないといけません。そんなときには、まず1個良いことをしてみましょう。

例えば、満員電車で席を譲ると、妊婦じゃない人を妊婦と間違ったり、ずいぶん年齢を誤ってしまわない限りは、だいたい「ありがとうございます」と喜んでもらえますよね。ですので自分は極力譲るべき時には譲るようにしています。

やはり、誰かに喜んでもらえる、誰かに少しでも必要とされるって嬉しいですよね。小さいですがこの瞬間自分の存在の意義や価値があります。この積み重ね、小さなことだけどとても大切だなぁと思います

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伊那食品工業株式会社の経営理念

伊那食品工業株式会社の経営理念はメディアでも取り上げられとても有名です。2008年「日本でいちばん大切にしたい会社(坂本光司著/あさ出版発行)」に取り上げられてからとても注目を浴びました。

RSM汐留パートナーズ創業の年でもありましたので私自身大きな感銘を受けたことを覚えております。

以下抜粋させていただきました(伊那食品工業株式会社HPより)

社員の幸せのために~本来あるべき姿~

今の時代、「 本来あるべき姿 」 を見失った経営者、会社が多すぎるような気がします。 その結果が世界的な景気後退を招いているのではないでしょうか。

経営にとって 「 本来あるべき姿 」 とは 「 社員が幸せになるような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する 」 ことだと思います。 そして売り上げも利益もそれを実現するための手段に過ぎないのです。

会社を家庭だと考えれば、分かりやすいかと思います。 社員は家族です。 食べ物が少なくなったからといって、家族の誰かを追い出して、残りの者で食べるということはありえません。 会社も同じです。 家族の幸せを願うように、社員の幸せを願う経営が大切なのです。 またそう願う事で、会社経営にどんどん好循環が生まれていくのではないでしょうか。

「食べ物が少なくなったからといって、家族の誰かを追い出して、残りの者で食べるということはありえません」というところが胸に響きます。

食べ物が少なくなったら、誰かを追い出して、すなわちリストラをして、会社は生き残るというのが通説になっておりますが、伊那食品工業株式会社の理念のような経営をしていきたいものです。

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高い報酬よりもやりたい仕事を選ぶべき理由

かつて、アメリカの超有名な投資家・経営者であるウォレン・バフェットが次のように言っていました。

「お金で仕事を選ぶのは、お金で結婚相手を選ぶのと一緒だ」

すなわち、”お金”よりも、”やりがい・相性”が重要であるということです。

・良い仲間に恵まれている
・自分のやりたいことができている
・自分の能力が上がる環境である
・会社と社会に貢献できている実感がある
・実績に応じてフェアに報酬がもらえる

自分自身のこれまでを振り返っても思いますが、まずは、自分の能力を最大限に伸ばすことに全力投球すべきだと思います。間違いなくその方が、長い目で見て受け取る報酬全体、すなわち、生涯所得を最大にできることでしょう。

短期的なことに振り回されていては、良い結果は待っておりません。一時の年俸につられ不幸になってしまった友人、先輩、後輩を何人も見てきました。

報酬は仕事の成果についてくるものであって、報酬は仕事の成果を生みません。

さて、ここまでブログを書いてみて、思うこととしては、そうはいっても、しっかりと評価されて「報酬」を受け取るべきであるということです。ウォレン・バフェットが言うと説得力がありますが、中小企業の経営者が言うと、”言い訳”に聞こえてしまうからです。

そのために汐留パートナーズはメンバーの報酬が2倍、3倍になるように、果敢にもチャレンジしてみたいと思います。

幸い、汐留パートナーズでは、メンバーは、良い仲間に恵まれ、やりたいことができる環境であり、自分の能力が上がる環境であり、会社と社会に貢献できている実感がある組織体になりつつあります。

また、フェアな評価という点も重要です。

お客様の評価、グループメンバーファームの評価、先輩、同僚、後輩、アルバイトさんの評価、家族の評価、その他、利益貢献の視点、組織貢献の視点、業務貢献の視点、戦略提案の視点など・・・

様々な角度でフェアでありたいと思います。

組織の永続、お客様第一主義など、いろいろと大切にすべきことを大切にした上で、どうしたら、そうなれるか、私一人で考えるには重たいテーマなので、皆で考えていきたいと思います。

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あなたが働いている会社は誰の会社?

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札幌(ホテルさっぽろ芸文館)で高木豊氏の講演を聞きました。高木豊さんは1980年大洋ホエールズ(今の横浜DenAベイスターズ)に入団後、輝かしい成績を残しました。輝かしい栄光の裏には年棒調停・大量解雇など様々な苦労があったそうです。お子様3人が3人ともサッカー選手として活躍しており、「サッカー通の野球解説者」とのこと(笑)

高木さんの現役時代は、私はあまり記憶にはなく(北海道はジャイアンツ戦しか放映していなかったからか?)、ですが、スーパーファミコンなどゲームの中で、走攻守そろった名選手であると子供ながらに強く感じておりました。最近のアテネ五輪の守備走塁コーチや、横浜DeNAベイスターズのコーチ、フジテレビ野球解説者としてご活躍のイメージの方が印象に残っているという世代です。

とてもいい講演でした。私は上記のように高木さんの前に税務について1コマいただいていたのですが、自分のセミナーのあと、高木さんの講演に参加できて本当に良かったです。『強い組織を作り上げる組織論』という講演でした。

その講演の中で、高木さんは、
「あなたが働いている会社は誰の会社?」
と参加者にたずねました。

数人の若者が回答しました。
「出資者の会社です」「社長の会社です」

この答え自体は間違ってはいません。

でもお話には続きがありまして、高木さんは、『正解は「あなたの会社」だ』とおっしゃいました。皆最初はぽかんとしていました。高木さんはチームワークがいかに大切か、野球の例をあげ、わかりやすく、組織論について解説してくれました。例えば、自分の家であればゴミが落ちていたらすぐ拾うと思います。もし皆さんが自分の会社だと思ったら社内にゴミが落ちていたら拾うはずだと思います。

皆が「自分の会社だ」と思って行動したら、その組織は、最強の力を発揮できるのであると。

アテネオリンピック野球日本代表の話もなされていました。当時脳梗塞で倒れるまでは長島茂雄さんが監督をなさっていました。その後、中畑清監督、高木豊守備・走塁コーチ、大野豊投手コーチの布陣で臨んだオリンピックです。

野球日本代表のメンバーは皆、「このチームは俺のチームだ!」と思っていたみたいです。小笠原道大選手、城島健司選手、中村紀洋選手、福留孝介選手、谷佳知選手、高橋由伸選手、松坂大輔選手、上原浩治選手、岩隈久志選手など・・・

講演の最後には、皆、「俺の会社だ!」「私の会社だ!」となっておりました。私も本当にそうだと思います。もし、組織に属しているメンバーが皆、「自分の会社だ!」と考え、仲間を大切にして、お客さんを大切にして、チームとして団結することが大切なんだと考え行動したならば、とてつもないパワーを生み出すのではないか・・・と思いました。

先日、経営者感覚とは?というブログを書かせていただきましたが、そのこととも相まって、なんだか1つの答えにたどり着いたような感覚になりました。やはり一流の先人に教えられることはたくさんあるんだなと再確認。

そんな最強の組織でも、アテネオリンピックで優勝できなかった理由も明かしてくれました。オーストラリアに対する情報がなさ過ぎたと。「情報」を制することが勝つためにはとても大切なんだと。これはまた別の機会に書きたいと思います。

高木さんは本当に気さくな方でした。セミナー後の懇親会にも出席なされていて、お話はできませんでしたが、内田洋行ITソリューションズの社長様とお話をされているのを横で聞いておりました。

上述の通り大変身にしみるお話、高木さんの「人材育成法と組織論」でした。皆が「自分の会社だ」と思って行動したら、その組織は、最強の力を発揮できるのであるならば、皆が「自分の会社だ」と思えるようなRSM汐留パートナーズにならないとダメだということです。

将来こういう人の心を鷲づかみにするような講演ができるようになりたいと思いました。頑張ります。

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