新規ビジネスの産みの苦しみについて
- 2016.08.30
- ビジネスの話
最近、色々なビジネスに関与させていただく機会に恵まれています。もちろん自分自身も精一杯お手伝いさせていただくよう努めておりますが、一方で多大なる勉強の機会をいただいております。
何か新しいビジネスをスタートする際には、やはりそのビジネスの事業環境が追い風であるか、ブルーオーシャンであるかが重要だと思います。
一方でただ先人が作った流れに乗るというものも、それは2番手3番手である可能性もあり、差別化を図らなければ実は競争という厳しい環境かにおかれます。
ドラッガーは厳しい競争社会で勝つためにはどうすればよいか、シンプルにこう答えています。
「競争社会で勝つためには競争しないこと」
これは、私は新しいマーケットを創造することだと理解しました。役員をさせていただいているベンチャー企業は類似製品がない新たなマーケットを造るために必死になっていまして、その産みの苦しみはとても辛く長い旅になります。
しかしながら、その産みの苦しみを経て、新しいマーケットを創造したその企業には、ライバルがいない素晴らしいビジネス環境が待っていることでしょう。
今RSM汐留パートナーズ自身も、若手専門家が努力を惜しまず、ワンストップでお客様を第一に考えてサービスを提供しており、お陰さまで急成長しております。
しかしながら、ふと上記のように考えてみた場合、取り立てて新たなマーケットは創造しておりません。縁の下の力持ち、お客様のバックオフィス全般をトータルにサポートする会社なので、何を高望みを、と言われてしまうかもしれません。
ですが、「RSM汐留パートナーズしかないでしょ」って言っていただけるような新たな何かを創造してみたいと毎日考えています。新しい何かを産み出すため、また旅に出て新たな感性や感覚の仕入れをしてみたいなと思います。