成果を上げるためには

コヴィーの「7つの習慣」の本質は「成果を上げる人の習慣は自己管理と他者への貢献から生まれる」にあると。

  • 自分を律して管理すること
  • 自己満足ではなく他者に貢献すること

時間をおいて読み返すたびに、新たな気づきを与えてくれる深い言葉。言うは易し行うは難しいです。行動あるのみ。

仕事でもプライベートでも、継続して活動を続けていると必ずチャンスが訪れると思います。結果につながる行動を重ねることが大切なので、弊社では人事評価制度にコンピテンシー項目を取り入れています。

一方で、弊社の各事業部にはMBO(目標管理)の個人別数値があり、これは個人と会社の目標を一致させ評価に繋げる定量的な仕組みとなっています。もちろん数値だけでは測れない定性的評価(コンピテンシー)も大切にはしていますが、やはり私達の業態においては数字も大切です。しっかりこれを構築しなければ在宅ワークやフレックスなどの柔軟な働き方の制度が残念ながら崩壊してしまいます。

プロフェッショナルサービスファームのメンバーとして、自分自身が商品となり活躍するのであれば避けられない指標。私の知る限り弊社に限らず一定規模以上の事務所には必ず存在する仕組みです。

事業会社の管理部門での評価や活躍の仕方とはかなり異なり、経理畑や人事畑の方が転職してこのマルチタスク&数値目標というものが合う合わない、自身の適性と向き不向きという所にすごく関係してくると言えます。

数値が高いメンバーは忙しくも効率的に業務を行い結果を出していたり、合わせて常に見えないところで自己研鑽をしてスキルアップをし、そのような難易度の高い(≒報酬の高い)業務をこなしているはずなのです。

そのため、限界に挑戦しているかがとても大切であると思います。能力の限界に何度も挑戦している人は社内でも社外でも高く評価したいです。高業績者に共通してみられる行動特性,すなわち”コンピテンシー”が高いためです。結果的にバリューイノベーションにつながっていく確率が高くなると信じています。

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福岡事務所開設

このたび、RSM汐留パートナーズ株式会社は3月1日に福岡事務所を開設いたしました。福岡市の中でも特にビジネス向けの環境が整っている天神エリアにオフィスを設けました。

最初は大阪事務所と同様にコワーキングスペースを拠点とする形でのスタートとなりますが、今後、九州地方のメンバーが新たに加わるタイミングや勤務形態を総合的に勘案し、必要に応じて物理的なオフィススペースを確保していく可能性もあります。

今後は、九州の皆さまとともに、首都圏や海外の顧客をサポートできる体制を整えてまいります。これから主に会計税務やコンサルメンバーの採用活動を本格化し、また福岡からグローバルに活躍したい方も募集予定です。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
https://shiodome.co.jp/fukuoka/

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欧米と日本のパートナーの比較

欧米のパートナーの過酷さを見聞きするとそれはもうすごいです。弊社のパートナーは誰もが耐えられないでしょうし、私ですら白旗をあげるかもしれません。ゆえにどんどん売上が増加していくのでしょう。最低でもパートナーは数億・十数億円の売上と10人以上のメンバーを抱えているように感じます。

一方それでは会社が壊れ仲間が仲間でなくなってしまうこともありそうなので、日本での最適なあり方を模索したいです。海外では時には王様と奴隷くらいの違いがあるとも聞きますが(最近は人手不足で恐らく変化)、日本ではアメリカほど役員・パートナーとそれ以外の地位の違いのようなものはありません。

日本ではパートナーの肩書きを有していても実務をかなりやっています。大手監査法人ではパートナーが営業だけという訳にはいかず、最新の会計基準についても理解しておく必要もあります。大手税理士法人でも代表者以外はクライアントワークに従事しており、毎年税制改正をキャッチアップしています。

国際ビジネスに浸かりすぎると売上増加が正義みたいな錯覚に陥りがちですが、日本の良さを忘れず独自の文化も大切にしたいです。貢献に比して過大な要求は言語道断ですが、お互いに尊重し合える楽しい良い仲間達と会社をやっていきたいと思う日々です。

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