あなたが働いている会社は誰の会社?

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札幌(ホテルさっぽろ芸文館)で高木豊氏の講演を聞きました。高木豊さんは1980年大洋ホエールズ(今の横浜DenAベイスターズ)に入団後、輝かしい成績を残しました。輝かしい栄光の裏には年棒調停・大量解雇など様々な苦労があったそうです。お子様3人が3人ともサッカー選手として活躍しており、「サッカー通の野球解説者」とのこと(笑)

高木さんの現役時代は、私はあまり記憶にはなく(北海道はジャイアンツ戦しか放映していなかったからか?)、ですが、スーパーファミコンなどゲームの中で、走攻守そろった名選手であると子供ながらに強く感じておりました。最近のアテネ五輪の守備走塁コーチや、横浜DeNAベイスターズのコーチ、フジテレビ野球解説者としてご活躍のイメージの方が印象に残っているという世代です。

とてもいい講演でした。私は上記のように高木さんの前に税務について1コマいただいていたのですが、自分のセミナーのあと、高木さんの講演に参加できて本当に良かったです。『強い組織を作り上げる組織論』という講演でした。

その講演の中で、高木さんは、
「あなたが働いている会社は誰の会社?」
と参加者にたずねました。

数人の若者が回答しました。
「出資者の会社です」「社長の会社です」

この答え自体は間違ってはいません。

でもお話には続きがありまして、高木さんは、『正解は「あなたの会社」だ』とおっしゃいました。皆最初はぽかんとしていました。高木さんはチームワークがいかに大切か、野球の例をあげ、わかりやすく、組織論について解説してくれました。例えば、自分の家であればゴミが落ちていたらすぐ拾うと思います。もし皆さんが自分の会社だと思ったら社内にゴミが落ちていたら拾うはずだと思います。

皆が「自分の会社だ」と思って行動したら、その組織は、最強の力を発揮できるのであると。

アテネオリンピック野球日本代表の話もなされていました。当時脳梗塞で倒れるまでは長島茂雄さんが監督をなさっていました。その後、中畑清監督、高木豊守備・走塁コーチ、大野豊投手コーチの布陣で臨んだオリンピックです。

野球日本代表のメンバーは皆、「このチームは俺のチームだ!」と思っていたみたいです。小笠原道大選手、城島健司選手、中村紀洋選手、福留孝介選手、谷佳知選手、高橋由伸選手、松坂大輔選手、上原浩治選手、岩隈久志選手など・・・

講演の最後には、皆、「俺の会社だ!」「私の会社だ!」となっておりました。私も本当にそうだと思います。もし、組織に属しているメンバーが皆、「自分の会社だ!」と考え、仲間を大切にして、お客さんを大切にして、チームとして団結することが大切なんだと考え行動したならば、とてつもないパワーを生み出すのではないか・・・と思いました。

先日、経営者感覚とは?というブログを書かせていただきましたが、そのこととも相まって、なんだか1つの答えにたどり着いたような感覚になりました。やはり一流の先人に教えられることはたくさんあるんだなと再確認。

そんな最強の組織でも、アテネオリンピックで優勝できなかった理由も明かしてくれました。オーストラリアに対する情報がなさ過ぎたと。「情報」を制することが勝つためにはとても大切なんだと。これはまた別の機会に書きたいと思います。

高木さんは本当に気さくな方でした。セミナー後の懇親会にも出席なされていて、お話はできませんでしたが、内田洋行ITソリューションズの社長様とお話をされているのを横で聞いておりました。

上述の通り大変身にしみるお話、高木さんの「人材育成法と組織論」でした。皆が「自分の会社だ」と思って行動したら、その組織は、最強の力を発揮できるのであるならば、皆が「自分の会社だ」と思えるような汐留パートナーズにならないとダメだということです。

将来こういう人の心を鷲づかみにするような講演ができるようになりたいと思いました。頑張ります。


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