令和元年を迎えて
令和元年5月1日を迎えましたが、本年も従前どおり仕事は「2019年5月1日」と西暦表示で過ごしていくと思いますので、個人的にはあまり影響はないのですが、職業柄元号に縛られる業務もありますので、その影響が若干嫌ではあります。
さて、私も人生の概ね半分くらいの所を迎えまして、色々な事を考えるようになってきています。このブログは一人の人間としてよりも一人の経営者として書いています。そこで、「平成」を怒涛のように駆け抜けていった偉大な2人の経営者にフォーカスしてみたいと思います。
1人はスティーブ・ジョブズ。2011年10月に56歳という若さで亡くなったアップル社の創業者です。もし生きていたら64歳でしょうか。志半ばで亡くなったといわれますが、仮に100歳まで生きて亡くなっても志半ばでしたでしょう。スタンフォード大学での彼のスピーチは感慨深いものでした。
もう1人はジェフ・ベゾス。2019年5月1日現在55歳のアマゾン社の創業者です。今や史上最も裕福な人間になりました。今なおアマゾンを急成長させる世界の覇者です。”Life’s too short to hang out with people who aren’t resourceful.(人生は短いから才覚に欠けた人間と付き合うなんて無駄だ。 )”という言葉を発するくらい時間を大切にしている経営者です。
「人生は短いから才覚に欠けた人間と付き合うなんて無駄だ。」 というのは否定しようがないですね。一度で良いので言ってみたいです(笑)。私は、今まで生きてきた38年間の中で私に良くも悪くも影響を与えてくれた人々に感謝をしていますし、本音を言うとこれからの残りの人生はできれば意識の高い人に囲まれて過ごしていきたいものの、きっとそんなにドライにはなれないでしょう。
この二人に共通しているのは、 IT革命により勝つためにはスピードが命の時代に、命を懸けてライバルとの熾烈なスピード競争を行い、とことん事業を拡大して成功し富を得たことです。ありきたりの言葉ですが、世界を変えるようなサービスを世の中にもたらし、人々の生活を大きく変え、これからも世の中に名を残す経営者になったといえるでしょう。
さて、悲しいかな、私に限らず多くのビジネスマンが多少頑張っても、歴史に名を残すことは難しいでしょう。果敢にもチャレンジをしたが失敗し、多くの時間やお金、時には家族や信用を失ってしまうこともあるかもしれません。
ありがたいことにこうした素晴らしい経営者達が、我々凡人では到底できない事業を行って世の中をものすごく便利にしてくれています。やはり思うに起業や会社経営というものはなかなか大変なことでありますし、そのうち大成功を収める人はほんの一握りです。ハイリスク・ハイリターンであります。人生において多くの物事を捨ててもいいのでやりたいのだという強い覚悟がなければ、起業や会社経営は気軽にはお勧めできません。
さて、思うに多くの先人が築いてくれたこの素晴らしい世界に感謝し、自身が大切にしたいことに重きを置きつつも、総じてバランスの良い人生を送ることで、少なくとも自分自身と関わってくれた周りの人たちを幸せにしていきたいと考えています。
私は、スティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスよりも幸せな人生を送れていると考えることもあります。彼らに関する書籍を読むたびに、自分にはそのような人生を送れないと思うし、それは自分にとっての幸せではないと思うからです。
このようなかなり保守的な考え方は、この仕事をしているからそうなったのか、それとも保守的ゆえにこの仕事をしているのかは定かではありません。そうはいっても、面白いことにこんな保守的な私ですが、この業界では最高にアグレッシブな人間のようです。
とりとめもない話になってしまいましたが、世の中を変えるために努力を惜しまないすべての経営者に敬意を払いつつ、引き続き汐留パートナーズグループは、そのような経営者たちのお手伝いをさせていただくワンストップ・プロフェッショナル・ファームであり続けたいと思います。
私は汐留パートナーズのメンバーとして、様々な経営者の挑戦を応援できることに大いに誇りを持っているとともに、多くの同志たちとその時間を共有する人生にしていきたいと思います。

阿寒湖と雄阿寒岳
- 2019.04.21
- 出張・旅行

宿泊先の部屋からの阿寒湖と雄阿寒岳の景色です。
釧路在住の時は特段の感動もありませんでしたが、久々にこうして見ると妙に感動します。歳を取ってしまったのか、それとも、完全に東京人になってしまったのか‥。
近くにはアイヌの方々がいらっしゃるお店もたくさんあり驚きますし、自分自身が本州から来た観光客な感じです。
RSM汐留パートナーズ採用サイトにて【動画】を公開しています。
- 2019.04.12
- IR・メディア・お知らせ
RSM汐留パートナーズのリクルートサイトがリニューアルオープンしました。
https://shiodome.co.jp/careers/
その中で動画コンテンツをアップしました。メンバーの生き生きとした感じがよく出ているとてもいい動画かなと思っています。是非ご覧ください!
RSM汐留パートナーズでは一緒に歩んでいく「家族」を求めています。皆様からのお問い合わせ・ご応募をお待ちしております。
松本城と上田城
- 2019.04.08
- 公認会計士・税理士
松本城&上田城に行きました。

松本城は、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。黒と白のコントラストがとても美しくて、雪がかかるアルプスの山々に映えてとても素晴らしい景観です。
上田城は、 大河ドラマ真田丸で有名な、真田幸村の父、真田昌幸によって築城された城です。 第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城で、信長の野望マニアにはたまらないお城です。どうやって守ったのだろうか、など考えながら回りました。

長野日帰りで少しハードでしたがとても充実した1日でした。桜の季節でもあって城と桜の組み合わせが最高ですした。城好きにはたまらないです👍
令和元年-RSM汐留パートナーズ税理士法人新体制
- 2019.04.02
- ビジネスの話

令和元年、RSM汐留パートナーズ税理士法人は5名のシニアパートナーの体制となります。
代表社員・税理士 佐藤 隆太
代表社員・税理士 土屋 明誠
代表社員・税理士 長谷川祐哉
代表社員・税理士 平野 秀輔
代表社員・税理士 前川 研吾
RSM汐留パートナーズ税理士法人は、PKFメンバーファームとして一層クロスボーダーでビジネスを展開するクライアントへのサービスを拡充してまいります。唯一無二のワンストップサービスを提供する専門家集団として、グローバルの思考を持ち、テクノロジーを活用し、クライアントと共に今後の激変する事業環境に柔軟に対応していく所存です。
よろしくお願いいたします。
RSM汐留パートナーズ税理士法人とロックハート会計事務所の経営統合について
- 2019.04.01
- IR・メディア・お知らせ

本日4月1日付けでRSM汐留パートナーズ税理士法人はロックハート会計事務所と経営統合を行い、代表の土屋明誠(公認会計士(日米)・税理士)をシニアパートナーとして迎えました。またPKFインターナショナルの国際業務管掌パートナーとして海外からのリファーラル業務の責任者にもなります。
また、土屋が経営しているフィリピン(マニラ)の現地法人がRSM汐留パートナーズ株式会社の子会社Shiodome Partners (Philippines) Inc.となりBPO拠点として5人のメンバーと事業を進めてまいります。
公認会計士業界はとりわけ狭い業界なので、前川・土屋がお世話になっている方々には共通の友人・知人もたくさんおります。私もマニラに出張することが多くなりますし、一方で土屋は東京にいることも多くなります。是非気軽にお声かけください。
規模の拡大よりも良い仲間と良いサービスを信頼で繋がれたクライアント様にしっかりご提供することにフォーカスして経営していきたいと考えております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
経営統合の詳細はこちらをご参照ください。
RSM汐留パートナーズグループの採用サイトをリニューアルしました!
- 2019.03.20
- ビジネスの話, IR・メディア・お知らせ

RSM汐留パートナーズ、RSM汐留パートナーズ税理士法人、RSM汐留パートナーズ行政書士法人のリクルートサイトをリニューアル致しました。写真もインタビューもたくさんあります。
新サイトはこちらです。
ワンストップでアドバイザリーサービスを提供するコンサルファームとして公認会計士・税理士・司法書士等の有資格者や受験生、ITエンジニア、コーポレートチームなど様々なメンバーを募集しています。
たくさんのメンバーの協力で完成したサイトで、私の専門でもあるIPO業務と海外関連業務を中心に新たなメンバーをお迎えしたいと思っています。もしお話を聞いてみたいという方がおりましたら是非よろしくお願いいたします!
PKFに加入しここからさらにワクワクするステージ突入です。ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
マニラのビジネスの中心”マカティ”
- 2019.03.08
- 出張・旅行
フィリピンの首都マニラのビジネス街はマカティというところかと思いますが、マカティのオフィス街は東京と変わらないほど発展しています。
こちらに来てから毎日30度を超えている環境なのですが、まだ寒い東京から来た私の体がまだ慣れていません。
ですが自分このトロピカルな気候が嫌いではありません🌴
日本語を話す相手が誰もいないこの環境が新鮮です。毎日この環境にいるとペラペラになれそうです。
本日よりマニラ出張
- 2019.03.06
- 出張・旅行
本日よりマニラに出張してまいります。
もうすぐ正式にプレスリリースできる大きなプロジェクトの良いスタートのため頑張ってきたいと思います。
今年に入り1~3月にかけてバタバタすることも多く色々な方々にご迷惑をおかけしているのですが、社内のメンバーの熱く嬉しいサポートや、新たに出会えたたくさんの方にたくさんご支援をいただいております。
感謝✨
幸い38歳まだ体力もメンタルも無敵なのでよかったです笑 知力が衰えないように頑張ります。

偉大な先祖?竹前権兵衛・小八郎兄弟
- 2019.02.20
- プライベート・その他
ものすごく個人的なことなのでCEOブログに書くべきことではないのですが、ブログは私のライフワークでもあり日記でもあるので、記録しておきたいと思います。
最近、偉大な先祖がいたという言い伝えがあり興奮しています。もちろん正確かどうかはわからないのですが、、母方の先祖に昔々竹前権兵衛・小八郎という兄弟がいたようです。インターネットで調べても少し出てくる人です。祖母から漏れ伝え聞いた内容が本当であり書籍も出版されていました。潟(湖)を干拓し、水田造成をもくろみ、一身を賭して干拓事業を遂行した兄弟です。
竹前 権兵衛(たけまえ ごんべい)
1679年~1749年。父は竹前治郎助。家は代々信濃(現在の長野県)高井郡米子村の庄屋で、硫黄採掘・販売業を営む。紫雲寺潟の干拓を弟の小八郎の死後引継ぎ、1733年頃に完成させた。幕府は潟を全面収公して、権兵衛には無地代で500町歩を与え、権兵衛はこれを協力者と分かち、残り200町歩ほどを開発して米子、中島、竹島、苔実の4つの新しい村を立てその庄屋となった。
竹前 小八郎(たけまえ こはちろう)
生年不詳~1729年。権兵衛の弟。権兵衛に先んじて紫雲寺潟を視察し、自らの名で幕府に紫雲寺潟開発の願書を出す。開発許可を受け干拓を進める道半ば若くして亡くなる。小八郎の意思は兄権兵衛と協力者達が引継ぎ、干拓は完成する。
竹前権兵衛は、享保5年(1721年)に鷹目硫黄という黄色くキラキラした硫黄を江戸幕府に3900両分お買い上げいただいたようです。1両はいくらか換算は難しいようですが江戸時代の1両≒約25万円とすると約10億円です。
1721年 竹前権兵衛が米子硫黄鉱山で鷹目硫黄を掘り出し、江戸幕府から大金を得る。
1726年 弟である竹前小八郎の名で幕府に紫雲寺潟開発願書を提出。
1727年 幕府より竹前小八郎に開発許可が下りる。
1728年 協力者を得て干拓を進める。領民との紛争勃発。
1729年 竹前小八郎夭折、竹前権兵衛が開発の後を継ぐ。
1731年 領民との紛争解決。
1732年 干拓が完成する。
30,000人余りを雇用し、潟の水を日本海に流して耕地にするという大型公共工事みたいなものを、自腹でやるなんてなんてアグレッシブなご先祖様でしょう(もちろん後でしかるべきリターンは得られたのでしょうが)。最初権兵衛は硫黄鉱山の経営を続けるべく長野県にとどまって弟小八郎にこのプロジェクトを任せたのですが、途中で小八郎は亡くなってしまいました。新潟に移住してプロジェクトをやり遂げたご活躍を尊敬します。
Wikipediaにも「紫雲寺潟」に「信州出身の竹前権兵衛、小八郎兄弟が自費での紫雲寺潟干拓を幕府に許可され」「当時の日本で多く見られた町人請負新田のなかでも最大規模」とありました。
私はその苗字を承継しておりませんが、もしご先祖様だと思うと不思議な感覚になります。新潟県紫雲潟干拓事業の犠牲者を弔うため竹前権兵衛が建立したこの紫雲寺という寺院に、今も権兵衛・小八郎兄弟のお墓があるようなので、少し調べてからお墓参りに行きたいと思います。
