刺激を受けた香港出張②
- 2011.01.17
- 出張・旅行
①の続き。
香港で今回確認したかったことはたくさんありました。
まず気候、物価、人種、言語など基礎的なところ。これは本で読んで勉強しても、結局は「百聞は一見にしかず」。自分はなるべく即行動に移すようにしています。
興味があったのが「タックスヘイブン」としての香港の活用。
もちろんこれはすでにかなり前からスキームとして世界中で利用されているとはわかっておりましたが、自分自身詳細までは理解できていません。そして、最近お客様から雑談ベースではあるもののご質問を受ける機会が増えてきました。やはり日本から一番近いタックスヘイブンが香港だからでしょうか。皆様多かれ少なかれ興味があるようです。
香港は中国に返還される前から、World Trade Centerという位置づけでした。イギリスから返還された後50年は現状の維持される予定とのこと。
法人税は16.5%、地方税・事業税・消費税・付加価値税はなし。株式の配当、キャピタル・ゲイン(投機でないもの)、認可銀行の預金の利子分は課税対象外。所得税も15%。
そして社会保険などなく、自分で自分の老後のため貯蓄。
日本との差は歴然です。
実務に追われる毎日ではありますが、これらについてゆっくり研究してみたいものです。
③に続く。