イベントに登壇しました
先日たくさんの学生合格の公認会計士試験合格者の方々とお話しする機会に恵まれました。皆さんすごく素直で真面目な方が多く感動しました。未来は間違いなく明るいです。
私は税務領域で活躍する公認会計士としての立場でしたが、こちらの業界に興味がある方が多く個人的に嬉しかったです。税務は意外と人気の様子です。
税務に興味がある方の中には、税理士試験に合格するよりも公認会計士試験に合格して税理士になった方が早いかもという話も聞いたのが印象的でした。ご実家が税理士事務所や家業をやられているという方も多い印象でした。
監査法人の顧客層と税理士事務所の顧客層が全く異なる所などお話させて頂きました。そして会計士としてのキャリアを本当の意味で生かせる顧客層を獲得する大変さも。すなわち組織マネジメント、ブランディング、マーケティング、営業、人付き合いのスキルなど。
ですが、私のパートで最も強調させて頂いたのは綿密に計画してキャリアプランを練った所で、人生なかなか計画通りにはうまく行かないもので、それゆえ予想外のことが起きても心折れたりすることなく柔軟に構えること、すぐピボットしていくこと、考えると共に行動に移していくこと等をお話させて頂きました。
時々「ファンです!」「Xフォローしています!」と言われて嬉しかったです。すでに公認会計士試験に合格して20年の私ですが、まだお役に立てる限りはこれからも積極的に登壇させて頂きたいと思います
士業業界と他業界のギャップ
士業の世界では「年商1億円達成するには」というような話が1つのマイルストーンのようにありますが、狭い士業の世界で他事務所と比較して一喜一憂せず、すべての事業会社と比較してどうなのかを考えたいと思います。
従業員に胸を張れるか?従業員の犠牲のもとに何とか成立していたりはしないだろうか?それでサステナブルであると言えるか?
従業員を雇用する以上は士業経営者といえども経営を学ばなければならないですし、士業経営者の視座が低い限り業界がよくならないと思います。士業事務所だからこんなもんだよね、士業事務所の中ではいい方だよね、とは考えないようにしたいです。
今後若手がこの業界で活躍したいと思えるようになるためは他業界よりも魅力的であり生産性高く多くが還元されなければなりません。そうし続けないとこの業界を志す人自体が減ってしまうと思います。皆IT企業に就職してしまうかもしれません。
業界全体をよくする視点と志を持ち、自社も他のすべての会社と比較しても見劣りしない会社にしていくべく、2024年良いスタートをきりたいと思います。
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます☺仕事が大好きなため公私混在気味ですが、本年は以下のような目標を掲げて精進してまいります。
- 15%以上のオーガニックな成長
- 一人あたり売上高・生産性の向上
- RSM内でしっかり存在感を出す
- Z世代からもダイヤの原石を探す
- 英語力とゴルフ力の向上
- 心身とも健康に過ごす(+死なない)
- ホノルルマラソンを完走(or完歩)
- 社会貢献活動を継続する
- 時間を大切に使う
本年も変化が多く不確実性の高い経済や政治の状況が続くと思います。台風が来ると大木はポキッと折れてしまうかもしれませんが、柳の木は意外と大丈夫でピンピンしています。
予想不可能な出来事に対しても柔軟性を持って対応し、時には柳のよう受け流しながら乗り越えて成長して行きたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。