悲しいこと。そして思い出にひたる。
- 2008.09.27
- プライベート・その他
今日はレーシック(近視矯正手術)のための、前日検診でした。この日のために1週間コンタクトをはずし、メガネでの生活を余儀なくされていましたので、待ちに待った日でした。これで、裸眼で毎日生活できるんだとこの日を楽しみにしていました。
レーシックとは、レーザーを使い、角膜中央部を削ることで角膜の形状を変え、屈折率を変化させることにより、視力を回復させる方法です。
朝10時に有楽町の眼科に行き、3時間ほどさまざまな検査を耐えました。手術後の注意事項など、しっかりと聞いていました。珍しく今日は優等生でした。
そして、すべての検査が終了して、医師に呼ばれました。
「あなたの目にはレーシック手術はできません」
「!?・・・・」
「えぇ・・・!?」
よく先生のお話を聞くと、私は極度の近視(視力0.01)と乱視、そのうえ、角膜が人より薄いため、角膜を削ることができないということでした。
久しぶりにショックな出来事でした。しばらく放心・・・。
昔々こんな出来事がありました。そのときのことを思い出しました。
私の母も近視が強く、遺伝で私も幼い頃から目が悪く、小学校3年生からメガネをかけていました。
確か小学校2年生ぐらいの出来事でしたでしょうか。
母も私も私の目がよくなるようにと、毎週視力回復センターなるところへ通って、「見るトレーニング」をしていました。そのときの自分は頑張れば目はよくなると信じて頑張っていました。
そんなある日、病院で先生に
「あなたの目はよくなりません」
というニュアンスなことを言われました。
その日、家で1日中泣いて、母にひどいことを言ってしまったことを今でも覚えています。母も泣いていました。子供って無邪気ゆえに心無いことをいってしまうものですね。あれから20年も経つのにまだ覚えている。。
今は、こうして元気に生んで育ててくれたことだけで母に感謝しています。ありがとう。
どうしても目を酷使する職業だけに、これからは少しでも気をつけていきたいなと思いました。