実力も運のうち

ハーバード大学も東大も多くの学生が所得上位層の出身です。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の”実力も運のうち”という言葉はその通りです。

サンデル教授は名門大学が集まる「アイビーリーグ」の学生の3分の2あまりが、所得規模で上位20%の家庭の出身になっていると指摘します。教育社会学者の舞田敏彦氏が調べたところでは、東大生の親の場合、世帯年収950万円以上に占める割合が62.7%もあったそうです。

最近”親ガチャ”という言葉をよく聞きますが、すべての若者が公平にチャレンジできる社会であることは重要です。私は裕福ではなかったのですが、幸い高卒の両親が私達兄弟の教育にお金を使うことを惜しまず、私は前川家で初めて大学に進学することができました。その後弟や従弟たちも続きました。

ついつい能力主義の世界における勝者は、努力が足りないと敗者への謙虚さを失いがちになってしまうと聞きますが、そうであってはいけません。今後の人生において、そのような社会形成のために微力ながら貢献していきたいと思います。

 

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前川研吾 X(旧Twitter) RSM汐留パートナーズ 採用X(旧Twitter)

松坂大輔選手が引退

私達の世代のヒーローである埼玉西武ライオンズの松坂大輔選手が引退しました。同学年なので私達は”松坂世代”と言われました。個人的には大好きだった広末涼子さんの”広末世代”だったのですが。

さて彼の偉業は語りつくせません。

・甲子園大会で春夏連覇(1998年)

・イチローとの初対戦で3打席連続奪三振(1999年)

・WBCでの2大会連続MVP(2006年、2009年) など

個人の苗字で世代を一括りにし、20年以上たった今も通用するっていうのは稀有で個人的には伝説の人です。本当にお疲れ様でした。

 

 

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