最近のSEO対策について

最近のSEO動向について個人的な感想を書いてみたいと思います。私公認会計士の中では相当SEO詳しいと思います(笑)今までちゃんと依頼したことがないというか、依頼した先のコンサルタントよりも自分の方が知見が上だと認識しています^^

被リンク重視のSEOはもう古くなった    

5年くらいまでは、SEOにおいてサイトへの被リンクの重要性が高かったと思います。今でも一定の価値はあるものの、近年被リンクの価値が下がってきています。これには被リンクを無差別に集めて一斉にリンクをする業者があまりに増えすぎたという背景があります。

リンクを集める方法には、有名ブログにコメントを書いて自サイトへリンクを貼ったり、トラックバックをスパムのように送ったり、あるいは強力なサイトからのリンクを購入することもありました。しかしこういったリンク売買が表沙汰になり、Googleがリンクの取引をしたサイトにペナルティを課すといった措置をとったのを契機にリンク自体の価値は下がっていきました。

今でもヤフーやグーグルなどのオーソリティと呼ばれている巨大サイトからの被リンクには一定の効果があります。しかし、一つリンクを貼ったぐらいではなかなか検索順位が上がらないということが多くなってきました。また中古でドメインを購入し、そのドメインに新しいコンテンツを入れて運用するという手法もありましたが、旧コンテンツと新コンテンツとの差が大きすぎる場合は悪質と判断され検索順位が上がらないとうい現象が起きるようになっています。

このようにSEOの変遷はSEO業者とGoogleとの戦いに原因があるといって良いでしょう。いずれにしても個人的な感想としては、Googleは全てのデータを蓄積し続けているので、「本当に人々のためになる良質なコンテンツが上位表示される」世の中に近づいていると思いますので、小手先のテクニックは通用しない時代が来ています。

文章の質の重要性が上がってきた 

SEOにおいて以前と比べて重要性が上がってきた要素がコンテンツ(文章)の質です。コンテンツの質を判断するのは人間ですので、主観的なものになりがちですが、Googleは客観的な指標を用いてコンテンツの質を評価しています。その指標の一つが文章の長さやユーザーの滞在時間です。コンテンツが長ければ長いほど良質とされ、ユーザーの滞在時間が長ければ長いほど良い文章であると判断されることが多いのです。

こういった理由から、最近はSEOで順位を上げようとするサイトオーナーは長文のコンテンツを提供するようになってきています。以前は千字以下のコンテンツが多かったのですが、最近は数千字から一万字に至るまでのコンテンツが増加しています。ただしあまりに文章が長すぎると、ユーザーが文章を読まずにページから離脱してしまうことがあり、長すぎると逆効果になる場合もあります。

この点、まだGoogleはただ文章が長いだけのコンテンツを上位表示するとすれば、ロボットはまだ人間には勝ててはいないわけですが、それも時間のうちでしょう。長くても見ずらい文章よりも、短くても読みやすくて有用な文章の方が上位に表示されることでしょう。

新しい情報ほど良いとされる傾向がある

ブログやサイトを運営している人ならわかりますが、古いコンテンツよりも新しいコンテンツの方が上位表示される傾向があります。これは古い情報よりも新しく書いた情報の方が質が高いとGoogleが判断しているからです。

しかし、実際は古い情報であっても価値が下がるとは限りません。現状では新しい情報が高く評価されていますが、今後はこの評価方法が変わるかもしれません。ただ、同じ内容であれば新しい情報の方がユーザーは相対的に信頼をおくと思いますので、上位表示されることでしょう。

本日は、SEO対策を個人的に独学で10年やっている公認会計士の独り言でした(笑)今は英語SEO対策をできる方や会社を探しています。もしいらっしゃいましたら是非ご紹介ください。

Share:
前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)
Scroll to Top