キャリアポートフォリオ(Career Portfolio)

最近”キャリアパス(Career Path)”ではなく”キャリアポートフォリオ(Career Portfolio)”という言葉が好きです。その人しか経験してない事がその人のバリューとなり、まさにオンリーワンです。誰かに決められるのではなく自分で決める。監査→FAS/Taxという道だけではなくポォートフォリオは無限大です。

それはもちろん転職を通じてもできるとも思いますが、個人的な活動やボランティア、そして何より同一組織内でも経験できます。私はEY新日本だけの経験で開業しましたが、様々なことに首を突っ込み、顔を出してきたのが功を奏したように感じます。メンバーのために多様な機会を提供したいと思います。

もし1つのことを集中して極めていくということが苦手な方がいたとしても、今日は全然心配いらないと思います。興味のあることを仕事/プライベート関係なくどれも楽しみながら頑張ればいいのではと思います。私も専門家ですがゼネラリストになりたく様々なことを学びたいという思考でした。

公認会計士なのに税務をやる、そして行政書士業務をかじったり、社会保険労務士の試験を受けてみたり。英語もテクノロジーもやったり。MBAの世界もみてみたくてビジネススクールに行ってみたり。どれも一生懸命やればその人にしか得られないキャリアポートフォリオができあがると思います。十人十色。

career-portfolio

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これまでのベンチャー投資

これまで個人と会社で累計15社くらいベンチャー投資をしてきました。具体的には出資等により株式か新株予約権を頂いて参りました。うち1社IPO、1社バイアウト、1社逃亡、進行中10社ちょっと。

これも時々税理士の素晴らしさについて語る時にいうのですが、税理士はシード期のクライアントに出会う機会がとても多い士業だと思います。そしてIPOに関する知見をちゃんとつければ、上場を目指す経営者から信頼を頂ける可能性も高いです。株式を譲り受け、対象会社の顧問は外れても資産管理会社や個人のお手伝いをするなど仕事も継続します。

教科書通り1社のIPOで投資は十数倍になりすべてが回収できお釣りがきます。その利益は労働の利益とは性質が異なり事務所の数年分の利益になりえます。また1社のバイアウトは数ヵ月という短期間で数倍になりました。

とはいえ成功確率はこのくらいのものであります。失敗もつきものです。我々は投資のプロではないので…悔しいのは1社の逃亡。頑張った上での倒産ならいいのですがいつの間にか会社が経営されていませんでした…見る目がなかったです。

これからも自分のドメドメのIPOバックグラウンドをうまく生かし、自分達ではなし得ない素晴らしい夢を掲げる経営者を応援させて頂きます。

ipo

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サンクチュアリ

友人の会計士経営者から、経営者に絶大な人気を誇るNo.1の漫画を教えてもらいました。恥ずかしながらその漫画を知らなかったのですが、読んでみると大変刺激が強く…攻め続けなければいけないと奮い立ちます。

政治と極道の漫画で「サンクチュアリ」といいまして、30年ほど前の日本が舞台です。今読んでもとても興味深い内容です。むしろ今だからこそいいと言うか。作者は未来を予言していたのでしょうか。そこから失われた日本の30年…。

貯金を使い果たしてしまった感がある日本ですのでこれからが正念場です。このままだと30年後には…寂しい感じの未来が。私は政治家ではないので、経営者として士業として経済面からの日本の発展に寄与していきたいと思います。

ちなみに私は22歳~34歳まで大変ギラギラした町東京港区在住でしたが、今は引っ越して平和な町に住んでおります(笑)でも思い返せば港区に住んでいた時の自分が最もアグレッシブで攻めていたなと思うので、これからも初心を思い出し色々とチャレンジしていきたいと思います。

manga book

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教育の格差

教育の格差が続く限り、貧困の連鎖は止まりません。私は貧困について語るほどものすごく貧困だったとは言えませんが、少なくとも前川家で初めて大学に行かせてもらいました。

祖父は中卒で就職後すぐ太平洋戦争へ、父も母も高卒だったので稼ぎはよくありませんでした。体の弱い父は若い時から本をたくさん読んで学ぶことの大切さに気付いていたようでした。

残念ながら父が大学に進学する金銭的な余裕は前川家にはありませんでしたし、不幸なことに父は19歳で脳腫瘍を患い左半身に若干の麻痺が残り左耳は聴力を失いました。

ですが私も弟たちも幸運でした。

  • 両親が教育の大切さに気付いていた
  • 教育のためにお金を惜しまなかった
  • 最低限の塾の費用を捻出することができた
  • 子供たちがそれに応えることができた

男3兄弟は大学まですべて国公立を選択し、最低限のお金を有効活用させてもらって就職するに至りました。私は会計士、次男は税理士、三男は作業療法士。

私は就職してからは少なくともお金の心配はしなくてよくなりました。大学進学→会計士試験のおかげだと思います。ということで家系における貧困の連鎖は断ち切った経験を有しています。

学歴や資格がすべてではありませんが、あって損はないと思っています。私のこれまでの経験、そして、会計税務や人事労務等の事業を通じて、社会課題の解決に少しでも貢献したいと思います。

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RSM清和監査法人との食事会

先日、Tokyo American Clubにて、RSM清和監査法人とRSM汐留パートナーズの役員メンバー等で食事会を開催しました。RSM清和監査法人Managing Partnerの戸谷さんと私はEYの2003年同期入社です。こうして20年の時を経て”RSM”という素晴らしいグローバルネットワークの冠で一緒に仕事ができているのは本当に嬉しいです。20年前、私たちはよく食事に行く友人関係でした。その後戸谷さんはRSM清和監査法人のパートナーに就任し、また、私は独立開業をし汐留パートナーズを設立しました。開業当初は私もRSM清和監査法人に所属し監査業務を担当していました。戸谷さんの紹介もあり、昨年私達はRSMに加盟することができました。

日本では公認会計士等の業務に関する法律や独立性が大変厳しく、保証業務を提供する監査法人と、それ以外のサービスを提供する法人を分けて経営しなければなりません。そのため、海外の皆様にはわかりにくい組織形態となっているとは思いますが、RSM Japanとして同じ志を持ち世界中のグロバールミドルマーケットのクライアントに対してシームレスなワンストップサービスを提供しております。現在は監査業務の他、税務・労務・法務・ファイナンシャルアドバイザリーサービスを提供できる体制が整っています。今後はテクノロジーに関するコンサルティング領域についても力を入れていきたいと思います。

RSM Japanは日本で総勢350名程の規模ですが、さらに規模を拡大させ成長・発展していきたいと強い決意を持っています。これからも引き続きクライアントにご満足をいただける素晴らしいプロフェッショナルサービスを提供しながら、同時に日本でのRSMの知名度を向上させていきたいと考えています。今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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英語ができなかった会計士(私)が少しできるようになって良かったこと

まだまだそんなにできるわけではないので国内学習レベルですが、英語学習を10年続けてきて本当に良かったと思っています。海外に留学しなくても継続すれば感じられる効果が必ずあります。

例えば、英語が少しできるようになってから良かったと感じる点です。

  • 第一次情報にダイレクトにアクセスしやすくなった
  • 多様性に関する考え方を理解しやすくなった
  • 些細なことを気にしない寛容さが身に付いた
  • RSMというグローバルネットワークに入ることができた
  • 世界約80億人に向けてサービス提供の可能性がある
  • 考えが会計士の枠に囚われなくなった
  • MBAで海外の文献なども参照することができ、海外プログラムに参加できた
  • ITのグローバルトレンドを理解しやすくなった
  • 昔は無意識に外国人が恐かったがそれを克服できた
  • 外国人の友達や知人ができ連絡が取り合える
  • 世界中旅行してもコミュニケーションができより楽しめる

また、最近活用しているVRの英語学習で「レベル6:海外出張レベル」にUPしました!今まではまだ海外出張するレベルではなかったのか…とも思いましたが(笑)

でも頑張り甲斐がありますので、これからも続けていきたいと思います。

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弱音と決意

自分は北海道釧路の田舎生まれ、小学校から大学まで国公立、家系で初めて大学に行かせてもらいました。

会計士になり東京に出て、そして素晴らしい仲間に恵まれ、リーマンショックと東日本大震災で経営危機を感じつつも余裕そうに見せ続け…何とか会社を経営しています。

本音を言うと、東京都心や海外で仕事をすると、幼少期から私立受験・海外留学・帝王学的なものを経験しているキラキラの猛者が多く、競争するのが結構キツいです。

不器用な私はかなり無理をしています(笑)積んでいるCPUやメモリが違うようにも感じます。時々死んだように寝る日があります😩

長くやっていると困難なこともありますが、ここまで来たので引き続き頑張りたいと思いますし、そして様々な職歴や学歴や国籍の人達と楽しく仕事をしていきたいです。

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卒業しても繋がっていける関係

大学院を卒業しましたが今後も繋がっていけるというのは素晴らしいなと思います。年齢、国籍、業種等問わず。大学院に入って良かったなと思います。

プチ留学・半年留学・1年留学等選択肢は色々ありましたし、グローバル系や英語系の科目もたくさんありました。事情があって主に国内にいなければならなくても、学べる選択肢ってたくさんあるのだなと思います。

コロナもあって急速にオンラインの授業の体制が整い、フルタイムの学生はやはり対面が良いとは思いますが、リカレントで働きながら学び直す私たち社会人にとって、ハイブリッド環境は最高でした。

出会った方々の間でビジネスがスタートしたり、またスタートアップに出資したり。ブラジル留学に一緒に行った以下写真の友人の会社には出資させて頂きましたので親戚関係になりました。

今年はできることなら1週間KBSにプチ留学してくる学生を英語でおもてなしする役割を担って、大学や教授と接点を持ち続けたいと思います。

写真は先日の食事会、素敵な仲間達に感謝です。ということで国内MBAも意外といいのですよという報告でした。

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大学院 最後の授業が終わりました

今日は概ね大学院の最後の授業でした。体調不良のため残念ながらオンライン出席にしましたが、あっという間の2年弱でした。MBAで学べば立派な経営者になれるとは全く思いませんが、もっと学んで会社や社会に貢献したい、経営を生涯通して頑張りたいという方にはおすすめしたいと思います。

ちなみに日本のMBAは授業も概ね日本語ですし起業する人はほとんどいないので、もし起業するなら”Think Big!!”ということで海外MBAを視野に入れるのがよいのかなと思いました。クラスメートの中でも既に起業している人は少なかったのですが、既に経営している私にとっては素晴らしい環境でした。

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ICLの手術をしました 

昨日ICLの両目の手術をしました。これでコンタクトの脱着をしなくてもよい生活がスタートしました!最高によく見えます。紹介してくれた会計士の萱場さん、そして代官山アイクリニックの五十嵐先生には感謝しかありません。 

五十嵐先生は日本に10名しかいないICL技術指導ドクターで、最初にお伺いした時から自ら一人一人の患者さんに対応し手術を行ってくださっています。手術は片目510分くらいでトータル20分くらいでした。少し押される感覚だけで痛くなかったです。 

レーシックでなくてICLにした理由ですが、私は近視がすごすぎて削る部分が足りませんという事で10年以上前にレーシックを諦めたためです。追加の理由としてICLだと後で挿入したレンズを取り外せるという点です。将来レンズに色々なデジタル情報が表示される時代が来るかも。 

あと信頼できる会計士の萱場さんが先行して受けられていて、会計士なので手元も見えてほしいのであまり遠くがガンガン見えない方がいいよねと五十嵐先生が調整をしてくれました。会計士仕様です 

参考までに私はいつもは-8.5のコンタクトを装着して視力を0.81.0にして仕事をしていました。ゴルフの時は-10.0を装着して行ってました手術後は裸眼で1.2になりました。乱視も矯正できました。 

髭の脱毛もしているので朝の時間を削減でき出張の持ち物も減りもとても楽になりそうです。これから国内外たくさん出張しますので本当に助かります。安くはないので(私としてはこの快適さを考えると安いと思いますが)長く生きて回収できるよう健康にも気をつけます 

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