ホーチミンでのPKF Asia Pacific Conferenceに参加して

2018年6月にPKFのAsia Pacific Conferenceがベトナムのホーチミンで開催され、汐留パートナーズグループからもメンバーが参加しました。テーマは「FOCUS – Branding, People and digitalization」。

法務労務を含む広義の会計税務業界が、「ブランド、人、デジタル化(IT化)」を大切にすることにより未来が開けてくることを学んでまいりました。

Park Hyatt Saigonで4日間カンファレンスが開催されました。7:00朝食→ワークショップ→昼食→ワークショップ→夕食22:00終了?というスケジュール。まるで合宿みたいな感じでとても有意義な時間を過ごすことができました。

トピックス:これからの会計業界、グループ間の協力
重要な点:信頼(ブランディング)、テクノロジーの活用

●これからの会計業界
今後は会計や人事の仕事において、記帳・入力等の作業系の業務が少なくなってまいります。そのため、私たちにはより一層専門的なコンサルティング能力が求められることになります。業務の中心は月次・年次決算から、税務アドバイザリーへ、そして、コーポレートファイナンス(Valuation業務)、ビジネスアドバイザリー(IT統制やForecast)が中心となってきます。

●PKFネットワーク間の協力
アウトバウンドにおいては、マレーシア、インドネシア、オーストラリア等のメンバーファームから新たな情報が得られましたた。これまでのアウトバウンドのルートよりクラインアントファーストなサービスが可能となることを確信しました。インバウンドにおいても、プレゼンテーションや会食などを通じて、私たちが日本で税務、人事労務のサービスができるメンバーファームであることをアピールし、中国、シンガポール、香港等のファームとより密に連携できるようになりました。

●重要な点
①信頼(ブランディング)
信頼を勝ち取るには非常に長い時間がかかるが、信頼失うのは一瞬です。これからテクノロジーにより激変する世の中においても、信頼というものは非常に大切です。マネジメント含め全員が真摯にクライアントと仲間と向き合っていく必要があると感じました。
②テクノロジー
これからの時代はテクノロジーを駆使して短い時間でたくさんの仕事をこなせるようになります。一人一人がITリテラシーを高めていく必要があります。汐留パートナーズも世の中の動きに合わせCloud会計やERPへシフトしてまいります。Money Forward、その他PKF関連のLucanet(連結会計ソフト)、Xero(ERP)などのソフトに対して引き続き関心を持ってまいります。

AIや様々なUIがリリースされ、それらは今後も発展されるべきであり、そこにどう向き合うかが今後のカギになります。ITリテラシーは最低レベルの引き上げは必須です。私たち職業会計人の世界においてもデジタルネイティブの世代が活躍できる環境を整備する必要があります 。私たちは無形のサービスを提供しています。よって目に見えないものを目に見えるようにしていくために努力をしていく必要があります。

今回、初めて英語でスピーチをする機会がありました。緊張しましたがとても良い経験になりました。今後もPKFのメンバーファームとして世界中のクライアントに良いサービスを提供していければと思います。

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)

本日は公認会計士の日です。

7月6日は、公認会計士の日です。

「日本公認会計士協会では、昭和23年7月6日に公認会計士法が公布されたことを記念し、この日を「公認会計士の日」と定めております。」とのことです。(日本公認会計士協会HPより)

以前EYにいた時には、ちょうど公認会計士の日に法人設立記念日が重なり、休みを取ってこのあたり閑散期ゆえよく旅行に行っていたなぁと思いだしました。暑い日が続いておりますが、皆様、どうぞお体ご自愛くださいませ。

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