私が公認会計士を目指した理由
- 2021.01.15
- 公認会計士・税理士
本日1月15日でなんとなく節目の40歳になりますので、私が公認会計士を目指した理由について書いてみたいと思います。上記の写真は約20年前のゼミ飲みのもので、左上の目つきの悪い男が私です。私の下の女性も公認会計士となり今弊社のお仕事を手伝ってくれており20年の付き合いです。皆それぞれの分野で活躍しています。
さて、20年前の出来事について思い返してみると私が北海道大学の2年生であった2001年、札幌市は「サッポロバレー」というITベンチャー関連のビジネスで盛り上がっていました。札幌駅北口から北海道大学周辺にかけてと札幌テクノパークが舞台となりました。
しばしば、カフェでIT企業の経営者が集まり、そこに大学生が参加して色々と議論を交わし交流をするというようなことが行われていました。私は文系の学生でしたが、北海道大学には優秀な理系人材がたくさんいたため、彼らの頭脳を結集してITの分野で起業をしてみたいという思いがありました。
ですが、当時はそこまで高い志もなく、漫然と日々を過ごしておりました。学習塾でのアルバイトに日々明け暮れているうちにあっという間に大学3年生になってしまいました。
大学の学部は経済学部だったのですが、ミクロ経済学・マクロ経済学という学問的な内容がどうも好きになれませんでした。今となってはこれら経済学の知識はとても役に立っていますが、当時は本当に苦手でした。
周りのみんなが就職活動を始めていく中で、自分は何がやりたいのかわからず悩んでいました。特に就職したい企業もなくどうしようか考えていた時に、大学の授業で会計学や経営学に出会いました。きっかけとなったのは簿記でした。簿記2級から始めましたがとても面白くて、この分野をもっと極めたいと思うようになりました。
「会計学&経営学なら、自分の知識や経験で誰かの役に立つことができるのではないか?」そう思うようになり公認会計士を目指しました。恥ずかしながら公認会計士が具体的にどのような業務を行っているのか等についてはあまり理解しておりませんでした。
その時には非常に浅はかで、「公認会計士になれば税理士にもなれる」、「公認会計士になれば年収1000万円以上」という話を聞いて驚き勉強を頑張ろうと思ったというのもあります。
幸運なことに所属していたゼミが監査論のゼミでして、教授が公認会計士の受験を応援してくれる方でした(その教授はその後公認会計士試験の試験委員となりました)。
記憶は若干あいまいですが、教授に「前川くん会計士試験に一度落ちるといくら損すると思う?」と聞かれまして、「初任給500万くらいですか?」と答えたら「違う、最後の年収3000万だ!」と言われて頑張って早く合格しようとなったのを思い出します。
定年まで監査法人にいたらという話であって、今は時代も違いますがそれで奮闘させてくれたことには感謝しています。結果的には、IT産業ではなくプロフェッショナルサービスで起業しましたが、起業したいという思いは形を変えて実現することになりました。
昨年末に亡くなった父の遺品を整理していた時に、私が2003年に公認会計士試験に合格した時にLECで書いた合格体験記が見つかりました(この写真も目つきが悪いですね…)。父は私が公認会計士試験に合格した事を誰よりも喜んでくれました。応援してくれていた父のためにも生涯公認会計士としてビジネスマンとして頑張りたいと思います。
さて、公認会計士の仕事は「会計」というビジネスのインフラをつかさどる仕事です。それはITやクロスボーダーというテーマで形を変えつつもこれからも重要な産業であると思います。単純作業はITやAIに代替されていくのはもちろんですが、人により提供されるべきサービスは残っていくと思うので、「人間的な公認会計士」を引き続き個人としてもファームとしても追求してまいりたいと思います。
これから公認会計士を目指す方、税理士を目指す方に、「会計のすばらしさ」を伝えていくことや、「会計業界の魅力」を増し、メディアを通じてお伝えしていくことも1つの自分のミッションとしたいと考えています。一方で40歳を迎え、これまで「会計」については結構やってまいりましたので、これからの人生においては「経営」にもしっかりと軸足を置いていきたいと思います。皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
11/10 International Accounting Day(国際会計の日)
- 2020.11.10
- 公認会計士・税理士
11月10日は”International Accounting Day 国際会計の日”です。日本ではあまり知られていませんが1494年にフランシスコ修道会の修道士であるLuca Pacioliさんが複式簿記の書籍を出版した記念日とのことです。
PKF ShidomeとしてInternational Accounting Dayを祝えることを誇りに思っています。本日はPKFの歴史と価値観についてご紹介したいと思います。パンネル・カー・フォースター(PKF)は、1969年にオーストラリア、カナダ、英国、米国の4つの会計事務所が協力して国際的な会計領域に関する協会を設立したことをきっかけに創設されました。
PKFがコミットしているのは、クライアントに一貫した専門家としての経験を提供すること、そして、私たちが何をどのように提供しているのか、そしてpassion、teamwork、clarity、quality、ntegrityの5つからなる私たちの行動の原動力となる価値観について、世界各国の事務所が共通の理解を持つことです。
2020年には、GlobalDataのInternational Accounting Bulletinの世界調査に基づいて、PKFは世界で15位にランクされ、イギリスでは11位のグローバル会計事務所にランクされました。
PKFネットワークの224のメンバーファームは、5つの地域の150カ国でPKFブランドで活動しています。2万人の専門家を擁し、世界中の独立したメンバーファームの経験豊富で信頼できるアドバイザーで構成されており、コンプライアンス規制を踏まえ会計・監査・税務等のプロフェッショナルサービスを通じてクライアントのご支援をしております。
さて、話は戻りますが個人的には簿記は大好きです。DX化が進み文字列としてデータを収集していくならば複式という概念や振替伝票のようなものはエンジニアの皆様にとっては厄介な代物かもしれませんが、私には公認会計士を志すきっかけをくれたものなので密かに大切にしようと思います。
17年間に渡る監査業務で得られたこと
本日をもって17年間に渡る監査人としての人生から卒業となりました。本日は有価証券報告書のチェック業務でした。監査業務を担当させていただきましたクライアントの皆様、ご指導いただきました先輩方、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
私は2008年から現在に至るまでRSM汐留パートナーズの代表者でございますが、振り返ってみますと新日本監査法人に入所した2003年より17年間の長きに渡り監査業務に従事しておりました。
RSM汐留パートナーズとしては監査業務を提供していないですので意外かもしれませんが、私は監査業務を通じて数多くの事を学ばせて頂きました。RSM汐留パートナーズの代表者でありながら非常勤の監査業務にこんなにも長く従事していたのには理由があり、
・独立した時に仕事がなかった私を拾っていただいた恩に不義理なくお返しがしたかったこと
・公認会計士であるいとこに業務を引継ぎ一定の責務を果たしたと感じたこと
により自分の中で監査人から卒業することについてクリアになったためです。これにより私個人としてはスペシャリストからゼネラリストに完全移行することとなります。
17年間の監査の概要
2003年に新日本監査法人に入所して以来本日まで、濃淡あれど17年間監査業務に従事しました。監査業務は得意ではありませんでしたが監査業務は勉強になりとても面白い業務でした。
2003年~2008年の5年間 新日本監査法人(常勤)
超大手の上場会社、その子会社、中小規模の上場会社等を担当させて頂いておりました。規模が大きい所の仕組みから小さい所の仕組みまで「会社というのはこうなっているのか」「上場会社と非上場会社はこんなにも違うのか」「稟議や根回しは組織人として重要なのか」などなどと理解を深めていけました。また幸運なことに国内監査部と公開業務部(IPO)を兼務できましたのでそれも経験となりました。
・超大手電機メーカー(現在は違う監査法人へ…)
・上記の会社コングロマリットだったのでその様々な業種の子会社
・大手家具会社(現在は違う監査法人へ…)
・数多くのベンチャー企業(インチャージ)
・中小規模の上場会社(インチャージ) etc
2008年~2020年の12年間継続 東光監査法人(非常勤)
2008年にRSM汐留パートナーズを設立した直後リーマンショックが起こり基本的にお客様0の状態からスタートしましたので非常勤の監査業務に長時間従事していました。特に思い出深いのは12年間担当させていただきました歴史ある上場会社です。サイナーがローテーションで変わりゆく中で監査チームとして最も古株となりました。
2008年~2020年の12年間で数回 個人として監査を受嘱(サイナー)
数件の会社法監査や任意監査を行い監査報告書にサインをしたことがあります。AUP(合意された手続)についてはかなり行いましたがこれは監査法人ではない組織体でもできるということがわかり今後も行ってまいります。
独立開業と監査法人での非常勤
独立開業される公認会計士にとっては非常勤の監査業務は収入面でも重要なお仕事の1つです。非常勤の監査で得られる報酬は大変ありがたく、そのお陰で私も焦らず良くないお仕事を受けることなく、RSM汐留パートナーズを経営してくることができました。
加えて経験として得られることも多いのですが、同時に独立している公認会計士の良質な人脈形成の場にもなります。そして先輩方からご指導を頂くこともたくさんあります。
監査業務経験から得られたこと
監査業務の経験から得られたことについて書いてみたいと思います。監査業務以外でも得られるでしょという突っ込みもあるかもしれませんが…自分の体験の中でそう感じましたので体系立てたお話ではございませんが、参考になりましたら幸いです。
①上場会社経営者のお考えをじかに聞くことができること
上場会社経営者、具体的にはCEOやCFOからじかに経営戦略や将来ビジョンのお話を聞くことは、その会社の従業員であってもそうそうない機会だと思います。監査を通じて経営者ディスカッションの中で、たとえ末席だったと言えども貴重なお話を聞くことができたと思います。
②意思決定権限者の心つかむことの重要性を学べたこと
監査に限らず、税務でもコンサルでも意思決定権限者の方にご満足いただけるかどうかという視点はとても重要です。監査業務においては、社長はどこの監査法人・どんなパートナーがサインをしてくれているのか、それが自社にバリューを提供してくれているのか、その報酬としては適切かを見ています。その方の心をつかむことはとても重要だと感じました。
③チームワークとチームマネジメントの重要性を学べたこと
監査はチームで行う業務です。チーム内のコミュニケーションや役割分担はとても重要です。そしてそれをマネジメントするリーダーの役割も重要です。これらの経験は監査以外でももちろん生きてきますし、監査を通じてチームプレーやチームマネジメントについて学ぶことができました。
④厳しい内容でも信念をもって相手のため言うことの大切さを経験したこと
会社のガバナンスやコンプライアンス体制がしっかりしていないと中長期的には会社の企業価値を下げることになりかねません。良くないことは良くないと愛をもって厳しく経営者に提言できる監査人はカッコいいなと感じていました。実はそういうバリューがとても重要であると感じています。
⑤上場基準に触れる事で知識のアップデートができたこと
どうしても上場監査業務から離れると最新情報のアップデートがしづらくなります。独立開業するとなおのことですが、監査を通じて知識のアップデートをすることができ仕事を通じて会計や開示についても引き続き学ぶこともできました。
⑥監査業務の営業の手法とブランディングについて触れたこと
監査業務の営業はとても難しいと思います。提示する報酬が高額になるのは当然のことですが、自分が直接担当し続けることができないため、法人・チームでバリューを出しに行くことが必要なためです。「俺に任せて」ではなく「俺たちに任せて」という営業は難易度が高く、そのためにすべきことがたくさんあることがわかりました。
⑦良質な人脈形成ができる環境に身を置けたこと
監査を通じてクライアントのCFO・経理部長やチームの公認会計士など多数の良質な人間関係を構築することができます。良質な人脈形成はその後のビジネスにおいて何物にも代えがたい財産となります。
⑧重要な資料に触れる機会が数多くあったこと
監査を通じて経営の意思決定に関する重要な書類に触れることができます。取締役会や重要な会議体の資料はもちろんのこと、大手のFASが作成したDDや株価算定のレポート、税理士法人が作成した申告書や意見書等を見る機会もたくさんありました。
監査法人との今後の関わり方
今後は汐留パートナーズと私個人は、同ネットワークの監査法人と行動を共にしていく事となります。しかしながら、大変狭い業界でございますし、監査業務に従事する公認会計士が中堅・中小ファームではそれほど多くはございません。またIPO準備会社を担当してくださる監査法人がなかなか見つからないという実情もございます。
そのため、上記東光監査法人をはじめとした複数の中堅・中小監査法人と共に中小規模の上場会社・IPO準備会社のサポートをしていく事になると思いますので、これまでお世話になった方々に引き続き恩返しができるように今後も努めてまいります。よろしくお願いいたします。
会計士なのにどのように税務の勉強をして詳しくなったのか?
「どのように税務をがむしゃらにやったか?」とご質問を頂きました。長くなりますがお付き合いください。回答については昔の話ですので参考にはしていただきつつも絶対にまねはしないでください…。
弊社グループは私が公認会計士ではありますが税理士法人が最も規模が大きく、税務を柱として会計・労務・コンサル・法務等のサービスを提供しております。そのために税務はこれまでも、そしてこれからも主要なサービスラインの1つでございます。手前味噌ですが優秀な若手税理士が多くそろっております。
通常は監査法人から税理士法人を経て独立開業するので税務業務ができますということなのですが、私は監査法人から飛び出していきなり会計事務所を設立してしまいました。
【開業前】2007年~2008年(26歳~27歳)
EY新日本有限責任監査法人時代はIPOの部署におり比較的小規模のクライアントを担当しておりました。上司にも恵まれて成長する事ができましたので感謝しかありません。
具体的には2007年くらいからIPO準備クライアントの監査業務をする中で常に税務の領域には気を配っていました。税金等や税効果関連の科目を担当する時には、税務申告書をかなり隅々まで見ておりました。監査的には意味のないクロスリファレンスをふっておりました(税務的には意味があるかも)。
最近はメンバーファームの税理士法人にタックスレビューをお願いしてそれっきりということもあるようですが、是非監査を通じて得られる税務項目にも気を配っていただければと思います。
【開業後】2008年~2014年(27歳~33歳)
2008年開業後はすぐリーマンショックが起こりIPO案件が少なくなってしまったので、税務にフォーカスし契約を取り、記帳代行から税務申告まですべて自己完結をして疑問点を解消すべく手を動かしながらも勉強もしました。最初は会社設立も給与計算もやってみました。書籍も様々購入し深夜まで読み漁っておりました。
営業で聞かれそうな税務論点や経営者やCFOが喜びそうな税務論点などもくまなく勉強しました。あまり専門的な領域までは踏み込めませんでしたが、資産管理会社、組織再編、連結納税、ストックオプション、税務上の株価算定等までは広く勉強しました。
またどうしても書籍に書いていないような実務的な論点や税務調査関連は、非常勤の監査法人の先輩方に相談してかなり頼っておりました。皆様経験豊富な税理士でもあったので、裏話も含めてたくさんご指導くださいました。感謝しかありません。
会食や交流会等がなければリアルに深夜2時~3時まで仕事&勉強をする日が続いておりました。自宅と事務所は徒歩10分以内というのと27歳で独立したので35歳くらいまでは体力が無限にありました。
当時は監査の非常勤も行っており朝9時半~17時半は監査法人の非常勤、その後自社の税務のお仕事、その後税務の勉強ということで毎日無限に仕事or勉強をしておりました。昔のブログ等を見るとそれでも楽しく社員旅行に行ったりはしていたようにも思い出します。
「仕事」とか「勉強」とかと考えると辛くなってしまうはずなので私はきっとそう思わなかったのだと思います。「仕事×勉強=趣味」として考えられたからこそ身についたと思います。そのためTwitter等で発言する時も「楽しいかどうか」「好きかどうか」に重きを置いています。そうではないならばその道を選ばないほうがいいとさえ申し上げることがあります。
やらされているのではなく自らやっているのだというマインドが極めて重要です。資格試験もそうですが。そしてそれは自分で気づかなければなりません。一目置かれる専門家やビジネスマンになるためにはやはり長い時間自己研鑽をしなければならず、極論天才ではない限り、それが無給か有給か、仕事中か仕事の後かは置いておき相当勉強しないといけないと思います。
個人的には成長したいのであれば多少忙しくてもお給料をもらえて勉強できるというのは素晴らしい事なんじゃないかと考えております。自宅で黙々と書籍を読んで勉強したりセミナーに行くのもそれはそれで大変ですので、OJTも最高の勉強方法かと考えております。
さて、このような時期が2014~2015年くらいまで6~7年続きました。監査の非常勤は少なくなり税務にコミットしつつ鬼のように若手メンバーを教育しておりました。もちろん私の教育スタイルは正しいとは言えませんので多くの者が離脱しました。
【~現在】2015年~(34歳~)
シニアパートナーの長谷川が官報合格し2015年税理士登録しました。国内業務の責任者に就任しました。また私も同年USCPAの試験に合格して国際業務へ自らの業務ウェイトをシフトしました。パートナーの黒住と外資系クライアントの獲得のため国際業務の勉強をし営業やマーケティングに明け暮れました。そしてPKFに加入し今に至ります。
今は経営に関する業務の割合が多いため「税務に詳しい公認会計士」とは言えませんで過去の話ですが、若い時にがむしゃらにやった経験は必ず一生ものとなります。これからも自己研鑽を続けてまいる所存です。ちなみに私の名前「研吾」は親が「吾を研ぐ」(=自分を磨く)という意味でつけてくれました。そのため一生自己研鑽する運命なのかもしれません。
参考になれば幸いですが、心身ともに健康でなければ意味はありません。そのため繰り返しになりますが真似しないでください。
2020年公認会計士試験修了考査の合格発表
- 2020.04.17
- 公認会計士・税理士
今年の修了考査の合格発表がありました。合格された皆様おめでとうございます。狭い業界でございますので、公認会計士として今後ご一緒できることを楽しみにしております。
さて気になったのが、「対受験願書提出者数合格率」は45.0%となり、昨年の51.8%から6.8%の大幅減…ということで合格率が非常に低くなっているようです。
今は修了考査の合格率がこんなにも低くなっているのですね。昔は「一般的な監査業務従事者は普通にやれば全員合格するのだ」と上司にかなりプレッシャーをかけられ詰められておりましたが…。
公認会計士2.0ゼミ開校のお知らせ
- 2020.02.01
- 公認会計士・税理士, 会食・交流会・セミナー, IR・メディア・お知らせ
CPA会計学院の国見さん、経営心理士協会の藤田さんと共に公認会計士2.0ゼミを開講します。私は経営実務寄りの講義・ワークショップを担当します。コンセプトは以下の通りです。
【コンセプト】
AIの進展や変化の加速する時代において、変化に対応しながらどの分野でも活躍することができる公認会計士の育成
AIの進展や変化の加速する時代において、変化に対応しながらどの分野でも活躍することができる公認会計士の育成を目的に、「公認会計士2.0ゼミ」を開講します。プロフェッショナルとして活躍するためには、専門知識・専門スキルを身に付けるのはとても重要ですが、もう一つ対人スキルをはじめとしたソフトスキルの習得が欠かせません。
35歳未満の会計士合格者又は会計士試験受験生が対象という事で私の個人的なつながりでは対象者はあまりいないと思うのですが、両名と共に新しいことができることに大変喜びを感じております。
https://cpa-net.jp/event/cpa-workshop1/
第1期生の募集が終了してしまったとのことで、第2期も開催できるようまずは第1期の皆様と学んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
会計士試験受験生向けのイベントに参加
- 2019.10.20
- 公認会計士・税理士, 会食・交流会・セミナー
本日は会計士の受験生向けのイベントに参加してお話ししました。私は独立した会計士として、主に「独立ってどうなの?」という受験生の皆様からのご質問にお答えしておりました。
イベント後は、ゲスト会計士と運営側のメンバーでの懇親会もありまして、参加させていただきました。
とても有意義な土曜日を過ごすことができました。いろいろと新しいアイディアをくださった皆様、本当にありがとうございます。
本日からTwitterを始めてみようと思います。準備が整うまで近しい方のTwitterをFollowをして勉強していきたいと思います。
2019年税理士試験お疲れ様です。
- 2019.08.11
- 公認会計士・税理士
今年の税理士試験が終了しました。RSM汐留パートナーズ税理士法人のメンバーも全力を尽くしてきたようです。
解答速報が出てみんな一喜一憂・・・
きっとこの努力はむくわれるはず。
努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば
それはまだ努力と呼べない。
(王貞治)
世界の王さんがいうのだから間違いない。
皆さんの合格を祈っています。
松本城と上田城
- 2019.04.08
- 公認会計士・税理士
松本城&上田城に行きました。
松本城は、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。黒と白のコントラストがとても美しくて、雪がかかるアルプスの山々に映えてとても素晴らしい景観です。
上田城は、 大河ドラマ真田丸で有名な、真田幸村の父、真田昌幸によって築城された城です。 第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城で、信長の野望マニアにはたまらないお城です。どうやって守ったのだろうか、など考えながら回りました。
長野日帰りで少しハードでしたがとても充実した1日でした。桜の季節でもあって城と桜の組み合わせが最高ですした。城好きにはたまらないです👍
第1回若手会計人サミット参加者・関係者への御礼
- 2019.01.23
- 公認会計士・税理士, 会食・交流会・セミナー
昨日は第1回若手会計人サミットにご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。
会計業界をもっと盛り上げていきたいということでスタートした企画ですが、「前川さん超楽しそうでキラキラしていました!」とたくさんお褒めの言葉を頂きました。やはりバリバリ現役の我々が輝いて目標になる、目指したい存在にならないと、若い世代に伝えていけないなと感じました。
自分は他の登壇者と違ってロジカルに考えて説明することが苦手だな・・・と感じつつも、自分が好きな事かつ得意な事で皆さまに有意義なお話ができたのではないかと思います。第2回以降の開催もできたらいいなと考えています。
あと、「前川さんもう若手じゃないでしょ」というご意見もいただきましたので、キラキラした「中年会計士」を目指していこうと思います。
講演の中の「Ikigai」については私が考えた概念ではないのですが、皆様から大変共感をしたというメッセージをいただきました。AIなどのテクノロジーが進化していく時代だからこそ、こういう人間的な部分にも重きを置いて行きたいと思います。