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税理士試験を応援しています!

いよいよ8月2日~8月4日まで税理士試験ですね。

税理士試験は我が国でも本当に難関な国家試験の1つだと思います。全体として受験者数が減っているので、若手税理士の需要は無限大であると考えています。税理士という資格は単体でも非常に希少価値の高い資格であることはさることながら、ITや語学と組み合わせることで果てしないバリューを発揮し、世の中に素晴らしい価値を生み出し続けられる仕事であると確信しています。

若手の税理士受験生の未来は明るいです。ただなにぶん税理士試験の受験は長丁場ともなり、大いに体力・精神力を必要とする試験でもあります。暑い日が続いておりますがベストな状態で皆様が試験に臨めますように、3日間皆様が力を発揮できるよう心から応援しております。

なお、税理士試験後にRSM汐留パートナーズは大原簿記専門学校の合同就職説明会に参加します。ぜひ弊社ブースにお越しください!みなさまとお話できることを楽しみにしております。

【大原簿記専門学校・合同就職説明会】
日時:2022年8月6日(土) 12:30受付開始、13:00開場
場所:ベルサール渋谷ファースト
住所:東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー
最寄:渋谷駅・表参道駅

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公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスのメリットやシナジーについて

 

本日は、公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスのメリットやシナジーについてご紹介したいと思います。私は2020年度に社会保険労務士試験の受験をしました。公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスというのはあまり聞きませんが、様々なメリットがあると考えたためです。

私が社会保険労務士試験を受験した理由」と題してブログを書いていますので、そちらもご覧いただければ幸いです。私は残念ながらギリギリ不合格となり1回の受験で終了しましたが、弊社には公認会計士と社会保険労務士の両方の資格を持つ20代の若手がおります。

この度、私のTwitterでも「公認会計士と社会保険労務士のシナジーについて」ご質問を頂きました。そこで彼と共に、公認会計士と社会保険労務士のダブルライセンスのメリットやシナジーについて考察してみました。

(1) 創業期・成長期のクライアントに対しバックオフィス全般に対するサービス提供が可能 

創業期あるいは成長期にある会社は、社内の経理・人事等に関する内部管理体制が脆弱である場合が多いのが実情です。そのような環境下においては、少数精鋭のメンバーがバックオフィス機能を担っているケースが多く、公認会計士と社会保険労務士の両方の知見を活かすことで付加価値の高いコンサルティングサービスの提供が可能となります。現代の経営環境の変化を踏まえると、クラウド会計や労務の仕組みを含むITリテラシーを高めるとさらに活躍の場が広がります。

(2)M&AにおけるワンストップのDD対応が可能

財務DDを詳細に実施する際には、労務DDの知見も必要になります。例えば未払賃金のような簿外債務がないかという論点は、財務チームと労務チームが一緒になり調査を行い、実態純資産の調整項目への反映を行うこととなります。

(3)IPO準備会社等に対するIPOコンサルティングサービスの幅が広がる

IPOを目指す企業をはじめとした、成長可能性のあるクライアントから依頼を受ける機会が高まります。昨今労務領域はIPOを目指す会社にとって最初に取り組まなければならない重要論点であります。そして目まぐるしく法改正が行われており、キャッチアップしていくことも大変です。監査法人や証券会社のショートレビューと同じようなタイミングで、労務のショートレビューが必要となるケースが増加しており、そのような場合にIPOの流れも熟知した公認会計士が、社会保険労務士の知見を有していることでより大きなバリューを発揮できます。

(4)人事コンサルティング領域への進出も可能

人件費に関わる会計領域において強みを発揮しやすいといえます。例えば、部門別原価計算・退職給付制度 やESOP等の整備・導入、賃金体系の見直しなどは、公認会計士と社会保険労務士が連携して行うことでより良い制度設計が可能となると考えます。

(5)営業を行う場合に様々な顧客の課題にアクセスしやすく提案できる

まず士業や実業家として活躍される方々と幅広いネットワーク構築が可能となります。そして、公認会計士と社会保険労務士の両面から営業提案を行うことで、複合的な課題解決へのニーズにアクセスすることができます。また、例えば会計税務の提案で伺った場合に、人事労務の相談をされ、そちらの仕事が受注できることもあります。

(6)その他

その他にも様々なメリットやシナジーがあります。
・人材関連を事業として扱う会社を相手とする場合、法規制を踏まえたビジネスの理解があることから、提案の幅が広がります(派遣、有料職業紹介、外国人労働者・生活者の支援、介護、教育など)。
・社会的な課題(長時間労働・未払い賃金の有無、雇用・年金・保険の制度や財政の動向)に対する知見を有することにより、公的機関が作成する統計調査・財務資料の理解が早く、より俯瞰的な視点でのアドバイスが可能となります。
・高いコミュニケーション能力を持ち合わせると、経営コンサルティングの領域において高いパフォーマンスが発揮することができます。どのようなポジション・方向を目指すかは自分次第ですが、経営管理のスペシャリストとして将来のキャリアアップに役立ちます。
・弊社のようなワンストップファームで組織的運営をしていく場合、会社と個人の両方に、経験・ノウハウが蓄積されると、範囲の経済を活かした事業規模の拡大が可能となります。例えば、多角化視点の獲得、創造性の向上、販売や情報資源のシナジー(チャネル・ブランド・広告・顧客情報など)があげられます。

最後になりますが、会計と労務の両方の知見を有することにより、クライアントからご相談頂く領域が格段に広がります。特に、バックオフィス向けのコンサルタントとして活動する場合、会計税務のみならず人事労務の領域も含む幅広い知見を活用して、より大きなバリューを発揮できることが期待されます。両方をカバーしなければならないCFOや管理部長と同じ守備範囲となります。弊社にはまだ1名しか公認会計士と社会保険労務士のライセンスを有する者がおりませんが、将来的にそのようなメンバーが増えると、ワンストップファームとしてより強固になっていくと思うので、もしそのような志を有する方がいましたら全力で応援しますし、是非RSM汐留パートナーズでご一緒できれば幸いです。

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ロシアの職業会計人の未来

ウクライナで進行中の紛争とたくさんの人命が失われている事実に大変ショックを受けています。

政治的な話は門外漢なので割けますが、こと我々の業界ではBig4がすべてロシアから撤退することになりました。一度撤退するとそう簡単には再度展開することはないと思います。今後仮に戦争が終わり大統領が変わっても、ロシアが世界から孤立した状況はかなり長い間続くことになるでしょう。

私達PKFでもそうですが、ロシアの公認会計士等の職業会計人にとってはグローバルにビジネスを行う企業の支援をする道が断たれてしまいました。今後大国ロシアは数十年に渡り、世界から孤立し世界ランキングでも下位へ下位へと落ちていくことでしょう。

ウクライナの国民がまずは第一に本当に辛い日々を送っていますが、ロシアの一般の人々も可愛そうです。職業会計人にとってみれば、今後例えば英語を用いて会計業務を行うことが人生において絶たれてしまったかもしれません。ロシアの職業会計人が世界中に渡り、色々な国々で活躍することもあるかもしれませんが、本当に戦争は悲しすぎます。

ヨーロッパのPKFメンバーファームは、PKFウクライナ、そして助けを必要としている人々を支援すべく現在動いています。日本からできることは少なく本当にもどかしいですが微力ながら力になれればと思います。

ウクライナの人々のために祈りたいと思います。

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新しいメンバーの入社

9月1日に5名の方々が入社されました。そして税理士試験後弊社にご入社頂ける方々は現在4名で、皆様それぞれ9月中旬以降で入社日も決まりつつございます。引き続き募集中ですので興味を持っていただきました方は会社見学からでも大歓迎ですのでお気軽にご連絡下さいませ。

私達の業界は、勉強に専念している方も多く、また試験も8月に行われることから9月以降入社が多くなっています。最近はオリンピックの影響で試験日が8月の上旬ではなく、中旬から下旬に行われる傾向があり、9月1日からの入社というのが難しくなっております。皆さんお引越しなどもありますし。

弊社では入社日を柔軟に調整しております。新しい出会いを楽しみにしています。

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人生初めての英語スピーチ(2018年)

2018年にPKFに加入する時に人生初めて英語でスピーチをしました。ものすごく日本人的な英語ですが有難い事にこれで結構通じてものすごい称賛を得ました。今はもう少し上達したと思います。自分の人生の備忘として残しておきたいと思います。

東京でオリンピックがあるよ

日本人は最近英語頑張っているよ

日本はすごい良い国だよ

と説明しています(笑)

ちなみに今はTOEIC870点になりましたがこの時は恐らく650点くらいだったかなと思います。

スピーチ後にたくさんの外国人に「ヘイ、ケンゴ、超いいスピーチじゃん!」みたいに10人くらいに言われた(気がする)のですが…リスニング力が無さすぎて正直何を言っているのかよく聞き取れませんでした。。

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今年の税理士試験もいよいよあと1か月

今年の税理士試験は8月17日~19日です。いよいよあと1ヶ月ちょっとですね。本当に難関な試験ですが受験者数が減っているので若手税理士の需要は無限大です。必ずやITと共存し世の中に価値を生み出し続けられる仕事であると確信しています。

もちろん昔のように税理士の資格を取れば一生安泰という事はありません。税理士ライセンスはビジネスマンとして活躍するための1つの武器(又は防具)になると思います。税理士に何を組み合わせて活躍するかという事が求められるため大変といえば大変です。

しかしながら、だからこそより一層価値のある資格なのだと思っています。20代の税理士は1%未満、30代まで入れても約13%という非常に高齢化が進んでいる業界です。皆様が試験で力を発揮できることを祈っています。

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難関資格を取得した後に成長が止まらないように

例えば公認会計士試験に合格した方のように、難関資格を取得したゆえに実は成長が止まっているというのは本当にもったいないと思っています。とことん特定の分野を突き詰めるスペシャリストでも、とことんマネジメントに振りきるゼネラリストでもどちらでも良いのですが、資格に人生が縛られてしまうのは悲しいと思っています。

特に会計士業界は皆様概ね無職の状況で合格されますので非常に特殊ですが、これまでTwitterの質問箱等を通じてご質問を頂いた際には、一貫して「若くして公認会計士試験に合格したらまずは大手監査法人へ行く事をお薦めします」とコメントしてきました。

今もこの考えに変わりはないのですが”公認会計士の独占業務に長く従事することにより成長を阻害してしまう要因がある”という点には注目すべきではないかと考えています。すなわち、あまりに監査という業務には特殊性があり、監査法人の中で必要ではあるけれども世の中の多くのビジネスにおいては、そこまでは必要がないのでは、応用ができないのではというものが多いです。

少なくとも当社ではそうならない世界を作りマネジメントをしていきたいと考えています。手を挙げれば様々なことにチャレンジできる環境でありたいと思います。

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良い出会いがありますように

繁忙期空けに監査法人から出て独立される若手会計士の方がいらっしゃいましたら、是非弊社業務でご一緒できればと思います。また、転職をお考えの方がいらっしゃいましたら、弊社アドバイザーリー事業部で引き続き公認会計士の方を正社員で募集しております。

緊急事態宣言の様子次第ですが可能ならばお会いしてランチでもしたいと思います。気軽にランチも誘えなくて寂しい限りですね。私にとっても若い方々から最新情報を頂ける貴重な機会であるので、キャリア相談含め引き続きお気軽にご連絡下さい。オンライン含めお会いしましょう。

最近お一方、監査法人から弊社へ転職をして頂ける方が決まりましてとても嬉しく思っています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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自ら手を動かした経験値

このマンションの前を通る度に2008年創業当時を思い出します。「アクティ汐留」というマンションです。住所が「港区海岸1-1-1」ととってもいい感じでした。この場所で創業したのもあって、RSM汐留パートナーズという社名になりました。

自宅の部屋の1室(1坪程の納戸)で開業しました。最初は弥生会計で記帳代行をしたり、魔法陣で税務申告書を作成していました。悪戦苦闘しながら何時間も何十時間もわからないことを調べてもがいていました。当時は相談できる人も本当に少なかったように記憶しています。

士業ではやはり自分で手を動かした経験は強いと今でも思います。士業になったらならば様々な事を経験したほうがいいと思うので、同じ作業を続けるのはどうかと思いますが、一度経験をしたかしないかというのは、その後チームをマネジメントする上でも大きな財産になると思います。

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汐留パートナーズを設立して13年目です。

汐留パートナーズ株式会社は2008年4月1日に設立されました。本日で丸13年となり14年目のスタートです。素晴らしいクライアントと仲間に恵まれまして、こんなにも発展・成長できるとは正直思いませんでした。

当時、私の志は低くはありませんでしたが、すごく高かったとは言えないと思います。そこそこご飯を食べられてそこそこ幸せであれば…というくらいにスタートしたようにも思いますが、出会った方々を幸せにするためには妥協しない、始めた以上は死ぬまで責任を取るという事だけは決めていて、その積み重ねで今に至れたのだと思います。

もはや私が頑張ればいい、私が徹夜すればいい、私がお金を出せばいい、というレベルを超えた規模に到達しました。私が頑張っても徹夜しても、私が私財を投じたとしてもそれでは意味がなくて、組織として存立し成長していかないといけないのだと心から感じます。

これまで筋肉と体力を大いに生かし、回り道もたくさんしましたが成長してまいりましたが、今後は脳みそをフル回転して最短ルートでステークホルダーに対する責務を果たすべく、慶応義塾大学大学院(MBA)で2年間学んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

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