PKFインターナショナル加入に関するお知らせ
- 2018.06.01
- ビジネスの話, IR・メディア・お知らせ
当グループの「汐留パートナーズ株式会社」、「汐留パートナーズ税理士法人」、「汐留行政書士法人」の3法人は、このたび2018年6月1日に、世界第15位(International Accounting Bulletin World Servey – Feb 2017)にランクインする国際的な会計事務所連合のPKFインターナショナル(以下「PKF」といいます。)に加盟することとなりましたので、お知らせ致します。
1. 加入の背景
近年、海外企業による対日直接投資が増加しており、外国企業の日本進出件数が急増しております。この流れは、日本経済の活性化や国内雇用への対策という意味において、我が国においても重要な国家戦略の1つとなっております。従来から当グループは、外国企業の日本への投資と事業拡大をサポートしており、日本進出のコンサルティング業務をさらに拡大している最中でございます。
同時に我が国を取り巻く環境は激変しており、日本企業の海外進出もまた加速しています。プロフェッショナルファームには、国際的な視点に基づく会計税務・人事労務・法務サービスが求められるようになっております。このような環境の変化に対応して、当グループは、グローバル化・複雑化するお客様のニーズにお応えするための方策を検討しておりました。
日本の大手税理士法人の多くは、企業の海外進出に伴って、すでに海外の大手会計事務所と提携しています。国内マーケットの縮小により、クライアントの海外進出はさらに加速するため、世界的に有力な会計事務所グループとの連携は不可欠と考えておりました。
2. 加入の目的
当グループは、世界第15位にランクインする世界的なアカウンティングネットワークであるPKFに加盟することで、PKFを通じて日本進出を行う世界中のクライアントをサポートできることとなります。また、当グループが会計税務・人事労務・法務・その他コンサルティングサービスを提供している日本企業が海外展開を行う際に、同組織に加盟する各国の会計事務所と連携して対応することで、最先端の高度な情報に基づいた高品質かつ効率的なサポートが可能となります。各国の税制度などの情報も入手し、アドバイザリーサービスの質も高めていく所存です。
PKFは1969年にイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアのメンバーファームをベースに発足し、各国の10位以内の会計事務所を中心に構成しており、現在では世界150ヶ国440箇所以上に活動拠点を構えています。日本におきましては、汐留パートナーズ(本社:東京)、ひびき監査法人(本社:大阪)がPKF に加入しております。ひびき監査法人は設立30年以上の伝統ある監査法人であり、付加価値の高いサービスを提供することによってクライアントと共に成長を続けています。当グループは監査業務を行わないため、ひびき監査法人と連携することで、国内外のクライアントへより広範なワンストップサービスを提供することが可能となります。
3.PKFの概要
(1)名称:PKF International
(2)設立年:1969年
(3)本部所在地:イギリス ロンドン
(4)創設事務所:
Pannell Fitzpatrick & Co (UK)
Harris, Kerr, Forster & Co (USA)
Campbell, Sharp, Nash & Field (Canada)
Wilson, Bishop, Bowes & Craig (Australia)
(5)主要サービス:
Assurance(保証業務)
Taxation(税務業務)
Advisory(アドバイザリー業務)
Business Solutions(経営コンサルティング業務)
Corporate Finance(コーポレートファイナンス業務)
(6)拠点・リージョン:
世界150カ国以上拠点440以上
5つのエリア
・Asia Pacific
・Europe, Middle East and Indian sub-continent
・North America and Caribbean
・Latin America
・Africa
(7)URL:https://www.pkf.com/
この度のPKF加入により、今後より一層、国内外のクライアントへ常に企業価値最大化のベストプラクティスをご提案し、実現していく所存でございます。今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
3月決算の申告業務も大詰めです。
- 2018.05.28
- ビジネスの話
3月決算の申告業務もいよいよ大詰めとなりました。まだいくつかの会社様の申告が終わっていないのですが何とか31日までにすべてを完了させたいと思います。
6~7月にかけて少し落ち着くはずなので、会計事務所メンバー一同、お客様にご迷惑をおかけしない範囲で代休・有給を頂戴しリフレッシュを図れればと思います。
今週1週間頑張って乗り切りましょう。
連結納税の申告書レビュー業務
- 2018.04.27
- ビジネスの話
さて3月決算につき、4月早々に税金計算まで含めて固めている上場会社の税務サポートも大詰めです。
その中でも今回は、前川・長谷川・寺尾などで連結納税チームを組成し、日々知識の研鑽、お客様へのアドバイス、連結納税申告書レビューなどの業務を担当しております。
素晴らしいお客様に恵まれ、より一層勉強をさせていただく機会を頂戴しております。上場会社の経理や財務の方々はレベルが高く勉強熱心でいらっしゃいます。
引き続き頑張ります。
汐留パートナーズ設立10周年
- 2018.04.01
- ビジネスの話, IR・メディア・お知らせ
本日4月1日は汐留パートナーズ株式会社の設立日です。皆様本当にご支援ありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
ちょうど10年前の2008年4月1日に自身で会社設立登記を行いました。やるからには途中で投げ出すことも、後戻りすることもしないという固い決意でスタートをしました。当時27歳。
この10年間を振り返ってみますと、土日祝日関係なくほぼ仕事ばかりしてきました。最初は1人でスタートした汐留パートナーズグループが130人となりました。
よく「あっという間の10年でした」という話を聞きますが、「あっという間だった」というのはほとんどなくて、「結構10年長くて色々やってきて成功もあり失敗もあり盛りだくさんだった」というのが素直な感想です。
そのため30年分くらいの仕事をしてきた感覚なので、良いのか悪いのか多少の事で動じることがなくなりました。しっかりとお客様にもスタッフにも向き合っていける芯ができました。個人としても会社としても。もちろんまだまだ至らない部分も多いですが。
プロフェッショナルとして色々な会社様と色々な業務でお付き合いできる。どんなに時代が変わっても柔軟性をもって変化に対応できれば、汐留パートナーズの「プロフェッショナル・ワンストップサービス」のビジネスモデルはこれからもお客様に必要とされ続けるものと確信しています。
皆様、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
オフィス移転祝いありがとうございます。
- 2018.03.25
- ビジネスの話
お陰様で無事オフィス移転が終わりました。確定申告も乗り切ることができましてほっとしております。たくさんのお祝いを頂きましてこの場を借りて御礼申し上げます。また移転にあたり協力してくれた社内外のメンバーにも感謝。今後ともよろしくお願いいたします。
●RSM汐留パートナーズ
●RSM汐留パートナーズ税理士法人
●汐留パートナーズ法律事務所
●汐留行政書士法人
●汐留司法書士事務所
●汐留プロパティ株式会社
【移転先】〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-8 第二丸高ビル4階
【電話番号】03-6228-5505(代表)
RSM汐留パートナーズ本社移転のお知らせ
- 2018.02.28
- ビジネスの話, IR・メディア・お知らせ
このたび、RSM汐留パートナーズグループは、業務サービスのより一層の強化充実と事業拡大のために、事務所を下記の通り移転することになりました。これを機会に、さらに皆様方のご愛顧を得られますよう、専心努力いたす所存でございますので、今後ともなお一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
平成30年2月 吉日
RSM汐留パートナーズ
代表取締役社長 前川研吾
●RSM汐留パートナーズ
●RSM汐留パートナーズ税理士法人
●汐留パートナーズ法律事務所
●RSM汐留行政書士法人
●RSM汐留司法書士事務所
●汐留プロパティ株式会社
【移転先】〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-8 第二丸高ビル4階
【電話番号】03-6228-5505(代表)
※電話番号に変更はございません。
【営業開始日】平成30年3月5日(月曜日)
●汐留社会保険労務士法人
●汐留特許商標事務所
【移転先】〒105-0021 東京都港区東新橋1-1-21 今朝ビル5階
【電話番号】03-6264-6680(代表)
※電話番号に変更はございません。
【営業開始日】平成30年3月12日(月曜日)
✭税務・法務チームが移転する第二丸高ビルの地図とエントランスの写真です。
一倉定(いちくら さだむ)の社長学・経営心得
- 2018.02.02
- いい話・格言・理念, 会食・交流会・セミナー, ビジネスの話
先日はIT企業のお客様経営陣お2人との会食でした。
お2人とも1年以上前からのお付き合いです。自分よりも4歳も年下にもかかわらず、社歴はRSM汐留パートナーズグループよりも長く、学生時代に起業してから会社は続いているとのこと。最近は年下の優秀な経営者様がいますと、うれしさと焦りとが交錯します・・・。
さてそんな会食の中、一倉定さんのお話に。
Wikipediaによりますと、
一倉 定(いちくら さだむ、1918年4月-1999年3月)は群馬県出身の経営コンサルタント。5000社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の企業を立て直したとされる。経営コンサルタントの第一人者とされ、苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から「社長の教祖」「炎のコンサルタント」との異名を持つ。”ダメな会社はTOPがすべて悪い、人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな”が基本方針。空理空論で経営する社長や、利益だけを追求する社長に対しては、烈火の如く怒り叱り飛ばすとされ、「こんなに叱られるのは生まれて初めてだ」「講義と聞いて来たが、これは講義ではない、落雷だ」との所感を述べる経営者[誰?]もいる。後継者に不安を抱く創業者からも人気で、いわばダメ社長の再生人として不動の地位を誇る。
亡くなられてから結構年月が経つようですが、今でも彼の偉業は語り継がれているようです。著書も廃盤になっているようですが、いろいろ調べていますと現代でも共感できる言葉が数多く見つかりました。共感できたものをいくつかご紹介。
・好業績の根本原理は、我が社の事情を一切無視し、お客様の要求を満たすこと。
・事業経営にきれい事は危険である。業は学問でもなければ、理論でもない。事業の存続を実現する戦いである。
・人間はみな生活の向上を願い、自己の才能を発揮したい。これが、一個の人間としての自己拡大の本能である。会社を発展させなければ、従業員の自己拡大の欲求は満たされない。
・お客様が望むのは、全ての品が揃っていることではなく、自分の買いたい品が豊富に揃っていることである。したがって市場の全ての要求を満たそうとすると、全ての要求を満たせなくなる。
・社長の定位置は社長室ではなくお客様のところである。
・優柔不断は誤った決定よりもなお悪い。決定に伴う危険や部下の不満を考えて、イタズラに迷っていたら、会社をおかしくしてしまう。
・社長とは、企業の将来に関することをやる人である。そして、それは社長以外には、誰もやってくれないことである。
・会社の中の数字は、絶対額で見るだけでは不十分であるので必ず「傾向」で見よ。
・「小さな市場で大きな占有率」こそ、優良会社になる近道である。
私自身これはできていないことばかりなので恥ずかしい気持ちになりますがあえてご紹介させていただきました。賛否両論はありそうですが、大企業ではなく、あくまで、中小企業の社長の経営心得としては大変勉強になるものだと感じました。機会があれば読み漁って見たいものです。
コインチェック・ショックの件
- 2018.01.29
- ビジネスの話
インターネット上の仮想通貨を取り扱う仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)から、580億円相当の仮想通貨が流出した問題に関して、金融庁がコインチェックに業務改善命令を出しました。
弊社もコインチェックを使って仮想通貨取引を行っていましたが、最近口座残高を0にしていたので、影響がありませんでした。しかしながら、取引が簡単に行えるということもあり、ウォレットに金額を置いていたという状況は同じですので、他人事ではない感じです。
460億円の返金を現金で行うことを約束するとの事です。すごいですね。時期は未定ですが。
私が個人的に思ったのは、コインチェックはNEMを取引所の形態で取引していなくて、販売所の形態をとっています。したがって、Zaifとは違ってとても大きな取引手数料がかかりますが、にもかかわらずおよそ26万人もの顧客がNEMを預けていたということで、その人数の多さに驚きました。
コインチェック社は2017年9月に仮想通貨取引所の登録を申請したが、通常なら約2か月の審査が4か月経過しても終わらず、現在も登録に至っていないというところがとても気になりました。それと今回の不正ハッキング事件の絶妙なタイミング。色々と考えてしまいます。
2018年新年初心に返って③過去を建設的なものにする方法
過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえどもただ1つしかない。過去の失敗を冷静に分析して何かの足しにするか、あとは忘れることだ。(D.カーネギー)。
皆様2017年色々なことがあったと思います。良いことが多かった人、悪いことが多かった人。2018年気持ち新たにと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ぜひ過去の失敗を悔やんで悩み続けるのはやめましょう。覆水盆に返らず。
不注意でミルクをこぼしてしまったとしても、その不注意をどんなに嘆いて自分の至らなさに後悔して反省しても、こぼれたミルクは一滴たりとも戻ってくることはありません。税理士試験・社労士試験・行政書士試験で不合格となってしまった方も、不合格となってしまった自分の頑張りの足らなさにどんなに後悔しても、結果が不合格であることは変わりませんし、諦めない限り同じ試験を再び受けるため受験勉強がスタートすることは変わりありません。
なぜ失敗したのかの分析はとても重要です。でもそれを超えていたずらにくよくよしても仕方ありません。この場合の正解は悩むことではなく、落ちたその日から次の試験に向けて勉強をすることだけなのです。あとその過去の失敗はいったん忘れることです。
くよくよ悩まず、しかるべき人に相談して、心穏やかに毎日を過ごしてまいりましょう。悩みは本当に恐ろしく、それが習慣になってしまうと連鎖的に悩みが増え、ストレスがどんどん蓄積してしまいます。カーネギー流の6つの習慣を取り入れてみてください。私は1日寝てしまうと基本的にすぐリセットできるので無意識にこれをできている気がしますが、おすすめです。
悩むクセをなくす6つの習慣
①常に忙しく活動する
仕事でも趣味でも勉強でも、悩む暇がなくなるくらい忙しく活動する。
②小さなことにくよくよしない
つまらないことはさっさと忘れる。小さなことに悩むのは人生の貴重な時間の無駄遣いと考える。
③「その不安が的中する確率は?」と自問する
冷静に考えてみると多くの場合取り越し苦労であると気づく。
④避けられない運命には従う
自分の力ではどうにもならない出来事に悩むのはエネルギーの無駄である。
⑤気持ちの切り替え時を自分で決める
悩みの対象事象の重要性を冷静に判断して、どこまで考えるべきか決める。
⑥過去の失敗で後悔しない
教訓にするか、わすれてしまうべきである。
常に最悪の事態を想定することですね。自分もお仕事で色々なことがありますが、例えば起こりうる最悪の事態「命を取られる」「逮捕される」「破産する」などを考えてから、もう一度現在の事案に向き合うと、どの事案も大したことではないんですよね。ちょっとオーバーでしょうか(笑)是非無駄に悩まず歩んでまいりましょう。いつでも相談にのります!
2018年新年初心に返って②リーダーシップ
あまりに多くのリーダーが、自分のしていることとその理由は、誰にも明らかなはずだと思っている。そのようなことはない。多くのリーダーは自分の言ったことは誰もが理解したと思う。しかし誰も理解などしていない。成果をあげるには、自分をわかってもらうために時間を使わなければならない。(P.F.ドラッカー)
経営学の父といわれるP.F.ドラッカーの言葉です。私は上記を見て「ハッ」っとしました。特にこの数年おろそかになっていました。2017年これに気が付かされる出来事もあり、また2018年はチーム再編を予定しており、取締役・執行役員・経営会議参加者などについて改革を始めます。私以外にもリーダーは社内にたくさんいる組織となりましたが、まずは自分もそのリーダーの1人として、自分が考えていることなどについてしっかりと時間を使って伝えていく必要があると感じました。
さて、組織改革においてはリーダーを決めて組織・チームを作っていかねばなりません。ドラッカーはリーダーについて以下のように述べています。
人間集団の基準というものはリーダーの仕事ぶりによって決定される。したがってリーダーこそ強みに基づいて仕事をしなければならない。リーダーの仕事ぶりが優れていれば他のメンバーの仕事ぶりも良くなる。(P.F.ドラッカー)
すごく普遍的な話なのですが、リーダーは仕事ぶりが優れていて誰よりも頑張れてコミットできる人でなければなりません。この優れているというところは、2つの観点があろうかと思います。スペシャリストとしてプレーヤーとして第一線で活躍し皆を引っ張っていく人か、あるいは、ゼネラリストとして皆を引っ張っていく人か。どちらも組織においてはとても重要です。
そして根本リーダーに重要なのものは、以下のとおり「真摯さ」です。
リーダーシップが発揮されるのは、真摯さ(Integrity)によってである。範となるのも真摯さによってである。真摯さは取って付ける訳にはいかない。真摯さはごまかせない。(P.F.ドラッカー)
思うところ、私が大好きなドラッカーと稲盛和夫氏の両名が唱えていることはかなり共通していて、これらは人生・仕事において普遍的な大原則です。自分もリーダーの1人として強く認識していきたいと思います。同時に社内でいわゆるリーダー職として1名以上の部下がいるメンバーは是非これを認識してほしいと思いますし、リーダー職にこれから上がるべきメンバーにとっても重要な基準でもあろうかと思います。