コインチェック・ショックの件
- 2018.01.29
- ビジネスの話
インターネット上の仮想通貨を取り扱う仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)から、580億円相当の仮想通貨が流出した問題に関して、金融庁がコインチェックに業務改善命令を出しました。
弊社もコインチェックを使って仮想通貨取引を行っていましたが、最近口座残高を0にしていたので、影響がありませんでした。しかしながら、取引が簡単に行えるということもあり、ウォレットに金額を置いていたという状況は同じですので、他人事ではない感じです。
460億円の返金を現金で行うことを約束するとの事です。すごいですね。時期は未定ですが。
私が個人的に思ったのは、コインチェックはNEMを取引所の形態で取引していなくて、販売所の形態をとっています。したがって、Zaifとは違ってとても大きな取引手数料がかかりますが、にもかかわらずおよそ26万人もの顧客がNEMを預けていたということで、その人数の多さに驚きました。
コインチェック社は2017年9月に仮想通貨取引所の登録を申請したが、通常なら約2か月の審査が4か月経過しても終わらず、現在も登録に至っていないというところがとても気になりました。それと今回の不正ハッキング事件の絶妙なタイミング。色々と考えてしまいます。