タレント・モデル業の確定申告について
- 2017.08.02
- ビジネスの話
タレント・モデルの方々から経理や確定申告についてのご相談をホームページからいただいております。タレント・モデル業の確定申告【詳細解説】というコラムを書かせていただきました。
内容としては、
・タレントやモデルは個人事業主として確定申告をする必要があるか?
・タレント・モデルが確定申告を行う際に重要な「必要経費」とは?
・タレント・モデルが確定申告を行う場合の手順
などについて書かせていただいております。
タレント・モデルの確定申告は少し特殊ですので、長文記事にはなりましたが、かなり詳しく解説をさせていただいております。弊事務所では、タレント・モデルの方々の確定申告、税務顧問、マネジメント会社設立などの各種サービスをご提供させていただいております。
もし経理や税金でお困りのタレント・モデルの方々がいらっしゃいましたらお気軽にご相談をいただければと思います。
イノベーションを起こし続ける組織を作る
- 2017.07.31
- ビジネスの話
今日はRSM汐留パートナーズの人事考課についての考えと、これから新しくジョインされる方々へのメッセージを書きたいと思います。
RSM汐留パートナーズでは各役職毎に求められる要件等が定められており、それによる自己評価や上長評価等を通じて昇格が決定する仕組みとなっています。常に進化していますので完成していません。
私自身常に公正な評価ができるとは限りません。というよりは無理だと思います。ですので、より明確な人事考課ルールを構築して極力皆さんの頑張りが公平に評価できるように幹部メンバーが議論して日々ブラッシュアップしています。私はなるべく決定には関与しない方がいいと思っています。
ご存じの通り完璧な人事評価ルールの策定は不可能でして、いつまでも試行錯誤することになりますため、どんなにやってもゴールにたどり着くことはありません。ビジネスのトレンドが変われば組織が変わり、組織が変われば求められる人材のスキルや経験も変わる。そうすると評価基準等も変わる。
ちなみにパートナーである私に求められていることは「イノベーションを起こし続ける組織を作ること」です。幹部メンバーの要求水準は高い!(笑)イノベーションを起こす事自体がとても難しいのに、自分で起こすのではなく、みんなで起こせる組織を作る、そしてイノベーションが継続的に起こり続けなければならないわけです。
今、私がこれをできているかはわからないのですが、パートナーにご指名いただいている以上はやらなきゃいけないし、やるしかない!目標は高いほどやりがいがあります。もし、そんな事ができる後輩が増えてきたら私が引退するときです。頑張りたいと思います。
さて、「この人と仕事をしたい」と思わせるもの、例えば、誠実性や熱意や向上心、それらについては不変的なものだと考えています。面接でも「人柄採用」と言ってしまえば簡単な事に聞こえてしまいますが、この点はとても重要です。
RSM汐留パートナーズは、「誠実性」「熱意」「向上心」は変わらないスキルだと考えています。なので、これらが備わっていることを非常に重要視しています。他方で「姿勢」「第一印象」「顧客への姿勢」「主体性」というものは変わるのは難しいものの、変わることができるスキルと言われます。
面接では、この変わらないといわれるスキルというか人柄というか、それを大切にしています。この夏も税理士試験後に新たに経験者・未経験者を募集します。是非若くて頭の柔らかいスポンジのような方々に未来を託したいと思います。
▼まだ頭が柔らかい時の私(26歳)
最近のSEO対策について
- 2017.07.16
- ビジネスの話
最近のSEO動向について個人的な感想を書いてみたいと思います。私公認会計士の中では相当SEO詳しいと思います(笑)今までちゃんと依頼したことがないというか、依頼した先のコンサルタントよりも自分の方が知見が上だと認識しています^^
被リンク重視のSEOはもう古くなった
5年くらいまでは、SEOにおいてサイトへの被リンクの重要性が高かったと思います。今でも一定の価値はあるものの、近年被リンクの価値が下がってきています。これには被リンクを無差別に集めて一斉にリンクをする業者があまりに増えすぎたという背景があります。
リンクを集める方法には、有名ブログにコメントを書いて自サイトへリンクを貼ったり、トラックバックをスパムのように送ったり、あるいは強力なサイトからのリンクを購入することもありました。しかしこういったリンク売買が表沙汰になり、Googleがリンクの取引をしたサイトにペナルティを課すといった措置をとったのを契機にリンク自体の価値は下がっていきました。
今でもヤフーやグーグルなどのオーソリティと呼ばれている巨大サイトからの被リンクには一定の効果があります。しかし、一つリンクを貼ったぐらいではなかなか検索順位が上がらないということが多くなってきました。また中古でドメインを購入し、そのドメインに新しいコンテンツを入れて運用するという手法もありましたが、旧コンテンツと新コンテンツとの差が大きすぎる場合は悪質と判断され検索順位が上がらないとうい現象が起きるようになっています。
このようにSEOの変遷はSEO業者とGoogleとの戦いに原因があるといって良いでしょう。いずれにしても個人的な感想としては、Googleは全てのデータを蓄積し続けているので、「本当に人々のためになる良質なコンテンツが上位表示される」世の中に近づいていると思いますので、小手先のテクニックは通用しない時代が来ています。
文章の質の重要性が上がってきた
SEOにおいて以前と比べて重要性が上がってきた要素がコンテンツ(文章)の質です。コンテンツの質を判断するのは人間ですので、主観的なものになりがちですが、Googleは客観的な指標を用いてコンテンツの質を評価しています。その指標の一つが文章の長さやユーザーの滞在時間です。コンテンツが長ければ長いほど良質とされ、ユーザーの滞在時間が長ければ長いほど良い文章であると判断されることが多いのです。
こういった理由から、最近はSEOで順位を上げようとするサイトオーナーは長文のコンテンツを提供するようになってきています。以前は千字以下のコンテンツが多かったのですが、最近は数千字から一万字に至るまでのコンテンツが増加しています。ただしあまりに文章が長すぎると、ユーザーが文章を読まずにページから離脱してしまうことがあり、長すぎると逆効果になる場合もあります。
この点、まだGoogleはただ文章が長いだけのコンテンツを上位表示するとすれば、ロボットはまだ人間には勝ててはいないわけですが、それも時間のうちでしょう。長くても見ずらい文章よりも、短くても読みやすくて有用な文章の方が上位に表示されることでしょう。
新しい情報ほど良いとされる傾向がある
ブログやサイトを運営している人ならわかりますが、古いコンテンツよりも新しいコンテンツの方が上位表示される傾向があります。これは古い情報よりも新しく書いた情報の方が質が高いとGoogleが判断しているからです。
しかし、実際は古い情報であっても価値が下がるとは限りません。現状では新しい情報が高く評価されていますが、今後はこの評価方法が変わるかもしれません。ただ、同じ内容であれば新しい情報の方がユーザーは相対的に信頼をおくと思いますので、上位表示されることでしょう。
本日は、SEO対策を個人的に独学で10年やっている公認会計士の独り言でした(笑)今は英語SEO対策をできる方や会社を探しています。もしいらっしゃいましたら是非ご紹介ください。
東京にいるメンバーで大学の同窓会
- 2017.07.15
- ビジネスの話, プライベート・その他
東京にいるメンバーで大学の同窓会。15年ぶりの再開もありとても楽しい時間。中年6人でパンケーキ。
emは7月から土曜日の夜も営業し、また、26時まで営業しております。是非遊びにいらしてください。
汐留カフェ&ダイナー “em”
〒105-0021
東京都港区東新橋1丁目1番2号
アソルティ東新橋B1(地下1階)
TEL : 03-3569-3570
ランチ 11:30~15:00
カフェ 15:00~17:00
ディナー 18:00~26:00
日祝休(もちろん貸切はご対応)
グループ集合写真と税理士法人集合写真
- 2017.06.29
- ビジネスの話
RSM汐留パートナーズグループの極めてまじめな集合写真を撮影してみました。いつもクリスマスパーティーとか忘年会とかのカジュアルな雰囲気のものばかりでしたので。やはり全員撮影に集まるのは難しかったです。三列目が中腰のため一番つらい体勢だったみたいでぷるぷるしてました(笑)素晴らしいお客様のおかげでグループ総数も100名を超えました。
上記は税理士法人のメンバーで撮影した写真です。今後ともご指導・ご支援のほどよろしくお願いいたします。
外国人富裕層を日本に長期滞在させるために
- 2017.06.25
- ビジネスの話
日本は2014年に「『日本再興戦略』改訂2014」にて、海外富裕層を対象に長期滞在を可能にすることによって、より一層の経済成長を目指しています。そして、2015年度から実施され、在留資格の中に新たな「特定活動」の内容が追加されました。こちらの在留資格を取得することによって、観光や保養の目的のために最長で1年間日本に滞在できるようになりました。
確かに最近RSM汐留パートナーズのお客様でも富裕層の外国人は増えてきたなぁという印象です。
この在留資格をより多くの外国人富裕層の観光客が取得してもらうことができれば、日本の消費が増えることは間違いありません!また、長期で滞在をしたいという富裕層に対しても、これまでは短期滞在の在留資格で90日しか在留することができなかったので、より長い期間の滞在ができるようになったとあれば、耳よりの情報のはずですし、日本政府の保護下で日本で活動をすることが可能というのも非常に嬉しい点です。
しかし、この特定活動の在留資格を取得することで、日本で長期滞在をするためにはいくつかの条件をクリアしていなければなりません。
・18歳以上であること
・申請の時点で預貯金が3000万円以上であること(預貯金は夫婦合算でも大丈夫)
・日本の医療保険に加入をすること
・在留資格「短期滞在」によって入国しようとする者に対して、日本が査証免除措置を取っている国の者
日本が査証免除措置を取っている国は全部で67か国あり、商用、会議、観光、親族・知人訪問などの目的で入国する際にはビザの取得が必要ない、と定めているものです。この査証免除措置が取られている所は、有名どころでいえば、アメリカ、オーストラリア、オランダ、フランス、スウェーデンなどになります。
日本はとても安全で住みやすい素晴らしい国だと思いますので、もっともっと多くのVIPにぜひ来日してほしいなと思います。
ハワイ不動産交流会@em
- 2017.06.12
- 会食・交流会・セミナー, ビジネスの話
少し先ですが7月18日にemでハワイ不動産交流会があります。RSM汐留パートナーズのハワイ不動産事業をサポートしてくれているレイハワイ不動産の岡野アリー代表がハワイからいらっしゃいます。
テラスハウスやAKBとのハワイでのコラボ話など色々なお話が聞けると思います。ハワイ不動産に興味がある方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。
日 時:2017年7月18日(火)19時から
参加費:5000円(お食事・ドリンク付き)
定 員:約20名
場 所:汐留カフェ&ダイナー”em”
住 所:東京都港区東新橋1-1-2-B1(最寄駅は新橋・汐留)
U R L :http://shiodome-em.com/
ミレニアル世代と”Purpose”~ザッカーバーグのハーバードでのスピーチより~
こんにちは、ミレニアル世代の前川です(笑)。ミレニアル(Millennial)世代とは2000年以降に成人や社会人になる世代を指す言葉のようです。私は1981年生まれ、2001年に20歳となりましたのでミレニアル世代(初期)です。
米国では1980年~2000年頃に生まれた若者をそう呼び、当事者も自身を新しい価値観や感覚を持つミレニアル世代であると多少なりとも認識しているようです。日本ではあまりなじみがないですね。「M世代」ともいうようです。
さて、本日は、Facebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)が2017年のハーバード大学卒業式で卒業生に送ったスピーチを聞きまして、感極まって、そして私の中でモヤモヤしていたことが少し解決したような気がして、この感覚を忘れないうちに残しておきたいと思いブログを書くに至りました。
ザッカーバーグは1984年5月14日生まれの現在33歳です。ザッカーバーグはハーバード大学を中退しているので卒業生ではありませんが、2017年の卒業生に向けてのスピーチをお願いされたようです。その内容は若干の違和感はあるものの総じて感動的なものでした。
そのスピーチは以下Youtubeリンクから見れます。
英語がネイティブレベルで聞ける人はうらやましいと思います。スティーブ・ジョブズやオバマ前大統領のような素晴らしいスピーチを母国語として聞けるなんて。
スピーチの要点、刺さった点、備忘として残しておきたい点として、自分は以下を認識しました。
【要旨】
・”Purpose(目的)”についてフォーカスした話。
・ザッカーバーグも卒業生も10歳くらいしか変わらないミレニアム世代であり同世代である。
・”Purpose”が人生の幸せを創造する。
・自分たちの世代の課題は”Purpose”をすべての人が持てる世界になる
・ここでいう”すべての人(Everyone)”はアメリカ人ではなくて世界中の人である。
・すべての人にはもちろん”貧困層や不法移民など経済的余裕がない人々すべて”を含む。
・すべての人が目的を持つ、それにより社会全体が良くなっていく、そういう時代になってきている。
・GDPだけではない全く新たな指標により社会の幸福度を図るべきである。
・世界中のすべての人が”Purpose”を持つために3つの方法がある。
①大きなプロジェクトという大変なことにチャレンジする。
②すべての人に平等な機会が提供されるようにする。
③地域コミュニティーと都市・国際コミュニティーを創出する。
私は、マーク・ザッカーバーグのスピーチを聞いて、彼のような人が大統領になる新たな時代がそこまで来ていると感じました。もちろんそれは「今」ではないし、彼の考えていることは、成功により大きな富を得た彼だから言えることではあるし、理想的な部分も多くて政治はそんなに甘いものではないと批判を受けることもあるとは思うけれども。
日本人からすると、どうもスピーチを聞いていて偽善のようにも感じてしまう人もいると思いますが、ここまで貫いているのであれば徹底的に貫いてほしいと思うし、徹底的に貫けるとしたらそれはとてもすごいことであると思います。
批判はあろうとも、日本の同盟国であり、これからも長きに渡って付き合っていくアメリカ合衆国のIT業界のトップリーダーの発言。さらに新しい世界と時代を作っていくハーバード大学の卒業生に向けてのメッセージです。こういう素晴らしい情報が日本人の若者にもガンガン流れてくればいいのにと思います。やはり日本人は言語でつまずいている場合ではないでしょう。
一方で、このスピーチの中でRSM汐留パートナーズのフィロソフィ(企業哲学)を考える上でモヤモヤしていたことがかなりクリアになりました。
RSM汐留パートナーズには2008年に創業して以来、「3つの経営理念」「3つのビジョン」がありました。その後「9つの行動指針」ができました。当時は、稲盛和夫やピーター・ドラッカーなどの本を読み漁っていました。お陰様で、当時の経営理念とビジョンは今も同じ、変わらない原点ともいうべきものとなっています。
●経営理念
・抽象的
・汐留Pには3つある
・「Client First」、「従業員と家族の幸せを大切にする」、「プロフェッショナルとして社会に貢献する」
●ビジョン
・少し抽象的
・汐留Pには3つある
・「専門性」、「誠実性」、「革新性」
●行動指針
・具体的
・汐留Pには9つある
・3つのビジョンを3つずつ具現化している
経営理念を実現するためにビジョンと行動指針があります。ところが1つモヤモヤしていたことがありまして、「何のために経営理念があるのだろう?」ということです。会社を経営する上での考え方が経営理念なのですが、「会社を経営する先の何のために経営理念があるのだろう?」という答えはなかなか見つけられませんでした。
そこで何と、「こうなんじゃないか」と考えていた経営理念の上位にあるものとして定めたものが「目標」でした。そしてその目標は「幸せになる」です。こちらのブログで過去に書きました⇒「幸せのかたち」は人それぞれ
上記のザッカーバーグのスピーチの要点のうちの、「”Purpose”が人生の幸せを創造する。」というところ。これは結構ビビビときました。彼は「世界」を視点に話していて、残念ながら私はそうはなれていませんが、少なくともRSM汐留パートナーズとして考えた場合にはかなり近い考えを持っているということがわかりました。うれしくもあり、悔しくもあり(3個も下なので)。
人生の目標を見つけるだけではなく、目的感を持って生きる。新たな仕事を創り出すだけでなく目的感を創り出さないといけないんだと。日本語に訳して整理しては語れないのですが、自分が進んでいる方向性に自信が持てました。
RSM汐留パートナーズを設立して9年経ち、10年目に入りました。次の2018年4月1日が設立10周年の節目です。この1年は組織再編、本社移転などイベントが盛りだくさんです。今日は自分の頭の中を整理することができました。素晴らしい10周年を迎えられる気がしています。
『努力をする人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』
『努力をする人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』
戦後の文壇をリードした小説家、井上靖の言葉です。実は以前もブログでこの言葉を紹介したことがありました。最近この言葉の意味をしっかりと感じることが多くなってきました。
以前は自分自身が不満を語っていたような気がしますが、最近はありがたいことに不満を言うことなどほとんどない毎日です。正確に表現するならば、不満なことがあればそれを改善・解決するためにどうすればいいかを考えて議論します。
さて、最近は自分よりも年下のビジネスマンと仕事をすることが多くなり、「ああぁぁぁぁぁ、残念・・・」と、この言葉を思い出すことが結構あります(歳を取りました)。痴や不満ばかりを話している者とは正直距離を置きたくなってしまいます。ネガティブオーラが出ていたら近づかないようにしています。
「どうしたら解決できるだろう?」と考えている人でしたら一緒に考えたいと思います。監査法人に勤務している会計士と話しているとき、スタンスが大きく二つに分かれます。痴や不満ばかりを話している会計士は、そもそも、自分が会計士という資格を選んで、監査法人に入社したのだから、ほぼ自分の責任な訳です。たとえおかれている環境がつらかったとしても。にもかかわらず、人のせいにしています。
一方で、監査法人で勉強させてもらっていると、とてもポジティブな集団もいます。これはきっと税理士法人でも同じことが言えるのだと思います。ぜひ希望を語れる税理士法人でありたい、そんなメンバーが集まる場所でありたい、と思います。
『努力をする人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』
この言葉を胸に生きていきます。
ガンの最先端栄養療法GenEpic(ジェネピック)とは?
- 2017.05.15
- ビジネスの話
本日は個人的に関心があるGenEpic(ジェネピック)について調べてみました。日本では一般社団法人日本先進医療臨床研究会がジェネピックを取り扱っています。日本先進医療臨床研究会は、「世界から癌と難病を無くすこと」を目指しており、CAM(Complementary & Alternative Medicine;補完代替療法)と、統合医学を推進する医師を中心とした学術団体です。
ジュネピックとは何か?
ジュネピックは、米国発の最先端のハーブサプリメント療法です。GenEpic(ジェネピック)の開発者であるトレーシーギブズ博士は、日本で長期間学び、アメリカに帰国後にサプリメント製造会社役員を勤めた後、現地に設立した会社が、ジェネピックという抗腫瘍サプリメントの製造メーカーでした。
ジェネピックは、消化酵素系サプリメントで、特に、全ての栄養素の吸収率を最大48%高めることができるといった臨床試験結果をもつ消化酵素が使用された、AESという特許技術がとても高い評価を受けています。
ジェネピックに関する専門家の見解について
ジェネピック臨床研究における研究責任者である日本先進医療臨床研究会の白川太郎氏はジュネピックについては次のような見解を示しています。ジェネピックという単独の治療法として、ここまでの高い数字が上がる治療法というのは他に類がないとし、ステージ4という乳がんや前立腺がんのステージ段階に関し、日本先進医療臨床研究会の標準プロトコルとして、乳がんや前立腺がんにおける療法の第一選択としてジェネピック治療を選択してもいいのではないかという見解が示されています。
ただし、通常食不可や悪液質などの適応除外症例の場合には、ジェネピック治療では間に合わないといった可能性も十分あるとも考えられており、より即効的な効果の高い治療法選択や容体の改善効果が高い他の治療法と組み合わせるということも考慮されるべきであるとの見方が示されています。
マレーシアとアメリカでの驚くべき臨床試験結果
マレーシアで、ステージ4のMDR(多剤耐性)つまり、抗がん剤が効かない乳がん患者210名を対象に6か月間行った症例研究で以下のような驚くべき結果が出ているようです。
治療有効率(PR以上)97.6%(210名中205名で有効)
消失(CR)84.7%(174名)
著効(PR)腫瘍が50%以下に縮小11.4%(24名)
有効(PR)腫瘍が30%以下に縮小1.4%(3名)
現状維持(SD)2.3%(5名)
また、アメリカでは、FDA(フード&ドラッグ・アソシエーション,食品医薬品局(米国の厚生省のような機関))に届け出して行われた臨床試験では次のような結果が出ているようです。
対象:進行性のステージ3およぼステージ4の前立腺ガン患者60名
臨床試験:1年間の服用、2年間の経過観察という臨床試験
臨床結果:1年間の服用終了後に60名中56名のガンが、ガンの兆候を全く示さず実質的に消失(消失率93.3%(56名))
ジェネピックの可能性について
現在、乳がんや前立腺がん以外の癌については、症例数が十分とは言えないため、中間報告の公表が待たれます。ジェネピック治療データの蓄積の継続は不可欠といえますが。
トレーシーギブズ博士の高校時代の友人は、末期であるステージ4のすい臓ガンがこの療法で治ったというエピソードがあります。その後の画像検査や腫瘍マーカーでも、ガンの兆候が見られなくなったという患者がおり、その知人の患者は10数年以上経過している今も元気だということです。
まとめ
ジュネピックは、トレーシーギブズ博士によって提唱されたアメリカ発の最先端のハーブサプリメント療法です。ジュネピックは抗腫瘍サプリメントといった位置付けとしてとらえられており、乳がんや前立腺がんのステージ4という末期における第一選択肢としての可能性を秘めた療法として注目されております。上記の驚くべき結果が、本当なのかどうなのか・・・どのようにとらえるかは人それぞれですが、個人的には今後についても更なる研究を期待したいと思います。