会計事務所のマーケティングについて
- 2015.07.05
- ビジネスの話
アメリカでは会計事務所自身がマーケティングのスキルを有しているようです。全てとはいいませんが、それぞれの会計事務所が顧客獲得のためのユニークな手段を持っているみたいです。しかしながら、日本では会計事務所(所長税理士)自体にマーケティングのスキルがないため、税理士紹介サイトなどの利用をはじめとして、外部にマーケティングを丸投げしてしまっています。
もちろん、一部委託するのはいいと思いますし、広告を打つのもいいと思います。私どもも一部は利用しておりますが、丸投げは良くないですよね。絶対に良い結果には結びつかない。
そして、会計事務所を対象に会計事務所の営業セミナーというものを企画している会社さんもございます。ですが、私はプライドがありまして、仮にも日本最高峰の資格である「公認会計士」「税理士」試験に受かったのですから、マーケティングについてもこのような資格試験と同様に全力投球してみたら、きっと自社で独特の顧客開拓ができると思うんです。
「餅は餅屋」という言葉がありますが、マーケティングはマーケティングのプロへとは私は考えたくなくて、なぜかというと、自分たちの強みやクライアントのニーズは私たちが一番良くわかっているからです。
税金のことはわかるけど、「経営」「マーケティング」「組織管理」などについては、全くもってダメ、通常の会社の一般社員程度のレベルの税理士所長さんが事務所を経営していたらその事務所で働く職員は絶対にHappyにならない。必ずやそのような事務所は淘汰されていくことでしょう。
そう思いながらずっと過ごしてまいりまして、今転換期を迎えております。今回沖縄出張で海を見てリフレッシュする機会が持てました。そんな中で明確にマーケティングについて1つゆるぎない原理のようなものについて確立できました。
顧客ニーズ×商品開発×ブランディング
別の視点で表現すると
マーケットインの発想×人材教育×信頼
これからいろいろな挑戦フェーズに入ってまいります。