VUCAの時代

VUCAの時代と言われますが世の中の不確実性が高まったり、またAIをはじめとしたテクノロジーの進化が激しい時代ですので、リーダーに求められることの1つにゴール自体の再設定や調整があるのではないでしょうか。ゴールの位置やあり方自体を動かしてしまうことに戸惑いもありそうですが、これがこの時代結構重要なポイントなのではないかと考えています。人々が大切にするものやその優先順位も大きく変わってきています。

そしてそのためには一度策定した戦略を変化させていくことも必要ですし組織の変革も不可欠です。変化に対応するべく活動する姿勢やその内容が時には従業員に受け入れられないこともあり、それが不満となることもありえます。上がぶれているんじゃないの?と…。

ですが世の中がこれだけ変化する中でChatGPTやDeepLなどの最新テクノロジーを使わずに気合・自力で学ぶのだというのもおかしいですし、DEIやESGなどがスタンダードな世の中でそれを取り入れずに経営していくことは不可能です。

リーダーが確たる信念を持ちやりきれば、その決定が正しかったと後々結果が証明してくれるのではないでしょうか。

政治と経営は似て非なるものですが、一定の組織規模になると皆のコンセンサスを取りながら進めていくことが難しくなる点が似ていそうです。強いリーダーシップなしには乗り越えていけない時代だと感じる日々です。

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多様な方々に暮らしやすい社会

世界における障がい者の数は13億人とも言われます。日本は936万人、うち精神障がいの方が400万人です。

私は公益法人の役員を務めているのですが、その関係で「障害者」ではなく「障がい者」というように表記するようにしています。

障がいを抱える方のほとんどは、障がいが本人の意志でない生来のものや、病気や事故などに起因するものであり、「害」という漢字を用いるのは不快感を与えますので、法律用語以外ではひらがな表記します。

障がい者支援に関わる機会が増えてくると、特に精神に関してはこんなにも多くの方が支援を必要としているのだと気づかされます。上記の人数よりももっと多いはずです。

手帳をお持ちの方でしたらこちらもそれを知ると優しく接することができますが、グレーゾーンの方が世の中には本当にたくさんいて、その場合うまく仕事やプライベートでご一緒できないと、時には冷たくしてしまうかもしれません。

私も親族に障がいを抱えている者がいたりするので、微力ながら多くの方々に暮らしやすい社会となるように頑張りたいと思います。

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キャリアポートフォリオ(Career Portfolio)

最近”キャリアパス(Career Path)”ではなく”キャリアポートフォリオ(Career Portfolio)”という言葉が好きです。その人しか経験してない事がその人のバリューとなり、まさにオンリーワンです。誰かに決められるのではなく自分で決める。監査→FAS/Taxという道だけではなくポォートフォリオは無限大です。

それはもちろん転職を通じてもできるとも思いますが、個人的な活動やボランティア、そして何より同一組織内でも経験できます。私はEY新日本だけの経験で開業しましたが、様々なことに首を突っ込み、顔を出してきたのが功を奏したように感じます。メンバーのために多様な機会を提供したいと思います。

もし1つのことを集中して極めていくということが苦手な方がいたとしても、今日は全然心配いらないと思います。興味のあることを仕事/プライベート関係なくどれも楽しみながら頑張ればいいのではと思います。私も専門家ですがゼネラリストになりたく様々なことを学びたいという思考でした。

公認会計士なのに税務をやる、そして行政書士業務をかじったり、社会保険労務士の試験を受けてみたり。英語もテクノロジーもやったり。MBAの世界もみてみたくてビジネススクールに行ってみたり。どれも一生懸命やればその人にしか得られないキャリアポートフォリオができあがると思います。十人十色。

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