イノベーションを起こし続ける組織を作る
- 2017.07.31
- ビジネスの話
今日はRSM汐留パートナーズの人事考課についての考えと、これから新しくジョインされる方々へのメッセージを書きたいと思います。
RSM汐留パートナーズでは各役職毎に求められる要件等が定められており、それによる自己評価や上長評価等を通じて昇格が決定する仕組みとなっています。常に進化していますので完成していません。
私自身常に公正な評価ができるとは限りません。というよりは無理だと思います。ですので、より明確な人事考課ルールを構築して極力皆さんの頑張りが公平に評価できるように幹部メンバーが議論して日々ブラッシュアップしています。私はなるべく決定には関与しない方がいいと思っています。
ご存じの通り完璧な人事評価ルールの策定は不可能でして、いつまでも試行錯誤することになりますため、どんなにやってもゴールにたどり着くことはありません。ビジネスのトレンドが変われば組織が変わり、組織が変われば求められる人材のスキルや経験も変わる。そうすると評価基準等も変わる。
ちなみにパートナーである私に求められていることは「イノベーションを起こし続ける組織を作ること」です。幹部メンバーの要求水準は高い!(笑)イノベーションを起こす事自体がとても難しいのに、自分で起こすのではなく、みんなで起こせる組織を作る、そしてイノベーションが継続的に起こり続けなければならないわけです。
今、私がこれをできているかはわからないのですが、パートナーにご指名いただいている以上はやらなきゃいけないし、やるしかない!目標は高いほどやりがいがあります。もし、そんな事ができる後輩が増えてきたら私が引退するときです。頑張りたいと思います。
さて、「この人と仕事をしたい」と思わせるもの、例えば、誠実性や熱意や向上心、それらについては不変的なものだと考えています。面接でも「人柄採用」と言ってしまえば簡単な事に聞こえてしまいますが、この点はとても重要です。
RSM汐留パートナーズは、「誠実性」「熱意」「向上心」は変わらないスキルだと考えています。なので、これらが備わっていることを非常に重要視しています。他方で「姿勢」「第一印象」「顧客への姿勢」「主体性」というものは変わるのは難しいものの、変わることができるスキルと言われます。
面接では、この変わらないといわれるスキルというか人柄というか、それを大切にしています。この夏も税理士試験後に新たに経験者・未経験者を募集します。是非若くて頭の柔らかいスポンジのような方々に未来を託したいと思います。
▼まだ頭が柔らかい時の私(26歳)