「良いことは他人のおかげ、悪いことは自分の責任」
「良いことは他人のおかげ、悪いことは自分の責任」
これはお世話になった社長が経営する会社の事務所に、額に入れて掲げてある言葉です。この言葉を初めて目にしたとき、社長の会社経営に対する姿勢と覚悟を改めて再確認したような気持ちになりました。もうずいぶん前のことです。
「良いことは他人のおかげ」という言葉には、取引先や従業員の方たちへの感謝の思いが。そして「悪いことは自分の責任」という言葉には、会社の経営上で何か起これば全ての責任を自分で取るという経営者としての覚悟が込められています。
ともすれば、良いことは自分の手柄で悪いことは他人のせい、と思ってしまいがちなものですが、従業員を抱えた経営者は、このような覚悟を持って仕事をしていかなければならないものなのだと、思いを新たにさせてもらいました。私もこの言葉を忘れないようにしたいと思います。