25歳の上場会社社長!?
- 2011.11.04
- ビジネスの話
すごい!の一言に尽きますね。
株式会社リブセンスという会社の村上太一社長(25)です。12月7日に東証マザーズ上場予定で、上場すれば25歳の最年少上場社長の誕生とのこと。
リブセンス社のHPには「東京証券取引所マザーズ市場への上場承認をいただきました」とシンプルなIRが。そして、資本金は15,000,000円しかない。
ただ、もちろん監査役はしっかりと3名体制(監査役会を組織)、監査監査人として有限責任監査法人トーマツを選任とコーポレートガバナンスの体制は整備しているわけです。
こちらのサイトに村上社長の起業~現在までの記事があります。
以下の記事がとても印象的でした(以下抜粋)。
(中略)だが、村上氏は「最初は本当につらかった」と振り返る。
「最初の1年はまともに売り上げが立たなかったんです。採用課金に採用祝い金と、それまでにないビジネスモデルでしたから、そもそも本当に成り立つのだろうかと不安でした。やめようと思ったことは何度もあります」
なぜ踏みとどまれたのか。村上氏は「やめ方が分からなかった」と苦笑いをしながら答える。数少ないとはいえ顧客がいた。顧客がいる以上、責任がある。いきなり「やめます」とはいえなかったのだ。
なるほど、顧客がいる以上やめられないし、責任がある訳ですね。当たり前のことなのかもしれませんが、最近の経営者には無責任にも事業を放棄してしまう人も非常に多いような気がします。
話はIPOに戻りますが、一昔前はこのように元気な会社がたくさん上場しました。おかげさまで私も新日本監査法人時代はたくさん関与機会を頂きました。しかしながら、リーマンショック以降は上場する企業が著しく減少してしまいました。リブセンスのような若いIT企業の上場承認がおりたということは、日本の若者を元気付ける起爆剤になるかもしれません。単純に「IPOってかっこいい!」というのも個人的にはいいと思います。
今後、さらに若い企業が上場していく流れができればいいですね^^RSM汐留パートナーズグループのお客様でもIPOを目指して日々頑張っている会社様があります。私ども全力で応援させていただきます!