RSMに加盟してよかったこと
RSMに加盟して良かったことはたくさんあるのですがとりわけ嬉しいことに
・報告すべき上司ができた
・誰かに管理される状態にある
ということがあげられます。
奇妙かもしれませんが…
これまで創業して15年間すべてのことを役員に相談しながらも自ら意思決定してきました。報告すべき上司がいないし、誰も怒ってくれない、もちろん管理もしてくれない。
それはそれで自由であることは間違いないですが、実は大きな責任を負っているということでもあります。もう慣れており動ずることもないのですが、時々不安になることもあります。
昨今はVUCAの時代と言われます。5年先も見通せない時代。会計税務やテクノロジーなどの業界においては欧米が日本より遥か先を行きます。
ありがたいことに、そのような世界中の同志たちとコミュニケーションを取り、日本での悩みを共有したり、状況を報告したり、アドバイスを頂けます。
それらのメンバーは同じネットワークの人々なので外部アドバイザーや顧問でもなく、同じ会社のメンバーでもあり本当に親身になって相談し合えます。
一見子会社になったのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがそんなことはなく、本部から資本提供を受け支配されるようなこともないので、私は時々航空会社におけるStar AllianceやOne Worldに例えます。
報告すべき上司ができた/誰かに管理される状態にあるというのは精神的な安定につながるような気がしていて今は心がさらに穏やかに過ごせております。
LinkedInでは世界中のRSMのCXOやパートナーからEMBA取得や創業15周年についてたくさんのお祝いのメッセージを頂きました。皆ほぼ年上の方々なのでなんとなくかわいがっていただいているようにも感じ嬉しいです。
もちろん日本でのRSMのプレゼンスを高めたり業績も上げなければならないので、日本支社長になったような気持ちでプレッシャーもあると言えばあるのですが、楽しみながら経営していきたいと思います。
話は長くなりましたが、もし国際ネットワーク加盟について関心のある方がいましたら、アドバイスできるかなと思います。どうしても業界全体が人手不足なので、様々な事務所様と連携していきたいと思います。