オーストラリア出張

約1週間の期間、オーストラリア・シドニーに出張にしております。

シドニーでは2月17日〜3月5日にLGBTQ+ワールドプライド・マルディグラが開催されていて町中レインボーカラーでとても綺麗で活気があります。他民族国家・多文化主義のオーストラリアであるように感じます。

今回はRSMシドニーへご挨拶にお伺いました。

シドニーオフィスでは、RSMシドニーのChief Executive Partnerである Jamie 氏と日本の経済の状況、RSM Japanの課題、これからのRSM汐留パートナーズの挑戦などについてゆっくりお話しすることができました。

その他では、国内税務のトップの方、監査部門のパートナー、マーケティング責任者、採用責任者とミーティングをさせていただきました。

RSMメンバーファームの皆さんは誰もがフレンドリーです。グローバルファームに加盟してから、自社のオフィスが世界123ヵ国860ヶ所に広がったようなもので、いつでもどこからでも仕事ができると感じています。RSM汐留パートナーズのメンバーにも国際ビジネスの経験してほしいので何らか仕組みを作りたいです。

また、 RSMシドニーに日本人の方がいらして、その方とお会いできたので嬉しかったです。アメリカ・イギリス・シンガポール・オーストラリアに日本人がいることがわかりました(他にもいるかも)。様々な日本人の方と、RSM Japan Deskの連携ができれば最高だと考えております。

これからRSM Japanを大きくする決意を表明して参りましたので、これらを有言実行とすべく頑張りたいです。言語の問題、若い人材の不足、経済や政治の停滞等、言い訳をすればきりがありませんがポジティブに取り組む所存です。

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)

Chat GPT×士業 これからの展望を考える

Chat GPTについて、英語で調べるとたくさんの情報が得られます。まだその情報の質は様々な状況ですが、検索して情報を探す行動様式はどうなるのか?SEO対策はどうなるのか?顧問とは?など様々な疑問が生じます。

情報の非対称性やリテラシーの問題で、しばらく士業は食べていけるとは思うものの時間の問題だと感じています。

おもしろかったのが、「2000万ドルのIT追加投資の例を教えてください」という質問に対してChat GPTは結構いい回答をしてくれたことです。

一般論といえば一般論ですが、もはや9割の士業より早く良い回答ができでしまいます。私もその回答よりいい回答を即答することはできないでしょう。

もう1つおもしろかったのが、「無礼にも週末に業務をお願いしてくる同僚に対して返信するメールの文面」です。

自分と家族の時間に重きを置いている旨を伝える回答や、期日を延ばす、他のオプションを検討してはどうかなど、丁寧な文章を用意してくれます。部下がメールの返信に使っていたら考えものですが、未来はそうなるでしょう。

例えば、弁護士が苦手な領域の相談を受け、Chat GPTを使い、相談内容に対する一次回答を入手し、それにアレンジを加えて依頼者に回答するとします。こういった使い方ですと、その「アレンジ」にこそ価値があるのではないでしょうか。

良い悪いなどではなく、もはやそのような世の中になっているということをまずは認識する必要があるかもしれません。

未来についてとりあえず言えることは、書物やネットにある情報を調べて一般的な回答をするサービスのバリューは、もはやその作業代行程度の価値しかなくなるということです。

顧客の状況に応じパーソナライズしたアドバイス、自らの経験に基づいたアドバイス等にこそ、価値があります(今もそうですが)。

ちなみに提供価値について【アドバイザリー>アウトソーシング】という感覚があるかもしれません。高度なアドバイザリーについてはそうかもしれませんが、それ以外で考えると、アウトソーシング(Managed Service含む)に対してIT活用可能性という意味で私は大きなバリューがあると考えています。

さて、Chat GPTは言語の壁を超えられるとも思いますが、一方英語ベースでデータが蓄積されていく事を考えると、そうは言っても日本人も最低限英語を使わないと競争力が低下しそうです。

個人的にはこのような技術に対して不安はなくワクワクするもので、最新テクノロジーをうまく活用して共存し、人生をより豊かなものにしていきたいです。

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大学院 最後の授業が終わりました

今日は概ね大学院の最後の授業でした。体調不良のため残念ながらオンライン出席にしましたが、あっという間の2年弱でした。MBAで学べば立派な経営者になれるとは全く思いませんが、もっと学んで会社や社会に貢献したい、経営を生涯通して頑張りたいという方にはおすすめしたいと思います。

ちなみに日本のMBAは授業も概ね日本語ですし起業する人はほとんどいないので、もし起業するなら”Think Big!!”ということで海外MBAを視野に入れるのがよいのかなと思いました。クラスメートの中でも既に起業している人は少なかったのですが、既に経営している私にとっては素晴らしい環境でした。

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グローバル会計ネットワークのランキングと日本での提携状況 2023 

昨年は、11月に世界第6位のグローバルネットワークでありますRSM International(以下「RSM」)に加盟し、私たちRSM汐留パートナーズにとって非常に大切な一年となり、改め身が引き締まる思いです。

RSM加入にあたり最新版として、グローバルに会計税務サービスを提供する国際会計ネットワークのランキングと、日本における提携事務所の関係性について再度、まとめてみたいと思います。

【会計ネットワークランキング2022】

1 Deloitte(デロイト)
  有限責任監査法人トーマツ/デロイトトーマツ税理士法人
2 PWC(プライスウォーターハウスクーパース)
  PwCあらた有限責任監査法人/PwC京都監査法人/PwC税理士法人
3 EY(アーンスト・アンド・ヤング)
  EY新日本有限責任監査法人/EY税理士法人
4 KPMG(ケーピーエムジー)
  有限責任あずさ監査法人 KPMG税理士法人
5 BDO International(ビーディーオー)
  BDO三優監査法人/BDO税理士法人
6 RSM(アールエスエム)
  RSM清和監査法人/税理士法人東京クロスボーダーズ/RSM汐留パートナーズ税理士法人
7 Grant Thornton(グラントソントン)
  太陽有限責任監査法人/太陽グラントソントン税理士法人/山田アンドパートナーズ税理士法人
8 Nexia Internatonal(ネクシア・インターナショナル)
  仰星監査法人/仰星税理士法人
9 Crowe Horwath(クロウ・ホーワス)
  東陽監査法人/税理士法人渡邊芳樹事務所
10 Baker Tilly Internatonal(ベーカーティリー・インターナショナル)
  監査法人日本橋事務所/監査法人グラヴィタス/如水監査法人
  ベーカーティリージャパン税理士法人/BTJ税理士法人/クリフィックス税理士法人
11 HLB International(エイチエルビー・インターナショナル)
  明誠有限責任監査法人/協立監査法人/税理士法人髙野総合会計事務所
12 Moore Stephens International(ムーア・スティーブンス)
  Mooreみらい監査法人
13 Kreston International(クレストン・インターナショナル)
  アーク有限責任監査法人/八重洲監査法人/クレストン・プロワークス税理士事務所
14 Mazars(マザー)
  Mazars 有限責任監査法人/MAZARS税理士法人
15 ETL Global(イーティエル・グローバル)

インターネットからの情報のため上記で網羅できていない部分もあるかもしれませんが、業界勢力図のようなものが見えてくるかと思います。

RSMは、現在世界120カ国860以上の拠点、そして51000人以上メンバーで、クロスボーダーサービスを提供しています。我々、RSM汐留パートナーズも日本そしてグローバルにRSMの一員として責任を持って活動していきたいと思います。

【まとめ表】
International Accounting Bulletin World Survey-2022

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『現場担当者が直面する疑問に回答! 外国人雇用の法務・労務・税務Q&A259』を出版しました

景井・高橋・関口・土屋・山村と共に、日本法令さんにご協力頂き、RSM汐留パートナーズ株式会社監修で書籍を執筆しました。『現場担当者が直面する疑問に回答! 外国人雇用の法務・労務・税務Q&A259』というタイトルです。 

外国人を雇用される企業の管理部や人事労務担当者のバイブルになれればと思います。RSMのロゴが左上に入っておりまして、カバーもRSMカラーにして頂けました。RSMに加盟してからから初めての書籍出版となります。 

書籍の章立ては以下になります。 

第1章 外国人雇用の法務 ~受入れ検討時~ 
第2章 外国人雇用の法務 ~ホワイトカラー系の在留資格~ 
第3章 外国人雇用の法務 ~ブルーカラー系の在留資格~ 
第4章 外国人雇用の労務  
第5章 外国人雇用の税務 

Q&Aが259もあることから書籍のタイトルにも入ることになりました。現場担当者が直面する疑問等に対して、逆引きで調べることができるため、実務のお役に立てるようにと工夫しております。皆様のお役に立てれば幸いです。 

Amazonの本紹介ページはこちら

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税理士試験を応援しています!

いよいよ8月2日~8月4日まで税理士試験ですね。

税理士試験は我が国でも本当に難関な国家試験の1つだと思います。全体として受験者数が減っているので、若手税理士の需要は無限大であると考えています。税理士という資格は単体でも非常に希少価値の高い資格であることはさることながら、ITや語学と組み合わせることで果てしないバリューを発揮し、世の中に素晴らしい価値を生み出し続けられる仕事であると確信しています。

若手の税理士受験生の未来は明るいです。ただなにぶん税理士試験の受験は長丁場ともなり、大いに体力・精神力を必要とする試験でもあります。暑い日が続いておりますがベストな状態で皆様が試験に臨めますように、3日間皆様が力を発揮できるよう心から応援しております。

なお、税理士試験後にRSM汐留パートナーズは大原簿記専門学校の合同就職説明会に参加します。ぜひ弊社ブースにお越しください!みなさまとお話できることを楽しみにしております。

【大原簿記専門学校・合同就職説明会】
日時:2022年8月6日(土) 12:30受付開始、13:00開場
場所:ベルサール渋谷ファースト
住所:東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー
最寄:渋谷駅・表参道駅

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公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスのメリットやシナジーについて

 

本日は、公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスのメリットやシナジーについてご紹介したいと思います。私は2020年度に社会保険労務士試験の受験をしました。公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスというのはあまり聞きませんが、様々なメリットがあると考えたためです。

私が社会保険労務士試験を受験した理由」と題してブログを書いていますので、そちらもご覧いただければ幸いです。私は残念ながらギリギリ不合格となり1回の受験で終了しましたが、弊社には公認会計士と社会保険労務士の両方の資格を持つ20代の若手がおります。

この度、私のTwitterでも「公認会計士と社会保険労務士のシナジーについて」ご質問を頂きました。そこで彼と共に、公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスのメリットやシナジーについて考察してみました。

(1) 創業期・成長期のクライアントに対しバックオフィス全般に対するサービス提供が可能 

創業期あるいは成長期にある会社は、社内の経理・人事等に関する内部管理体制が脆弱である場合が多いのが実情です。そのような環境下においては、少数精鋭のメンバーがバックオフィス機能を担っているケースが多く、公認会計士と社会保険労務士の両方の知見を活かすことで付加価値の高いコンサルティングサービスの提供が可能となります。現代の経営環境の変化を踏まえると、クラウド会計や労務の仕組みを含むITリテラシーを高めるとさらに活躍の場が広がります。

(2)M&AにおけるワンストップのDD対応が可能

財務DDを詳細に実施する際には、労務DDの知見も必要になります。例えば未払賃金のような簿外債務がないかという論点は、財務チームと労務チームが一緒になり調査を行い、実態純資産の調整項目への反映を行うこととなります。

(3)IPO準備会社等に対するIPOコンサルティングサービスの幅が広がる

IPOを目指す企業をはじめとした、成長可能性のあるクライアントから依頼を受ける機会が高まります。昨今労務領域はIPOを目指す会社にとって最初に取り組まなければならない重要論点であります。そして目まぐるしく法改正が行われており、キャッチアップしていくことも大変です。監査法人や証券会社のショートレビューと同じようなタイミングで、労務のショートレビューが必要となるケースが増加しており、そのような場合にIPOの流れも熟知した公認会計士が、社会保険労務士の知見を有していることでより大きなバリューを発揮できます。

(4)人事コンサルティング領域への進出も可能

人件費に関わる会計領域において強みを発揮しやすいといえます。例えば、部門別原価計算・退職給付制度 やESOP等の整備・導入、賃金体系の見直しなどは、公認会計士と社会保険労務士が連携して行うことでより良い制度設計が可能となると考えます。

(5)営業を行う場合に様々な顧客の課題にアクセスしやすく提案できる

まず士業や実業家として活躍される方々と幅広いネットワーク構築が可能となります。そして、公認会計士と社会保険労務士の両面から営業提案を行うことで、複合的な課題解決へのニーズにアクセスすることができます。また、例えば会計税務の提案で伺った場合に、人事労務の相談をされ、そちらの仕事が受注できることもあります。

(6)その他

その他にも様々なメリットやシナジーがあります。
・人材関連を事業として扱う会社を相手とする場合、法規制を踏まえたビジネスの理解があることから、提案の幅が広がります(派遣、有料職業紹介、外国人労働者・生活者の支援、介護、教育など)。
・社会的な課題(長時間労働・未払い賃金の有無、雇用・年金・保険の制度や財政の動向)に対する知見を有することにより、公的機関が作成する統計調査・財務資料の理解が早く、より俯瞰的な視点でのアドバイスが可能となります。
・高いコミュニケーション能力を持ち合わせると、経営コンサルティングの領域において高いパフォーマンスが発揮することができます。どのようなポジション・方向を目指すかは自分次第ですが、経営管理のスペシャリストとして将来のキャリアアップに役立ちます。
・弊社のようなワンストップファームで組織的運営をしていく場合、会社と個人の両方に、経験・ノウハウが蓄積されると、範囲の経済を活かした事業規模の拡大が可能となります。例えば、多角化視点の獲得、創造性の向上、販売や情報資源のシナジー(チャネル・ブランド・広告・顧客情報など)があげられます。

最後になりますが、会計と労務の両方の知見を有することにより、クライアントからご相談頂く領域が格段に広がります。特に、バックオフィス向けのコンサルタントとして活動する場合、会計税務のみならず人事労務の領域も含む幅広い知見を活用して、より大きなバリューを発揮できることが期待されます。両方をカバーしなければならないCFOや管理部長と同じ守備範囲となります。弊社にはまだ1名しか公認会計士と社会保険労務士のライセンスを有する者がおりませんが、将来的にそのようなメンバーが増えると、ワンストップファームとしてより強固になっていくと思うので、もしそのような志を有する方がいましたら全力で応援しますし、是非RSM汐留パートナーズでご一緒できれば幸いです。

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ロシアの職業会計人の未来

ウクライナで進行中の紛争とたくさんの人命が失われている事実に大変ショックを受けています。

政治的な話は門外漢なので割けますが、こと我々の業界ではBig4がすべてロシアから撤退することになりました。一度撤退するとそう簡単には再度展開することはないと思います。今後仮に戦争が終わり大統領が変わっても、ロシアが世界から孤立した状況はかなり長い間続くことになるでしょう。

私達PKFでもそうですが、ロシアの公認会計士等の職業会計人にとってはグローバルにビジネスを行う企業の支援をする道が断たれてしまいました。今後大国ロシアは数十年に渡り、世界から孤立し世界ランキングでも下位へ下位へと落ちていくことでしょう。

ウクライナの国民がまずは第一に本当に辛い日々を送っていますが、ロシアの一般の人々も可愛そうです。職業会計人にとってみれば、今後例えば英語を用いて会計業務を行うことが人生において絶たれてしまったかもしれません。ロシアの職業会計人が世界中に渡り、色々な国々で活躍することもあるかもしれませんが、本当に戦争は悲しすぎます。

ヨーロッパのPKFメンバーファームは、PKFウクライナ、そして助けを必要としている人々を支援すべく現在動いています。日本からできることは少なく本当にもどかしいですが微力ながら力になれればと思います。

ウクライナの人々のために祈りたいと思います。

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新しいメンバーの入社

9月1日に5名の方々が入社されました。そして税理士試験後弊社にご入社頂ける方々は現在4名で、皆様それぞれ9月中旬以降で入社日も決まりつつございます。引き続き募集中ですので興味を持っていただきました方は会社見学からでも大歓迎ですのでお気軽にご連絡下さいませ。

私達の業界は、勉強に専念している方も多く、また試験も8月に行われることから9月以降入社が多くなっています。最近はオリンピックの影響で試験日が8月の上旬ではなく、中旬から下旬に行われる傾向があり、9月1日からの入社というのが難しくなっております。皆さんお引越しなどもありますし。

弊社では入社日を柔軟に調整しております。新しい出会いを楽しみにしています。

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人生初めての英語スピーチ(2018年)

2018年にPKFに加入する時に人生初めて英語でスピーチをしました。ものすごく日本人的な英語ですが有難い事にこれで結構通じてものすごい称賛を得ました。今はもう少し上達したと思います。自分の人生の備忘として残しておきたいと思います。

東京でオリンピックがあるよ

日本人は最近英語頑張っているよ

日本はすごい良い国だよ

と説明しています(笑)

ちなみに今はTOEIC870点になりましたがこの時は恐らく650点くらいだったかなと思います。

スピーチ後にたくさんの外国人に「ヘイ、ケンゴ、超いいスピーチじゃん!」みたいに10人くらいに言われた(気がする)のですが…リスニング力が無さすぎて正直何を言っているのかよく聞き取れませんでした。。

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