内部統制(J-SOX)ミーティング
- 2009.07.24
- ビジネスの話
本日は、午前中1件、午後1件と、1日に2件の内部統制のミーティングがありました。決算期の関係で、1社は本番事業年度末を過ぎ最終評価の段階、1社は本番事業年度を迎えこれから運用評価を進めていく段階。
内部統制制度も平成21年6月末をもちまして3月決算の企業の状況がそろいまして、内部統制報告書を提出した2,700社弱のうち、重要な欠陥があった企業は56社(2.1%)、また、監査報告書の意見が不表明であった企業が9社ということでした。
参考までに、内部統制報告書に重要な欠陥があるとした上場企業の会計監査人は、上位ですと以下とのことです。
1位 13社 監査法人トーマツ
2位 11社 新日本有限責任監査法人
3位 9社 あずさ監査法人
4位 4社 監査法人ウィングパートナーズ
クライアント数と関与先のリスク等を踏まえると概ね予想通りでしょうか。当初の予想より重要な欠陥があると開示する企業数が少なかったようでしたが。
重要な欠陥を識別した内部統制のプロセスは「決算・財務報告プロセス」に起因する場合が最も多く、38件とのことです。やはり、決算周りがきっちり行えないと、そこは厳しく「重要な欠陥」とジャッチされるケースが多いようです。
弊グループでは、上場企業様への会計サポート業務の範囲を、「決算&開示&内部統制」と位置づけ、今後もご支援してまいります。
今日は仕事のことを書きすぎました・・・(笑)